ごあいさつ バックナンバー Vol.1

森脇かずのりです。
平成18年8月に当選をさせて頂いて、もうすぐ丸4年が経ちます。この間、みなさんにお支え頂いて市議会議員として仕事をさせて頂きました。本当にありがとうございます。

  この4年を振り返ってみますといろんなことがありましたが、名張市政において良くなった点もあれば少し後退してしまった点もあります。みなさんにご報告を申し上げたいと思います。
まず、良くなった方ですが、これは行財政改革が功を奏し、財政再建や小回りの効く行政、決定までの簡素効率化が図られた事です。また都市内分権や待望であった雇用の場の創出が進んだ事です。その理由は市民のみなさんのご協力を頂いたり、その過程で補助金の切り下げなど、いろんな我慢をして頂いたり。さらには、自主自立、行政に頼らない自分たちでまちづくりをするという市民のみなさんの強い決意があったからこそです。
しかし、財政は良いのか、まちづくりは進んでいるのかなど、なかなか実感できないのが実情だと思います。それゆえ、まだまだ私ども政治家や行政が、努力をしなければいけないと思います。

  そしてこの4年間で、少し後退したことや捗らなかったことは、救急医療の危機的状況です。また人口の減少や名張経済の低迷です。本当に改善すべき点がまだまだあります。伊賀医療は、昨年から、救急輪番制を強いていますが極めて厳しい状況です。また市立病院の慢性的な赤字体質の改善も何とかしなければなりません。これは「伊賀医療は一つ」の観点で進まなければ解決はできません。魅力ある安心・安全な名張、雇用の創出は若者の定着に直結します。進展し始めたとはいえ、 まだまだ改善しなければならない、名張の大きな問題だと思っております。これらの事は私の議会での詳細な分析や再三にわたる発言や質問によって、この4年間でクローズアップさせた問題だと思っております。

 さて、わたくし森脇かずのりは、政治の役割は意外に単純なことだと思っております。それは、困っていない人、そして自立をしている人には余計な支援はしない。しかし、困っている人にはしっかりと手を差し伸べる。これが政治の基本姿勢だと思っております。しかし、困っている人に手を差し伸べるためには財源が必要です。その財源を確保するためには、無駄遣い、非効率な使い方を改めなくてはなりません。もっとも名張市の1年間の予算は一般会計、特別会計、そして、公営企業会計、すべて合わせますと1年間で約450億円。巨額の予算であります。この予算、例えば0.5%だけ効率化し、無駄を省くだけでも約2.2億円の財源が出てまいります。こうしたことに一生懸命に取り組む財政部門のプロジェクトチーム、それを作らなければ困った人に手を差し伸べる、医療や雇用創出や子育て支援を充実させる、こういうことはできないと思っております。私は引き続き市政経営の充実に取り組んでまいりたいと思っております。 

 そして最後になりますが、政治で大切なことはもうひとつあります。「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なきものに実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし」と吉田松陰先生の言葉にあるように、政治家は死んでも、これだけはやり抜くという決意と信念がなければならないと考えます。しかし、バランス感覚も非常に大切でありますから、多くの市民の皆様が信頼を抱いて頂けるような政策・制度をつくる。これが政治の基本であります。そうした観点から申し上げますと、正しい情報、そして事実を市民のみなさんにお伝えしませんと、信頼を抱いて頂くこともできないと私は思っております。

こういう心構えに基づいて引き続き、私もしっかりと頑張らせて頂きたいと思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

平成22年4月吉日