夏見廃寺跡 |
夏見廃寺は、名張川右岸の男山南斜面にある古代寺院跡で、出土遺物から7世紀の末から8世紀の前半に建立されたと推定されています。 これについては、醍醐寺本薬師寺縁起に「大来皇女、最初斎宮なり、神亀二年(725年)を以て浄原(きよみがはら)天皇のおんために昌福寺を建立したまう。夏身と字(あざな)す。もと伊賀国名張郡に在り。」と記載され、その昌福寺であると考えられているためです。 このように、白鳳文化を伝える夏見廃寺は伽藍配置に特異な点が見られるなど国の史跡に指定され、併設されている「夏見廃寺展示館」では、復元金堂を始め、各種の出土品などを展示しています。紹介した写真は出土品から復元したせん仏(仏像をレリーフした焼き物)壁です。 |
開館時間 | 9:00〜16:00 |
休館日 | 月曜日・木曜日・年末年始(12月28日から1月3日) 但し、休館日が祝日にあたるときはその翌日 |
入館料 | 一般200円・高校生100円・小中学生無料 団体一般150円・高校生無料 |
所在地 | 518-04 三重県名張市夏見2759 TEL 0595-64-9156 |
●お問い合わせは |
三重県名張市観光協会 |
518-04 名張市平尾3225 0595(63)9087 |
三重県名張市商工観光課 |
名張市鴻之台1番町1番地 0595(63)2111(代) |