筒花生 銘 羅生門(らしょうもん)
高さ27.3cm 16世紀
開いた口部にひずみを付け、胴に二筋深い筋目を付けている。正面は一方に灰が激しく降りかかってビードロ釉は焦げ肌となり、背面は赤く焼き締まっている。
数ある伊賀花生のなかでも、最も景色の鮮かな作例である。