緊急拡大理事会

議事録

 

と き:20121130()1930

ところ:名張市役所大会議室

 

 

 

 

 

 

 

 

1.あいさつ

森岡会長…お忙しい中ありがとうございます。緊急拡大理事会ということで、理事さんをはじめHS委員の方、一般の保護者の方にも参加していただいている。この高校活性化の説明会としては今回が最終と聞いている。私どもの考えとしては先日の理事会で確認しているが、それ以外の忌憚のないご意見やご質問を出していただきたい。

県教委(加藤推進監)…教育総務課で教育改革を担当している。今回は説明の機会をいただきありがとうございます。伊賀地域全体で県立高等学校を活性化していくことが大きな課題となっている。平成21年度には伊賀白鳳高校を設立したが、さらに少子化が進む中で、名張桔梗が丘高校と名張西高校を統合するということで皆さんのお声を聞かせていただきたい。今までの説明会にも多くの方が参加してたくさんのご意見をいただき、またアンケートも丁寧に見させていただいている。小中学校の保護者さんを中心とした多くの意見としては、できるだけ早期に統合していくことはやむを得ないが、県教委はいい学校を予算面でも人員面でもしっかりとやってもらいたいというご意見や統合していく際に新しい学校が設置されない学校の生徒さんは後輩が入ってこない。そういった生徒さんへのケアと学校生活が充実したものとなるようきっちりと対応してほしい。あるいは、今伊賀地域から他地域へ進学している生徒さんが名張の高校へ進学することになった場合定員はどうなるのかといったご意見やご質問をいただいている。今回もこれまでの説明会と同様の内容だが、ぜひいろいろなご意見をいただきたい。

2.伊賀地域高校活性化の説明

県教委…(パワーポイントにて説明。配布資料のP20〜27参照)

3.質疑応答

Q…資料P3の「伊賀地域の中学校の卒業者数の推移と予測」について、小中在籍者数、卒業者数とはどういうことか?

A.小中学校在籍者数は、今年51日現在のそれぞれの学年の在籍者数。卒業者数というのは予測で、例えば現小6の子どもは今は1602名在籍しているが、4年後に中学校を卒業するときは1550名となると予測している。これは過去のデータから変動率を算出してかけている。中学校では3年間であまり変動がないが、小6から中1に進学するときに他地域へ出て行くということがあって減っている。中学校で増えているのは、伊賀市の日生学園中学が学年途中からでも編入してくるという傾向がある。

Q.現小6と現中3の子どもの数が変わらないのに高校のクラス数が減るのはなぜか?

A.現中3の子が小6のときは1633人ぐらいだった。見かけ上は30人減っているだけのように見えるが、日生学園の子の50人を含んでいるので、公立中学校では実際は80人減ったということになる。日生学園中学の子は公立高校を受験しないので、それも考慮したクラス数となっている。

Q.小6の子が中3になると50人程度減るという予測はわかるが、H28年に統合してもし公立高校が29クラスに減ったとして、3クラスも減ると入試がかなり激戦になり、この学年が犠牲になると思う。

A.H28年度に2930クラスになると予測しているが、これは統合するしないにかかわらずこのクラス数となる。資料のP18の「伊賀地域公立中学校卒業者の進路状況」にH243月の中学校卒業者の進路を記載しているが、1578人の卒業者のうち伊賀地域の公立高校に進学したのは1171人。この割合は毎年変動するが、近年の傾向をふまえて計算したところ、H28年度は29クラスだとギリギリで30クラスだと欠員が生じる可能性が高い。伊賀地域に以外に進学していた生徒が新しい高校に来てもらえるという期待も込めているが、それでも30クラスで対応できると考えている。

Q.説明の中で、設置場所に関する意見として「公共交通機関で通いやすい場所」とあったが、どういう意味か?

A.主に伊賀市の子どもたちが伊賀鉄道を利用するということを考えたときに、桔梗が丘高校の方が公共交通機関で通いやすいというご意見をいただいている。因みに、もう一つの「新しい学校の学校像を実現できる場所」は、単位制を取り入れて少人数の選択制の授業をするということを考えると、学校の規模から名張西高校の方が適切というご意見をいただいている。

Q.現中1の子どもが校舎が使われない高校に入った場合どうなるか?校舎が使われる高校に入っても、例えば西高の情報科英語科の子どもはどうなるのか?普通科に編入されるのか?

A.H27年度に入学されるお子さんについては、卒業するまでその入った高校の生徒。例えば西高の英語科に入学した生徒は西高の英語科を卒業する。もし新しい学校が西高に置かれた場合は、H27年入学のお子さんが2年になったときは、1年生は新しい高校の生徒、3年のときは1、2年が新しい学校の生徒となり、二つの学校の生徒が同じ校舎にいるということになる。その場合、桔梗が丘高校にH27年に入学したお子さんは、H28年度は1年生がいない、H29年度には1、2年生がいないということになる。新しい学校をどちらに置いてもこの後輩がいない学校というのはできる。その状況では選択科目の問題、部活動の問題、少人数で活力が失われるなどいろいろな心配するご意見をいただいている。教育委員会としてもそういったことが起こらないように、最後までその高校の生徒として誇りを持って卒業していただけるようにサポートしていく。過去の統合の例では最後の学年になったときに、統合した学校に通うことにした学校もあるが、今回はかなり大きな規模の高校となるので、その時期がきたときに学校、保護者や生徒の意見を聞いてしっかりとサポートしていく。

Q.中学校で保護者に説明しても関心が薄い。意見がないからといってそのまま進めるのではなく、公平な目で設置場所を決めてほしい。質問としては伊賀市から西高は遠いにも関わらず、伊賀市から通っている子が多いがなぜか?

A.名張西高校には情報科英語科という桔梗が丘高校にはない特徴があるということと、H24年度は西高校が6クラス、桔梗が丘高校が5クラスと定員が違うということも反映されていると思う。H23年度はどちらも6クラスでほぼ同数であった。

Q.今まで話を聞いてきて設置場所は西高だと感じる。桔梗の地域の方もそう感じている。桔梗が丘の地域は高齢化していて、高校生が通学しなくなるとますます暗くなる。桔梗が丘高校の跡地をどうするかということを同じぐらいに進めていかないと、地域の方が納得しないのではないか。地域の方を交えて意見を聞く場をもっと持ってほしい。

A.公立高校は今いろいろな情報を地域に発信したり、地域の方も暖かい目で見守っていただいたり、地域に育んでもらっている。ありがたく思いながらも子どもたちのことを考えると統合はしなければならない。統合時期、設置場所についてはH24年度中に決定することになっているが、協議会で提案いただいた通りH28年度に統合することになった場合、H30年度にはどちらかの学校に生徒がいなくなる。跡地の利活用については県教委だけでは決められないので、県の関係部局と検討を始めている。また、名張市や地域の方のご意見をいただきながら検討していきたい。

Q.桔梗が丘高校と西高が統合されると定員は何人減るのか?

A.現在、桔梗が丘高校は5クラスで200名、西高校は英語科40名、情報科40名、普通科が160名で合わせて240名となっている。新しい高校は8クラス320名になる可能性が高い。伊賀地域全体では2930クラスと予測しているので、そのほかの学校の定員がどうなっていくかは、前年度の入試の動向や生徒の志望状況などや普通科総合学科専門学科のあり方やバランスを総合的に考えながら算定する。

Q.国公立を目指すクラスを作ったら、津方面に流れて行っていた子が戻ってくる可能性があって、競争率が上がるのではと心配している。

A.進学に特化したコースは今のところ1クラス程度と考えている。40人のところに非常に多くの応募があるとそれは大変ありがたいことだが、逆に実績のない新しい学校に来ていただくには丁寧に説明して私どももかなり努力しないといけないと思っている。そのような状況も考えて、最大30クラスで対応できると考えている。

Q.進学に特化したクラスを作った場合はそれなりの先生は呼んでいただけるのか。

A.カリキュラムにあった教員配置をするのは当然のこと。また新しい学校を作るのには様々な予算が必要なので、教育委員会としてもしっかり交渉していきたい。

Q.子どもが津西に通っている。普通科と国際科学科であまり差をつけないでやってくれているので助かっている。今まで名張にはそんなに熱心な先生がいなかったと思うが、新しい学校では教育面にも力を入れてもらえるのか。

A.現在の桔梗が丘高校、名張西高校も生徒のそれぞれの進路実現のために頑張らせてもらっているが、国公立大学への進学を目指すとなると補習や課外授業などで進学に必要な体制を整えることは当然必要になっていくと思っている。ただ、今の桔梗が丘高校や名張西高は関西の私立大学や短期大学、専門学校への進学が多いが、そのような生徒が普通科に多く入って来ることが予想されるので、今の津西のやり方と同じという風にはならないと思っている。

Q.進学コースからやむを得ず普通科に流れた子どもへの対応はしてもらえるのか。

A.普通科では私立大学への進学を希望するお子さんが多いと予想される。国公立と私立では受験科目等が違うので、どのような科目設定をするのがいいのかということを、両校の教員を中心としたワーキング会議でカリキュラム等を検討しているが、今のご意見も踏まえながらこれから検討していきたい。

Q.一つの校舎に二つの学校があるということは具体的にどうなるのか。

A.新しい学校の状況を見ながら決定していくが、例えば伊賀白鳳高校の場合は、校長は一人で上野工業高校の校長を兼務。教員も両方の学校に兼務するという体制をとっていたが、おそらく新しい学校もそれに近いものとなっていく。

Q.新しい学校には素晴らしい構想が用意されているようだが、元の学校にはある程度反映されるのか。同じ校舎にいるので…

A.一部はできるかもしれないが、カリキュラムそのものは元の高校のカリキュラムになる。部活動などは考慮できるし、工夫しなければいけない。

Q.名張は住宅団地に住んでいる人が多く、西高に進学した場合、団地から駅、駅から西高と三交バスを利用している。年間定期が10万ぐらいかかるようだが、もうちょっと安価な通いやすいところにしてほしい。

Q.進学に特化したクラスを作るということが活性化か?上野高校へ行っている子たちがそのコースを志望してクラス数が増えると今桔梗が丘高校や西高を目指して頑張っている子たちが行くところが減ってしまう。ぜひ普通科クラスを活性化させてほしい。進学に特化したクラスのレベルは上高より上を目指すのか?もっと具体的に出してほしい。また、皇學館大学が撤退するときに、大きな施設が空になるという不安が地域にあった。いろんな説明がまず地元にあったし、跡地利用についても地域を含んで検討した。設置場所の決定については先延ばしにしないで、早めにその地域への対応をお願いしたい。

A.今いただいたご意見をしっかり受け止めさせていただく。進学に特化したクラスは国公立大学への進学に対応すると考えている。40人全員ではないかもしれないが、それに近い実績が出せることをまず目指す。このクラスへの志望が増えてもクラスを増やすか普通科のクラス数をどうするかということは慎重に考えていかなければならない。場所の問題については今のご意見も踏まえながら、できるだけ適切な時期に判断しなければならない。

Q.桔梗が丘高校がなくなる可能性が高いというご意見があった。桔梗が丘高校は吹奏楽部が夏祭りに参加するなど地域に貢献していると感じている。また駅から歩いて通っている子が多く、西高よりは通いやすいと思う。もし西高になるようであれば、スクールバスなどの検討をお願いしたい。

A.教育委員会として現段階でどちらの校舎を使うかということは全く白紙の状況。両方のご意見を承りながら、さまざまな角度から検討したい。どちらに傾いているということもないので誤解のないようにお願いしたい。

 

森岡会長…貴重なご意見をありがとうございました。参考にさせていただきます。設置場所につきましてはそれぞれの地域の思いがあるが、私たちとしては子どもにとってどれが一番いいか、子ども中心に考えていただきたいと思っている。また先ほども質問が出ていたH28年度のクラス数については私どもも心配していたが、県教委の方の説明を聞いて納得できた。

今までのHS委員会や理事会での協議や今日のご意見をお聞きして、設置場所という点ではいろいろなご意見があるが、示された学校像と統合時期については反対意見はなかったと思う。この点をしっかりと県教委の方に進めてもらうために要望書を出したいと思っている。内容はお渡ししている別紙のとおりで、3点ある。

「1.来年度以降、高校を受験する子どもたちの不安を解消し、また、現在の高校が小規模校とならないために、平成28年度の統合をお願いいたします。

 2.今回出されました新高校の学校像につきまして、これを実現するために最大限の努力をしていただきますよう、お願い申し上げます。

 3.廃校となり、下級生が入ってこない学校につきましては、授業や部活動等を活性化させ、生徒が不利益を受けることの無いよう、最大限の対応をしていただきますようお願い申し上げます。」

私が一番重要視しているのは3番目。統廃合はいずれはしないといけないし、廃校となる学校は必ず出てくるが、その子たちが不利益にならないように強く言っていきたい。この要望書を出してもいいか。→異議なし。

伊賀市PTA連合会と名張市PTA連合会の連名で出させていただく。

伊賀市PTA連合会・中村会長…今森岡会長からご説明いただきましたとおり、子どもたちがいきいきと通えるような学校づくりをしていただきますよう、これからもご努力をお願いします。

 

3.その他

・日Pのポスターができてきましたので、各学校のできるだけ保護者の方が見やすいところへ掲示をお願いします。

・前回の理事会で書き損じハガキの回収のご協力をお願いしましたが、各学校用の文書を用意したのでご活用ください。

・男女共同参画推進連携フォーラムが1月27日にありますのでご参加ください。チラシは後日お送りします。

・桔梗が丘南小学校で明日人権講演会があります。ホスピタルクラウンをされているクラウンサーカスさんの貴重なお話が聞けますので、興味のある方はお越しください。

・次回の理事会は1月29()です。