Internet Explorer　Web発行ウィザード設定方法

準備

WindowsパソコンでInternet Explorer4.0〜5.0が導入されていて、FrontPage Expressがインストールされているパソコンでは、簡易ホームページ転送ソフトが付属していますので、これを利用してホームページの転送が出来ます。
ただし、あくまでも簡易的なものなので不要なファイルの削除やダウンロードといった機能は無いようです。
弊社としては、「FTP Explorer」のような一般のFTPトの利用をお奨めしますが、ここではInternet ExplorerのWeb発行ウィザードを利用した簡易ファイル転送の仕方を説明します。

接続先の登録

［スタート］→［プログラム］→［Internet Explorer］→Web発行ウィザードを選択し、Web発行ウィザードを起動すると最初に以下のようなウインドウが表示されます。

［次へ］を押して下さい。

ファイルまたはフォルダの選択

下図の赤線の枠内に製作したホームページの転送元ファイル名またはフォルダ名を指定します。
［フォルダの参照］や［ファイルの参照］ボタンを押すとコモンダイヤログボックスにより視覚的に指定することも可能です。

［次へ］を押して下さい。

Webサーバ名

「登録名」は、なんでも結構ですが、とりあえず"e-net"とでもしておくと判り易いでしょう。

［次へ］を押して下さい。

サービスの選択

「サービス」の欄のドロップダウンリストから”FTP”の項目を選択します。

［次へ］を押して下さい。

URLとディレクトリの指定

「URLまたはインターネットアドレス」の欄に”http://www.e-net.or.jp/user/USER_ID/”のように入力します。
ここで言うUSER_IDは、USER_ID登録書に記載されているあなたのユーザIDです。
「ローカルディレクトリ」の欄には「ファイルまたはフォルダの選択」の項目で既に設定している内容のフォルダ名が入力されているはずですので、ここでは入力する必要はありません。

［次へ］を押して下さい。

ファイルの送信

設定内容に問題がなければ、これで送信の準備は完了です。

［次へ］を押して下さい。

認証情報の入力

「ユーザ名」の欄にユーザID登録書に記載されているあなたのユーザIDを入力します。
「パスワード」の欄にも同様にユーザID登録書に記載のパスワードを入力ます。

［OK］を押して下さい。

転送完了

サーバへの転送が完了すると以下のメッセージが表示されます。

これで送信は完了です。
ただし、このソフトはあくまでも簡易的に転送するだけですので、サーバ上にある不要なファイルなどの削除などはサポートしていないようですし、ダウンロードなどの機能もついていないようですので、ホームページのメンテナンスには不向きです。今後HPを更新したりする場合には、早い段階でFTPソフトを入手し、FTPでの管理をする方が望ましいでしょう。

確認

送信したら、（絶対にとはいいませんが）どのように表示されているか確認しましょう。
文字が化けてしまって何を書いているのかまったくわからなくなっていたり、イメージがうまく表示されなかったりしていることがあります。

補足

FTPソフトには、以下のような代表的なものがありますので、お試しください。
慣れてくるとこちらの方が絶対に便利です。

• FFFTP（フリーウェア）
• NextFTP（シェアウエア）