伊賀市・名張市広域行政事務組合 伊賀の国
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森口茂さんの写真
ふるさと三重の語り部
森口 茂さん
せせらぎ運動公園(大山田村)

01.jpg 上野市から服部川を遡(さかのぼ)ると中之瀬峡から開ける盆地は田園風景の中に幾多のロマンとストーリーの薫り漂う歴史の舞台が展開しています。
 また四季折々の手つかずの自然がその美しさを見せています。中でも古墳銀座といわれる200余の古墳が点在し、伊賀の采女宅子(うねめやかこ)の物語、鎌倉時代に創建された新大仏寺等数々の歴史が伊賀街道に余すところなく伝えられています。
02.jpg さて、今から350万年前生存していたというゾウやワニの足跡化石が服部川べりに発見され古琵琶湖層の始まりといわれる「大山田湖」に証明され現在せせらぎ運動公園に復元され当時の面影を偲ばされます。ゾウは体型背の高さ(背高)4メートルという発掘上世界最大のシンシュゾウであり、ワニは2〜2.5メートルの大きさのクロコダイルといわれます。また服部川をさかのぼること8キロメートルのところで1994年にクジラヒゲを持つクジラの頭蓋骨が発見され、また1998年にはガンジスガワイルカの先祖のハクジラの頭部の化石が発見されました。これらは何れもほとんど変形されることなく約1700万年前のクジラ類を考えるうえで貴重な学術資料として、村でレプリカにして保存展示されています。
 以上の如く山奥の地で一方は陸地に棲むゾウやワニ、一方は海に棲むクジラ類で古代の研究の基礎といわれる大発見です。ここで住む住民と訪れる人の注目に値します。村人もふるさとづくりのための大きな宝物として永く伝えることでしょう。

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