伊賀市・名張市広域行政事務組合 伊賀の国
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名張市 なばりのナッキー
庁舎 名張の地名の語源には諸説があり、今回は3つの説をご紹介します。
●名張の地形が山間の底に隠れて目立たないことから、「隠れる」という意味がある、古語の「隠(なば)る」(動詞)、「隠(なばり)」(名詞)が転じたとする説。
●初瀬より山の中へ入り、三本松辺りの高地から名張を望むと、一大盆地が開け晴々した気持ちになることから、原始林などを開墾するという意味がある、新墾(にいばり)が転じたとする説。
●古くから名張の地が、鮎の産地として有名であったことから、鮎の縄張り的な習性、あるいは鮎漁猟者間の縄張り(なわばり)が転じたとする説。
 また、古い文献には、名張の地名が様々な漢字で表現されています。
●「ナバリ」という地名が文献上で初めてみられる『古事記』には、「那婆理(なばり)の稲置(いなぎ)」と表現されています。
●『日本書紀』では「およそ幾内(うちつくに)は名墾の横河(名張川)より以来」、「夜半に及びて隠(なばり)の郡に到り、隠(なばり)の駅家(うまや)を焚き」と表現されています。
●『万葉集』には、「わが背子は何処行くらむ沖つ藻の隠(なばり)の山を今日か越ゆらむ(私の夫は今頃どこを旅しているだろう。隠の山を今日越えているだろうか。)」という歌が遺されています。
 現在の「名張」の文字が一定して用いられるようになったのは、『古事記』が完成した翌年の西暦713年(奈良時代)であると言われています。

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