1-4 周辺に生息する動物たち
名張には動物たちの住みかとなる里山が残されていて、人里に出てくることの多いいろいろな動物が見られます。その身近な動物たちを取り上げてみました。
・キツネ
三重県にはキツネが多く生息し、捕獲して襟巻きにして生計を立てている人がいるそうです。
キツネはイヌ科の動物です。尾がイヌよりも長くネズミを食べます。また、普通は単独で生活していて繁殖期間や育児期間はオスとメスが同居しているそうです。
・タヌキ
タヌキもイヌ科の動物です。
昔は人里に住むケモノだったことから、タヌキという漢字はケモノヘンに里と書かれています。今は人間の食べ残しは衛生管理上ナイロン袋に入れられて市役所の車で集めていますので、タヌキの食べるものが無く山に入ってしまったと言われています。
民家の近くで餌づけしやすいのもその本性からでしょう。
・ニホンシカ
ニホンシカは本州・四国・九州・屋久島から台湾・中国・朝鮮半島にまで分布していて、一定の地域に定着し生活を続けています。普通は3〜4頭かまたは5〜8頭の小群でいるそうです。
シカは昔から大切に保護されていて貝塚からも骨が多く出ていますし、シカの画はほかの動物よりも多く描かれています。また、シカは平和の動物として人間に親しまれ古くから和歌や俳句にも詠まれています。
シカの子模様は特別美しいですね。10月に交尾し翌年5〜6月に1頭の子を産みます。子シカは20日〜30日位哺乳し、寿命は約25年だそうです。
・ノウサギ
三重県下にいるノウサギはキュウシュウノウサギといって、平地から山地まで県下全域に広く分布しているようです。毛は夏冬を通じて茶褐色をしていて、ノウサギの子は産まれた時から眼が開き毛がはえていることが飼いウサギと違う点だそうです。
【つつじが丘の動物情報】
つつじが丘周辺でも、野性の“さる”や“きつね”や“たぬき”、それに“しか”や“のうさぎ”などが確認されています。その時の様子を住民の方から伺いました(平成10年〜11年)。
“さる”の話
北二番町に事務所を持つIさん・・
『今年(平成10年)の夏、車でつつじが丘から下比奈知に下りて行き、まもなく「しもひなちばし」にさしかゝろうとした時、橋のたもとに比較的大きな1頭の“お猿さん”が座っていてジ−ットこちらを見ている事に気が付きました。丁度カメラを持っていたので撮ろうと思って、車のポケットからカメラを取り出したその時“お猿さん”はすたすたとその場を去って行ってしまいました。多分ニホンザルだと思います。とても残念だったけれど、胸弾む想いでした。』
“きつね”の話
北十番町にお住まいのSさん・・
『何年も前から裏の林に“きつね”がいることは判っていました。餌づけが出来ればと思い金網超しに餌を置いてやっていたところ、やがてほぼ毎日、3頭の“きつね”が金網の所までやって来るようになりました。1頭は子きつね、2頭は親きつねでした。そう言えば、ここ1年ほど前から比奈知ダム工事の音が大きく聞こえる様になってからはあまり姿を見せません。少し淋しいですね。』
比奈知ダムが完成して静かになった今年(平成11年4月)の話
『昨年暮れ頃から時々姿を現すようになりました。先日も2頭の“きつね”がやって来たところを見かけました。』
“たぬき”の話
北十番町にお住まいのSさん・・
『“きつね”同様、“たぬき”はお昼近く決まった時間に現れていました。静かになった今、また元気な姿を見せてくれるでしょう。』
比奈知ダムが完成して静かになった今年(平成11年4月)の話
『昨日3頭の“たぬき”が現れて、内1頭の子狸は、警戒する様子もなく近寄って来て餌をねだって行きました。これからが楽しみです。』
“しか”の話
北二番町に事務所を持つIさん・・
『平成9年の春、つつじが丘を下りた花瀬川の入り口付近で精悍な雄の“しか”を見かけました。まもなく“しか”は物おじすることなく林の中に入って行きました。』
“のうさぎ”の話
北十番町にお住まいのYさん・・
『もう5年も前のこと、夜、車で帰宅の途中自宅近くの空地から突然“のうさぎ”が車の前方に跳び出して来て、一瞬止まったかに見えましたが、次の瞬間素早く林の中に跳びはね・逃げ込みました。あれから以降残念ながら見かけません。』
★ 動物愛護に満ちた、とても素敵なホームページ「 里 山 談 義 」を紹介します。ここをクリックして下さい。「人間が草木とそこに生きつく生き物達が織りなす感動を綴ったエッセイと写真をドッキングした随想録」です。筆者は名張市つつじが丘にお住まいの阿部好男さんです。
★ ここから沢田 毅さんのホームページ「MonkeyMountain」にリンクしています。ここをクリックして下さい。青森県下北半島で撮影したニホンザル、ニホンカモシカ、サラブレッドなどの素晴らしい写真が沢山掲載されています。お楽しみ下さい。
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