名張市スキー協会の紹介。

1.名張市体育協会60周年に寄せて より
                                                                 名張市スキー協会 
                                                                 会長  村井 正憲

 名張市体育協会が創立60周年を迎えられますことを心からお祝い申し上げます。これもひとえに歴代役員の皆さまのご努力と熱意の賜物と敬意申し上げます。
 私達名張市スキー協会も仲間入りをさせていただいて、早28年になります。
市民の皆さんにスキーを楽しんでもらうことを目的にスキーツアーを毎年開催していますが、発足当初に参加された子どもが大人になり、我が子を連れて再び参加をしてくれています。このように事業を毎年継続していけることは、私たちの喜びとなっています。
 また、地域の皆さまのご協力ご支援と、会員の努力もあり、全国中学校スキー大会やインターハイ、並びに国民体育大会の県代表選手として派遣できるまでに成長しました。
 そして2014年3月に行われた第48回県クラブ対抗スキー競技会では、27連覇を成し遂げていた別クラブを抑え、当協会加盟チームのスノーメイト名張が男女総合初優勝を勝ち取ることができました。
 これからも市民の皆さんのスポーツする楽しみや喜び、また健康維持・向上の意識に応えられるよう私達スキー協会も精励いたします。

2.名張市スキー協会の歩み

 昭和50年代より、名張市山岳協会の方々が、県体スキー競技等に出場したり、スキーツアーを募集してスキー協会的な役割を果たされてきました。

 昭和60年2月に有志数名が、県民体育大会スキー競技に昭和61年、62年に出場した者の努力により、スキー協会発足の気運が高まりました。当時、市山岳協会の紹介で、県下で最初に公認指導員の認定を受けた村井正憲氏を会長に迎え、昭和62年12月17日に当協会が発足しました。

 クラブはスノーメイト名張と命名しました。

 発足当初から、市民の皆さんに雪に親しんでスキーを楽しんでいただこうと、バスでスキー教室を開催しました。

 第1回は昭和63年3月19日〜21日に鳥取県若桜町の氷ノ山スキー場に小学生を中心に48名で行きました。以来平成6年度まで7回氷ノ山スキー場にお世話になりました。

 平成7年度からは、岐阜県飛騨市のスターシュプールひだ流葉スキー場へ変更し、現在まで延べ45回スキー教室でお世話になっています。
その間、平成4年〜平成11年までは、正月前後に、長野県の野沢温泉スキー場、戸狩スキー場や北志賀よませスキー場に家族や大人向けにスキーツアーを実施し、2月〜3月には志賀高原を中心に約25回スキーツアーを実施し、協会発足以来約80回延べ約10,000人の皆さまにスキーを楽しんでいただきました。

発足当初は、全日本スキー連盟の基礎スキー指導員が2名でスターとしましたが、現在34名 (スノーメイト名張19名、スキーチームMON15名)を要しています。

 一方、競技スキーは、発足当初から、国体予選会、県体スキー競技に選手を派遣してきました。平成5年3月には第27回県クラブ対抗スキー競技会のクロスカントリー競技で野口洋二が、市で初めての県大会優勝者となり、平成7年2月の第49回県体スキー競技の大回転競技で、三中絵里子が女性初の優勝者となりました。

 平成7年3月には、東海北陸ブロックスキー学校大会に県代表として、スノーメイト名張が初出場し、その後6度大会に出場しています。

 平成13年3月の第35回県クラブ対抗スキー競技会ではスノーメイト名張が悲願の男子総合優勝を成し遂げました。

 平成14年2月には全国中学校スキー大会アルペン競技に、清滝恵利が当市で初出場し、同年3月には、アメリカ・ソルトレークで開かれた、パラリンピック・アルペン競技に兵後正剛が日本代表として出場しました。

 同年11月には、SKI TEAM 門(もん)が協会に新規加盟しました。

 平成16年2月には、インターハイ・アルペンスキー競技に稲葉龍太が、国民体育大会クロスカントリー競技に、野口洋二が、いずれも当市で初めて出場しました。
 
現在競技スキーは、アルペン競技・クロスカントリー競技で全国中学校スキー大会やインターハイ並びに国民体育大会の県代表選手として派遣できるまでに成長しました。 
雪なし県としてのハンデはありますが、今後も協会として生涯スポーツとしてスキーの楽しさを広め、また競技力の向上にも力を入れたいと考えています。

3.加盟チーム

  スノーメイト名張  (昭和62.12〜)   会員134名
  スキーチームMON(平成14.11〜)    会員17名
                  2団体、会員合計151名


4.主な業績または戦績

昭和63年3月 スキー教室(鳥取氷ノ山スキー場)
          (氷ノ山では平成6年まで7回開催)
平成元年3月 県クラブ対抗スキー競技会初出場
平成3年12月 野沢温泉スキーツアー(初の級別テスト実施)
平成5年12月 戸狩スキーツアー
         (平成9年まで5回開催)  
      3月  第27回県クラブ対抗スキー競技会      
         (距離競技 野口洋二 市で初の優勝)
平成7年1月  少年スキー教室流葉スキー場で開催
      2月 第49回県体スキー競技
         (大回転競技 三中絵里子 市で初の優勝)
      3月 県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝、木本晶、三中真一、三中絵里子、
          基礎団体スノーメイト名張)男女総合初の2位
      3月 東海北陸ブロックスキー学校大会出場
         (スノーメイト名張以降6度出場)
平成8年2月 東海北陸スキー技術選手権 清滝克徳 市で初出場
平成9年12月 北志賀よませスキーツアー
         (平成10年まで2回開催)
平成10年1月 協会設立10周年記念行事(北海道キロロスキー場)
平成12年3月 第34回県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝男子6部回転 村井会長以降4連覇)
平成13年2月 三重スポレクスキー競技
          (優勝中学女子大回転 清滝恵利)
      3月 第35回県クラブ対抗スキー競技会
          (回転優勝、稲葉龍太、清滝恵利、男子総合優勝)
平成14年2月 全国中学校スキー大会アルペン、
          清滝恵利 市で初出場(長野県菅平)
       3月 パラリンピックアルペン競技、兵後正剛出場
          (アメリカ・ソルトレーク)
平成15年3月 県クラブ対抗(優勝 寺門誠二)
       3月 協会15周年記念事業(野沢温泉)
平成16年2月 インターハイ・アルペン競技 稲葉龍太出場(北海道名寄市)
       2月  国体スキー競技クロスカントリー野口洋二出場(山形県)
平成17年2月 国体スキー競技クロスカントリー野口洋二出場(岩手県)
       3月  県クラブ対抗スキー競技会
          (優勝 野口洋二、男女総合3位 スノーメイト名張)
平成18年1月 障害者ワールドカップ(韓国ヨンピョン)SL(視覚障害クラス)
         5位 兵後正剛
      2月 国体スキー競技クロスカントリー野口洋二出場(群馬県)
      2月 全日本スキー連盟指導員 2名合格
      3月 県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝 野口洋二、清滝恵利、クロスカントリーリレー スノーメイト名張)
平成19年3月  県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝 木本晶、清滝恵利、クロスカントリーリレー スノーメイト名張、
         男女総合2位 スノーメイト名張)
平成20年2月  全国中学校スキー大会出場(石川県) 櫻本有起
          全日本スキー連盟指導員 1名合格
      3月 県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝 佐脇秀則、清滝恵利、櫻本有起、
          男女総合2位 スノーメイト名張)
平成21年2月  全国中学校スキー大会出場(岐阜県) 櫻本有起
          全日本スキー連盟指導員 3名合格
      3月  県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝 井上晃一、櫻本有起、男女総合2位 スノーメイト名張)
平成22年2月  三重スポーツフェスティバルスキー競技(優勝 櫻本有起)
          全国中学校スキー大会出場(岩手県) 櫻本有起
          東海北陸中学校スキー大会(回転競技 7位 櫻本有起)
      3月 県クラブ対抗スキー競技会
        (優勝 井上晃一、野口洋二、清滝恵利、櫻本有起、
         男女総合2位スノーメイト名張)
平成23年1月  中部日本スキー大会(クロスカントリー 6位 野口洋二)
      2月 三重スポーツフェスティバルスキー競技(優勝 野口洋二)
          全国高等学校スキー大会出場(岩手県) 櫻本有起
          国体スキー競技出場(秋田県) 櫻本有起
       3月 県クラブ対抗スキー競技会
       (優勝 野口洋二、櫻本有起、男子総合優勝
        男女総合2位 スノーメイト名張)
平成24年1月   中部日本スキー大会(クロスカントリー 6位 野口洋二)
       2月  三重スポーツフェスティバルスキー競技(優勝 野口洋二、櫻本有起)
            全国高等学校スキー大会出場(山形県) 櫻本有起
         全国中学校スキー大会出場(宮城県) 三木拓土
         東海北陸ブロックスキー技術選手権出場 山本琢磨、鈴木俊哉
          国体スキー競技出場(岐阜県) 野口洋二、河合伸郎、櫻本有起
       3月  県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝 井上晃一、野口洋二、技術団体、男子総合
         男女総合2位 スノーメイト名張)
平成25年1月  中部日本スキー大会(クロスカントリー 3位 野口洋二)
       2月  三重スポーツフェスティバルスキー競技(優勝 井上晃一、野口洋二、
         櫻本有起、男女総合5位)
          全国高等学校スキー大会出場(北海道) 櫻本有起
         東海北陸ブロックスキー技術選手権出場 山本琢磨、鈴木俊哉
          国体スキー競技出場(岐阜県) 野口洋二、櫻本有起
       3月   県クラブ対抗スキー競技会
         (優勝 井上晃一、野口洋二、山本琢磨、櫻本有起、技術団体、
         男子総合優勝・男女総合2位 スノーメイト名張)
平成26年1月  中部日本スキー大会(大回転2位 櫻本有起、クロスカントリー5位 
         野口洋二)
       2月 三重スポーツフェスティバルスキー競技
         (優勝 井上晃一、山地隆司、野口洋二、櫻本有起男女総合4位)
          東海北陸ブロックスキー技術選手権出場 山本琢磨、鈴木俊哉、
         山本芽似
          国体スキー競技出場(山形県) 野口洋二、櫻本有起、宇田雄一
       3月  県クラブ対抗スキー競技会
        (優勝 井上晃一、野口洋二、佐脇秀則、山本琢磨、櫻本有起、
         技術団体、男女総合初優勝・男子総合優勝 スノーメイト名張)
       3月  スノーメイト25周年記念スキーツアー(野沢温泉)

 

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