と言っても、本当に隣りのクルマが小さく見えるわけではない。ちゅーか、自分の車の方が小さく見えるのだが。

　乗ってる車は「日産SUNNY (B14)」。サニーの昔のキャッチフレーズに「隣りのクルマが小さく見えます」ってのがあったそうだが、そんな時代に私は存在すらしなかったので知る由もない。

　就職したら車が欲しくなるものだが、いきなり自分で車を買う金などあるわけない。そこへ新しい車を買いたがっていた親父が目を付け、くれた :D　結局、親父が買ったのは、またサニー（しかもB14）だったが・・・

　歴史のある車だねぇ。
　かつての三種の神器に代り、カー(クルマ) ･クーラー･カラーテレビという頭文字に"C"を持つ新しい三種の神器が登場して、"3C 時代"という流行語まで生まれた１９６６年、1000ccクラスのファミリーカーとして初代サニー登場。サニーの登場によって日本はマイカー時代の幕開けを迎えたそうだ。

　そんなクルマだから、非常に無難な作り。ほんまに家庭的。オッサン車である。

　さて、親父は私が生まれる以前からサニーを乗り続けている。まぁ、車に金をかけられるほど余裕がないですからな。私自身も親父と同じ職業だったりするが。

　というわけで、次乗る車もサニーになるおそれがある。値段が手頃だし、燃費が良いし、小回りが利くし、何よりも自分が生まれた時から、家族と一緒に歩んできた想い出深いクルマ、それがサニーなのだから・・・＜最後、ちょっと美しくまとめてみた（笑）

　少しは、若者っぽいクルマにも乗りたいんですがね。