京都府亀岡市稗田野町柿花 積善寺の境内のいっかくに桜天満宮がある。 |
昭和の初め頃、桜天満宮の祭神、菅原道真にちなみ 桜石の小片を紙に包み雷よけのお守りとしていたともいわれる。 |
現在、境内に見られる桜石は六角柱状の遊離個体。
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桜石は菫青石の一変種で本来の菫青石はすみれ色であるが 変質して絹雲母・緑泥石化している。 ピンク色や金色のものが多くみられる。 |
桜天満宮の山を挟んだ反対の斜面ではホルンフェルス中 に緑青色の硬質の桜石がみられる。 |
ホルンフェルス中の紅柱石 マグネシウムやアルミニウムを多く含む泥質のホルンフェルスには 菫青石や紅柱石が成長する。 京都府相楽郡和束町にて採集 一部、空晶石化している。 |