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●6月14日(木)番犬敬白 エロチック乱歩 乱歩作品を原作にした映画二本が6月から7月にかけて、東京のシアターN渋谷で公開されます。「エロチック乱歩」と銘打って、「人間椅子」と「屋根裏の散歩者」をレイトショーで交互に上映。もっともよく知られた乱歩の二短篇を素材に、新進気鋭のふたりの監督が新たな乱歩ワールドをくりひろげます。 ふれあうことも抱きしめ合うこともないまま愛し合っていたのだ。私たちは肉の重みとぬくもりで恋をしていた。肌も唇も触れぬ、恋。腱の張りを、腰のまろみを、下腹の隆起を、一枚の革を隔てて感じ合うことが、私たちの愛の営みだったのだ。(「人間椅子」プレスデータから引用) 愛慾と情痴 獵奇と狂氣 享樂と叫喚 そこは地獄と極楽がお互いに愛撫しあう場所。屋根裏から覗き見たことは、誰にも話してはいけない。(「屋根裏の散歩者」プレスデータから引用) それでは二作品のご紹介をば。
以上、アルゴ・ピクチャーズご提供の資料と画像にもとづいてお知らせいたしました。シアターN渋谷のオフィシャルサイトはこちらです。 |
●5月4日(金)番犬敬白 探偵小説発祥の地 神戸 昨年12月にオープンした神戸文学館で昨日、企画展「探偵小説発祥の地 神戸」が開幕いたしました。 神戸の港には諸外国から客船・貨客船がたくさん入港しました。それらの船には長い船旅の無聊を慰めるために肩のこらない読み物、特にミステリーが 積み込まれていました。神戸入港時にそれらが 街の古本屋に出回り、いち早くとりついた人々の間から、神戸発のミステリーが生まれました。神戸探偵作家クラブの主宰者西田政治は、多くのミステリーの翻訳をしています。西田の弟の友人が横溝正史という関係です。今回の展示では横溝正史を中心に、西田政治とその周辺も含めた作品、資料、写真などを展示し、陳舜臣に至る神戸のミステリーを生み出す風土を明らかにしたいと考えます。(リーフレットから引用)
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●4月10日(火)番犬敬白 末永昭二講演会 徳島県が生んだ日本 SF の父をしのぶ「海野十三忌2007」が5月に催されます。 海野十三の物書きとしてのデビューはラジオ雑誌だった。それ故重要な課題とされてきた《ラジオ雑誌と海野十三》の調査研究──。このテーマに、気鋭の研究家が斬新な視点から挑み、海野の科学小説家としての発想の原点を探る。あわせて電気技術者としての海野十三像を浮き彫りにする!(リーフレットから引用) |
●3月3日(土)番犬敬白 立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター センター通信
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●2月22日(木)番犬敬白 池田憲章講演会 徳島県の創世ホールで池田憲章さんの講演会が催されます。 ■石川県出身の佐々木守(1936−2006)は、戦後日本を代表する脚本家だった■彼が手がけたのは「ウルトラマン」「怪奇大作戦」「アルプスの少女ハイジ」「七人の刑事」「コメットさん」など、そのまま戦後テレビドラマの歴史といってよいほど多彩だ■佐々木が作品に託したもの、彼がめざしたものとは何だったのか■佐々木から薫陶を受けた SF 特撮研究家・池田憲章が万感込めて熱く語る!(リーフレットから引用) 特撮ファンはお見逃しなく。
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