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2004年7月前半
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●7月1日(木) 三重県民のみなさん、お喜びください。三重県がまたしても全国トップに輝きました。毎日新聞オフィシャルサイトから柴沼均記者の記事をどうぞ。
もう一段落だけ行っときましょう。
記事に名前が登場することからも知れるとおり、これもまた北川正恭前知事の余慶にほかなりません。つまりは過去の栄光ってやつですか。「旗振り役」の前知事がいなくなった三重県庁にかつての「腰の重い組織」が甦ってきていないという保証はどこにもないわけなのですが、いやいや、こんな意地の悪いことを記すのはやめておきましょうか。 それに、話はもう少し複雑なのかもしれません。と申しますのも、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」事業と「ネットで県民参画」事業とにおける電子掲示板の取り扱いを見る限り、三重県職員のみなさんはITの活用という側面においておおきに功を焦っていらっしゃるのではないかと見受けられるからです。すなわち、電子掲示板の必要があるとは思えないのにわざわざどーんと設置して、挙げ句の果てはいきなり閉鎖して全国に失態をさらしたり、かと思うと日本国憲法に違反して投稿の検閲かましたりといった眼を覆いたくなるような不始末不手際の背景には、なんだかあさはかきわまりない功名心が見え隠れしているようにも感じられるからです。要するにですね、たとえばIT先進県などというお先走りな旗のもと、ITの何たるかもよくわきまえていない人間がいたずらに目先の功を焦ってとんだお粗末を演じてしまった、あるいは演じつつあると、そういうことではないのかね、え、そうじゃないのかね君たち、と私には思われぬでもありません。 そのあたりのことも「知事と語ろう本音でトーク」でとりあげられればと思うのですが、きのうまとめるつもりだったトーク参加のための「事前意見送信書」追加分、あいにくとまだ仕上がっておりません。と申しますか、いまだ一行もしたためておりません。きょうこそ仕上げてやろうっと。 |
●7月2日(金)
三重県民のみなさん、おめでとうございます。毎日これだけ三重県の話題がつづくウェブサイトも珍しいのではないかと思われますが、本日もまた三重県のお話です。21世紀を迎えた紀伊半島南部にいまも露出する日本の古層、かの熊野古道が晴れて世界遺産に登録されました。中日新聞の記事をどうぞ。
知事の喜びの声も引いておきましょう。
おめでとうございます。おめでとうございます。いつもより多い目に回しております。 南北格差というのは地球規模に限ったお話ではなく、南北に長い地勢の三重県にだって存在しています。ひとことでいえば北が豊かで南が貧しく、三重県にとって県南部の振興はいっこうに解決策の見つからぬ積年の課題となっていますから、知事が熊野古道の世界遺産登録に伴う「地域活性化」に望みを託していらっしゃるのも無理からぬところでしょう。まずはめでたし、と申しあげておきましょう。 しかしこうなりますとわが三重県におきましては、現在ただいま「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」事業を展開中の伊賀地域の存在がいよいよ霞んでしまうことになりそうです。以前から記しておりますとおり、県庁内部ではすでにしてこの事業が失敗であったという結論が公然と囁かれているらしいのですが、熊野古道が一躍脚光を浴びることで県にとってほんとにもうどうでもいいような、誰からも見向きもされぬような事業になり果ててしまうものと予想されます。残念でしたな二〇〇四伊賀びと改め伊賀むし委員会のみなさん。 いやいや、残念でしたな、などと他人ごとみたいなこというのはそれこそ当事者意識皆無の二〇〇四伊賀びと改め伊賀むし委員会のみなさんにお任せてしておくことにして、そもそも当事者能力すら皆無の連中がどうして「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」などという事業に携わり、三億三千万をどぶに捨て去ってしまうことになったのか、みたいなことを一から解明して三重県に二度と同じ轍を踏んでいただかないようにするのがわれわれ伊賀地域住民に残された唯一の道でしょう。 とはいえ、熊野古道が世界遺産にという朗報が全国紙でいっせいに報じられた朝くらい、難しい話は抜きにしてにこにこしていることにしましょうか。 |
●7月3日(土) 三重県職員のみなさん、ご苦労さまです。 本屋さんに行ってこれこれこういう新刊はどのへんにありますかと尋ね、立ち読みで済ませるつもりだったのに店員のお姉さんがえらく時間をかけて見つけてきてくれたものだからなんだか申し訳ないような気になってつい購入してしまった、というような経験はおありではありませんか。私にはあります。きのうもそうでした。新聞広告で見かけて『採点! 47都道府県政』の著書がこんな本も出しているのかと気がつき、上記のごときゆくたてから心ならずも買う羽目になってしまったのが樺嶋秀吉さんの『「税金ムダ喰い」のカラクリ』 。 「政治家、公務員、都道府県別「ひどさ」を総検証!」というサブタイトルからも容易に推測されるとおり、中央といわず地方といわず議員や公務員がいかにお手盛りお手盛りで税金をみずからの懐に入れることに汲々としているか、その実態を具体的に暴いたのがこの一冊です。私はこういった類の、敢えていえば品のない本の所有者にはあまりなりたくないのですが、買ってしまったものは致し方ありません。寝っ転がってぱらぱら眺めてみたところ、巻末に「47都道府県のおカネ全比較」という表が掲載されていました。 がばッ、と私は起き直りました。どうやらこのところ都道府県別ランキングというやつが私のプチブームであるらしく、その手のものを眼にすると思わず反応してしまいますから困ったものです。 それは人口、財政規模など十五項目にわたって四十七都道府県の数値を比較した表だったのですが、残念ながら三重県が全国一位に君臨している項目はありませんでした。そのかわり、といってはあれなんですが、ブービー賞すなわちビリから二番目つまりは三重県が全国四十六位という項目が三つもあって、それは何かと申しますと下記のとおり。
三重県職員のみなさん、どうもご苦労さまです。数字にまるで弱い私にはいかさま理解の届きかねる点もあるのですが、とにかくどうもご苦労さまです。 職員はわかったけどそれなら知事はどうよ、とお思いの方のためについでに掲げておきましょう。
さて知事といえば「知事と語ろう本音でトーク」なわけなんですが、トーク参加のための「事前意見送信書」追加分、じつはまだまとまっておりません。と申しますか、やはり私は「知事と語ろう本音でトーク」なんてところに顔を出すのは気が進まないのでしょうな。やなこった、と思っておるのでしょうな。とはいえいまさら参加を見合わせるわけにも行きませんから、休み明けには「事前意見送信書」追加分を送信しなければなりません。しかしどうにも私の場合、人前にしゃしゃり出るのがなんとも苦痛なんですからまいったまいった。 そういえば、きのうも名張市のアドバンスコープという有線テレビ局から電話があり、人物紹介みたいな自主制作番組に出てくれないかとの依頼を頂戴したのですが、さすがに地元の局ですから私が普段からテレビ出演を嫌っていることは承知してくれていて、しかしそれは承知しているのだがぜひお願いしたいとの由。 「いまだったら中さんはやっぱり伊賀の蔵びらき事業についていいたいことがいっぱいおありだと思うんですが」 と地元テレビ局にも私の悪名はかなり知れ渡っているらしいのですが、 「それはそれとして、今回は江戸川乱歩のことでご活躍いただいている立場からお話しいただけたら」 みたいな具体的なお申し出もいただきましたので、いや私は近く「じゃーん。名張市は乱歩から手を引けキャンペーン」にとりかかることを予定しており、テレビに出演したとしても乱歩に関して名張市や名張市教育委員会あるいは名張商工会議所を全面的に批判することになるであろうし、あるいは名張市立図書館の乱歩コーナーを閉鎖することに対する市民の理解を求めたりするやもしれぬ、いやいやもっとひどいことを口走ってしまうやもしれぬのだぞ、それでは御社の立場がまずくなるのではないかなと言い訳してなんとか諦めていただいた次第です。アドバンスコープのみなさんどうも相済みませんでした。 そういえば何年前でしたか、上野市の伊賀上野ケーブルテレビという有線テレビ局からも、私が上野市内で不本意ながらかますことになっていた講演会の一部始終をすべて収録して番組で流したいのだが、という依頼を電話でいただき、これは困ったことになったなと、むろん講演者たる私にはその依頼を拒否する権利なんか全然ないのですけれど、そんな恥ずかしいことはやっぱやなこったと一計を案じまして、自分はこのたびの田中善助翁を主題とした講演のなかで上野市長を批判するつもりでいるのだがそれでもいいのか、もしも善助翁が生きていたとしたら上野市長など頭から一喝されて小さくなっていたに相違なく、したがって自分は天国の善助翁になりかわって上野市長を思いきり一喝してやるつもりでいるのであるが、それでは御社の立場がまずくなるのではないかなと言い訳してなんとか諦めていただいた次第です。伊賀上野ケーブルテレビのみなさんどうも相済みませんでした。 といったところでふと思いつき、つらつら勘案してみますに、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」事業をぶちかますとなればひとつやふたつは田中善助翁がらみの事業があってもいいはずなのにな、いったいどうしたんだろうな、上野の人は何を考えてんのかな、何も考えてないのかな、などとあれこれ愚考される次第ではあるのですが、結局そうは問屋が卸さないのが上野市のあれなところってやつでしょうか。 そんなことはともかく、「知事と語ろう本音でトーク」なんてものに参加しなければならぬのかと思うと私はもう憂鬱で憂鬱で、ほとんど鬱病かと思ってしまうくらいです。 |
●7月4日(日) ようやく昭和が終わりました。 ひとりの確信犯として著作権法を軽く無視しながらたらたら掲載をつづけている本サイト「乱歩文献データブック」の話です。 とりあえず名張市立図書館の江戸川乱歩リファレンスブック全三巻、すべてネット上で公開する作業を済ませてから「じゃーん。名張市は乱歩から手を引けキャンペーン」に着手し、手始めとして名張市教育委員会をかつーんと叱り飛ばしてやろうかなと腕を撫してはいるわけなのですが、それに先立つこの公開作業の徒労感はただごとではありません。朝もはよからカンテラこそ下げてませんが、すでに過去のものでありじつはあまり見向きもしたくない『乱歩文献データブック』という本にふたたび向き合って、目録としての至らなさをあらためて思い知りながらそれをウェブページに掲載してゆくのは気分のよろしい行為ではなく、坑内通いに似たこんな作業も乱歩を愛するすべての人のため、と承知はしているつもりなのですが、それにしても砂を噛むようなとはまさしくこのことか。ほんとやんなっちゃう。 それから脈絡もなく記しますと、私は名張市教育委員会より先にまず「知事と語ろう本音でトーク」において三重県知事を叱り飛ばしてやらなければならぬのですが、21世紀を迎えた紀伊半島南部にいまも露出する日本の古層、熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されたのを機に、登録を受けて知事が望みを託していらっしゃる「地域活性化」についてもひとこと申しあげておくべきではないかと思われてきました。すなわち、地域の活性化といったって目先のことしか考えられない県および地元市町村の職員と地域住民、さらにおまけで御用学者といったあたりのみなさんが結局は聖地を俗化させるだけで終わってしまう話ではないのか。世界遺産登録はまさに奇貨と呼ぶべきことでご同慶の至りではあるのだが、これからは君たち関係者の叡智が問われることになるのだぞ。君たちに叡智はあるのか。あ、おまへんのか。 しかしこうなりますと、7月13日の「知事と語ろう本音でトーク」名張市会場では「ネットで県民参画」事業をとりあげることになっておりますから、熊野古道がらみの話題をもちだすには7月29日の阿山町会場に参加する必要があるのかもしれません。知事とトークしたいとおっしゃる方はたくさんおいででしょうに私だけ二回も欲張るのは気が引けますし、それ以前になんだか関西でいういちびりそのものみたいな感じですし、要するに莫迦みたいですし、いやいや、名張市会場ただ一回の参加だって気が進まないと申しますのに、私はいったい何を考えているのでしょうか。別にトークの事務方にして三重県の内務省と呼ばれている総合企画局をからかって喜んでいるわけではないのですが。 さて、あしたからは平成か。ほんとやんなっちゃう。 |
●7月5日(月)
本日はまず favilla_ayaka@yahoo.co.jp さんから頂戴したメールをご紹介。
なかなかよさげなお嬢さんではありませんか。敬老精神にあふれているうえ、いかにも働き者らしい点が好ましい。男は結局のところ女の子のいじらしさに弱いものなのですが、このメールはそうした男の弱点を巧みに衝いているといってよろしく、そろそろ要介護認定のひとつも受けてみようかと考えている私はおおきに心を動かされてしまいました。 つづいては izayoi_queen@yahoo.co.jp のさがらゆかりさんのメールです。
色魔かおまえは。とはいえ、女の子はいじらしい色魔であればそれに越したことはありません。それでふむふむFカップの美白か、Mっ気ありソフトSM希望か、後背位を好むか、デートはノーパンミニスカでか。よーし。それならばデートは手近なところで乱歩の恩人川崎克が私財を投じて建設した伊賀文化産業城、つまり上野城の天守閣でかましてやることにするか。なにしろバリアフリーなんてどこ吹く風のあの狭くて急な階段こそ、地元住民にもほとんど知られておらぬもののノーパン嬢を先に登らせて愉しむための絶好のポイントなのだからな。よーし。相手がノーパンで来るのなら俺は松方弘樹みたいな派手なシルクのパンツ穿いていこうっと。南無、鬱病退散鬱病退散。 三重県民のみなさん、どんなパンツをお穿きでしょうか。そんなことはどうだっていいのですが、私の鬱の原因である「知事と語ろう本音でトーク」名張市会場がいよいよ来週に迫りました。ああ鬱じゃ欝じゃ。トークのための「事前意見送信書」追加分、書こうとすると妙にどよーんとした気分に襲われ、まるでひだる神に取り憑かれたような状態になって、ただの一行も書き進めることができません。ほんとになんとかしなければ。 |
●7月6日(火) 本日は ironnna_ironnnawatasi@yahoo.co.jp さんのメールから。
いまちょっと忙しいからどうもすいませんね。
さて三重県民のみなさん、ご心配をおかけしました。ようやく窮地を脱しました。「知事と語ろう本音でトーク」参加のため三重県の内務省すなわち総合企画局に書き送る「事前意見送信書」の件ですが、お役所向けの堅苦しい文章を書こうとするから鬱々してしまうのではないかと気がつき、なにしろ私はこの伝言において文芸と話芸のシュールリアリスティックな統合を志している人間なのですから、それならばお役所向けの文書でもそうした志を明確にしておくべきだろうと考え直しました。そこで漫才形式を採用して意見を書き始めたところすらすらすいすい筆が走り、古典的完成度を備えた漫才が完成しつつあります。ひきつづき執筆してきょうじゅうに仕上げ、あすにはお読みいただけるよう手配したいと思っておりますので、勝手ながら本日はこのへんで失礼いたします。 |
●7月7日(水) 本日のメール紹介はこんな感じです。
さあ、私にもよくわかりません。 さて三重県民のみなさん、きのうの県内各地は尋常ではない暑さを記録したものと思われる次第ですが、いかがお過ごしだったでしょうか。私はと申しますと雨にも風にも夏の暑さにも負けながら「知事と語ろう本音でトーク」の「事前意見送信書」をようやく書きあげ、一夜明けてさきほど送信いたしました。 送信書の記入項目のうち「知事に話したいこと」は漫才にまとめましたので、全文を当サイト「乱歩文献打明け話」に番外「参院選イケメン対決」として掲載いたしました。文字どおりの意味でご笑覧いただければ幸甚です。 その漫才にも、と申しますか「事前意見送信書」にも記したのですが、7月13日の「知事と語ろう本音でトーク」名張市会場におきましては、二〇〇四伊賀びと委員会オフィシャルサイト掲示板閉鎖事件ならびに過去ログ封鎖事件の真相を究明するべく当時の伊賀県民局長のご臨席をお願いいたしました。「ネットで県民会議」事業の検閲問題に関しましては、県の顧問弁護士の見解を発表していただくよう要請いたしました。 それでは本日はこのへんで。Yahoo! 天気予報によればきょうの名張市は午後3時の天気曇り、気温33℃、湿度75%だそうです。七夕だと申しますのに、いやまあ七夕は関係ないのですが、とにかくたまりませんな実際。 |
●7月8日(木) あっち関係のメール、本日は一通もありませんでした。あっち関係の人もこれだけ暑いと何をする気にもなれないのでしょうか。こっち関係の私もひたすら憔悴しております。 Yahoo! 天気予報によりますと、本日正午の名張市は晴れ、気温34℃、湿度73%。殺す気か。みなさんもきょう一日、なんとかこらえて長らえていただければと思います。 |
●7月9日(金) すっかり吉例となってしまいましたが、Yahoo! 天気予報によりますと本日正午の名張市は曇り、気温33℃、湿度63%。ああ、きのうよりは幾分か過ごしやすいかもしれません。ありがたやありがたや。週休二日でお務めのみなさんはきょう一日をやり過ごせばお休みが待っております。尋常さを見失うことなくきょうという日をお過ごしください。暑いから本日も短めで済ませます。 |
●7月10日(土) 高温多湿な温帯モンスーン気候のもと日々あくせくとお過ごしのみなさん、お住まいの地域はきのうもやはり尋常ではなく暑かったのでしょうか。当地はと申しますと午後2時半ごろをピークに局地的な雷雨に見舞われ、雷が鳴り響くなか車軸を流すような激しい雨が降り募りました。それがやがて小やみになり、すっかりあがったあとのあの夕刻の爽快さといったら。あなたにもわけてあげたかったと思っております。
さて8日木曜午後、乱歩旧宅の土蔵が8月の一般公開に先がけて報道陣にお披露目されたようです。読売新聞オフィシャルサイトから引用しておきます。
ついでですからもう一段落。
さて三重県民のみなさん、三重県が誇る参院選イケメン対決(何のことだかおわかりにならない方は「乱歩文献打明け話」の同題漫才をお読みください)は杉様ヨン様ががっぷり四つのままあすの当開票日を迎えることになりそうです。今度は伊勢新聞のオフィシャルサイトからどうぞ。
私の周囲にはあれ以降(つまりあの漫才以降ということですが)とくにこれといった動きもなく、ヨン様関連で斎藤十朗先生の関係者の方からお電話を頂戴した程度。自民党三重県連関係者のあいだで斎藤先生、あんたさえきっちり跡目に筋つけといてくれたらこげなことにはなっとらんかったんと違いますかの、この一人区落としたらわしらの立場はどうなるんですか、みたいな話が出ているのかいないのか私には知るよしもありませんが、ゆうといたるがの、あんたはわしらがかついどった神輿じゃないの、自民党三重県連がここまでになるのに誰が血ィ流しとるの、神輿が勝手に歩けるゆうなら歩いてみいや、みたいな話になっていたらとても面白いと思います。いや面白い面白い。 といったところで多少涼しくなったのを機にふと思い出しましたので記しておきますが、私は6月26日付伝言で「ネットで県民参画」の、というよりはその前身というか母体というか悪しき先例である「e-デモ会議室」における検閲の問題に関して、エディターというよりはセンサーすなわち検閲官と称するほうがふさわしい「e-エディター」のみなさんに「e-センサー」への改名を提案し、「当然のことをやっているはずのエディターがどうしてよだかみたいな扱いを受けなければならないのかというと、要するに場が変だからです。あるいは、手順が変だからです」、「e-エディターのみなさんは自分たちが置かれた環境のどこが変なのか、ひとつじっくり考えてみてください。もしもおわかりにならないようでしたら、やっぱ e-エディターから e-センサーに改名しなくちゃしょうがないか」と記しましたが、みなさんお考えいただけましたでしょうか。私の見解は「乱歩文献打明け話」の「参院選イケメン対決」に記してありますからどうぞお読みくださいね。 それでは恒例の Yahoo! 天気予報の時間となりました。本日正午の名張市は弱雨、気温29℃、湿度80%。きょうも雨模様で最高気温は30℃を切るみたいです。ありがたやありがたや。雨乞いが天に通じた農業民の気持ちがわかるような気がします。 |
●7月11日(日) 幾分か過ごしやすくなったと思ったら、あっち関係の人も生気を取り戻してくれたようです。本日は ayaka_luna03@yahoo.co.jp さんからのメールをご紹介。
ふーむ。これは以前 favilla_ayaka@yahoo.co.jp さんから届いたメールと同文ではありませんか。どうも怪しいな。もしかしたらこの手のメールは私だけではなく、機械的な作業であっちこっちに送りつけられているのではないでしょうか。どうもそんなふうに思われてきました。ある方からいただいたメールの下記のごとき文面からもそうした疑いが生じてくるわけですし。
いやー、さがらゆかりさんに二股かけられてしまいました。しかも埼玉と名張を股にかけた二股です。なんと大股開きな。もしかしたら裏で絵図引いてるのは山師トマかもしれません。まあ恐るべき子供たち。ほとんど美女と野獣じゃん。何いってんだかよくわかりませんが(けさの新聞の読書欄で河出からなんとコクトーの新刊が出たと紹介されてましたから、たぶんそこからの連想だろうなとは思うのですが)、どうやらこのさがらゆかりさんだって二股どころか三股四股、いやそれどころか小股猿股素股に猫股蛙股、刺股突棒袖搦み、ayaka だろうがゆかりだろうが男の純情を踏みにじった不届き者は残らずしょっ引かれてしまえこの。 暑さとは直接関係ないのですがちょっと体調を崩しておりますので(頭のほうは大丈夫だと思うのですが)、本日はそそくさとこのへんで。 |
●7月12日(月) 三重県が誇る参院選イケメン対決は(何のことだかよくおわかりにならない方は「乱歩文献打明け話」の同題漫才をお読みください)杉様が大方の予想を上回る大差をつけて圧勝なさいました。冬ソナだか秋サバだか知りませんが当節の韓流ブームも三重県に深く浸透するには至らず、斎藤十朗先生の跡目として期待されていたヨン様は一敗地にまみれてしまいました。三重の喧嘩ゆうたら取るか取られるかで。いっぺん後ろに回ったら死ぬまで先頭を取れんのじゃけえ。 読売新聞のオフィシャルサイトから引用いたします。
きのう夜更かししたせいでまだぼんやりしておりますので、本日は参院選イケメン対決の結果をお伝えするだけで失礼いたします。 |
●7月13日(火) 参院選の翌々日は「知事と語ろう本音でトーク」名張市会場の日となっております。いまさらトークしたところで何がどうなるものでもなく、私は「ネットで県民参画」事業にこと寄せて二〇〇四伊賀びと改め伊賀むし委員会オフィシャルサイト掲示板閉鎖事件ならびに過去ログ封鎖事件の真相を究明したいなと目論んでいるだけの話なのですが(むろんお先走りなだけでたいした効果も期待できぬ「ネットで県民参画」自体の見直しが必要なことは論を俟ちませんが)、さてそれさえも果たせますですかどうですか。ただしあの掲示板騒動では権力のグロテスクな本質というものがまざまざと示されてしまったわけであり、それはもう取り返しのつかないことなのですから、せめてそのあたりの事情だけでも関係各位にご認識いただければありがたいかなと思っております。
といったところでふと思いつき、きのう読んだ中沢新一さんと赤坂憲雄さんの対談『網野善彦を継ぐ。』(講談社)から中沢さんの発言を引いておきます。
まさしく何か決定的なことはすでに世に顕れてしまったという寸法です。権力のグロテスクな本質はあの掲示板騒動で私が示した否定性を躍起になって抹殺しにかかったことで明らかに証明されたのだと、そういうふうにお考えいただきましょうか関係各位のみなさん。 ここで振り返ってみますと私もこれで一年以上の長きにわたり、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」という事業に対してやめてしまえやめてしまえと否定性に基づいた異議申し立てをつづけてまいりました。私の批判はごく簡単なことで、行政の無謬性なんていまやもう誰も信じていないのですから間違いに気づいたらその時点で手を打つことにしなさい、三重県はそういった柔軟な行政を推進しなさい、そうした姿勢を高らかに宣言するために「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」事業という税金の無駄づかいを中止しなさいと、そもそもそんな主張に端を発して今日に至っている次第であり、「乱歩文献打明け話」では昨年6月の第二十五回「芭蕉さんは行くのか」にこんなこと記してもおりますし。
といったところでふと思いつき、おととい読んだ山口二郎さんの『戦後政治の崩壊 デモクラシーはどこへゆくか』(岩波新書)から行政の無謬性に関する記述をどうぞ。
行政の無謬性という神話は結構しぶとく生き延びているようです。むろん「誰が見ても失敗、不必要だということが明らかになっても、これを誤りだと言い出すことは、その役人にとって非常に大きなリスクになる」のはたしかなことで、だからこそ私は「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」という官民合同事業において二〇〇四伊賀びと改め伊賀むし委員会の民間委員は何をしておるのかと、おまえら自分の役目というものをちゃんと弁えておるのかとくどくどくどくど堂々巡りめいて申しあげてきた次第であり、最近ではこんなことにばかりかかずらうのはもしかしたら自分が莫迦だからではないのかとの疑問さえ感じてしまう始末です。 ですからこの際、いやいやそんなことはあるまい、これはむしろひとたび彼とつきあうや「それは恐ろしい勢いで馬鹿になる」とされる薔薇十字探偵ではないけれど、相手方の莫迦がこちらに感染しただけの話なのであろうとみずからに言い聞かせておきたいと思います。 薔薇十字探偵の名が出たところでふと思いつき、『網野善彦を継ぐ。』のなかでいちばん笑えた箇所を引いておきましょうか。中沢新一さんの発言ですが。
やり方を間違えたのならやり直せばいいだけの話なのですが、無謬性という神話に蝉のようにしがみついている限り、お役人衆には間違いと心中するしか道が残されていないように思われます。むろんお役人衆がどうなろうと知ったことではないのですが、お役人衆の心中では大枚の税金が道連れになってしまいますから困った困った。 |
●7月14日(水) いや困った困った。三重県民のみなさんほんとに困ったものでがんす。むろんきのうの「知事と語ろう本音でトーク」のことなのですが、すっかり崩壊してしまったはずの行政の無謬性という神話がわが三重県においてはいまなおいきいきと息づいているようで、トークに参加した私にはそれがまざまざと実感されました。こんなことではいかんだろう。と申しますか、三重県に対してはもう何の斟酌も要らねえな、と私は思った次第です。
そもそも「知事と語ろう本音でトーク」がいったいどういうものであるかといえば、6月17日付伝言に「トークの場で偉そうなことほざいて溜飲を下げるだけで喜んでるような人間はどいつもこいつもただの嬉しがりではないか莫迦ではないかだからあんなところにツラを出す人間は信用できんというのだだからトークへの参加なんぞ真っ平ご免だというのだ誰があんな連中と同席できるか県も県だが県民も県民だなどと私はまったく思っておらず」と記しましたとおり私はまったくそんなことは思っていないのですが、少なくともこのトークとやらが県民向けのパフォーマンスであることには間違いがなく、あんなところに顔を出すのは結局のところ体制順応派と称されてしかるべき人間ばかりではないのかと疑っていたところ、意見発表者のなかにじつに懐かしい方がいらっしゃいましたので私は嬉しくなってしまいました。 どんな方かと申しますと、まず1997年12月発表の「乱歩文献打明け話」第三回には、
さらに1998年3月発表の第四回には、
としてご登場の、要するに「ろくに乱歩作品を読みもせずに乱歩を批判している」、「おたおた逃げ回って会見に応じようとしない」、「見過ごしにできない無責任かつ破廉恥な言動に及んだ」方なのですが、上記引用に「その後ようやく面談が実現した」とありますとおり私は近鉄名張駅前のとある事務所にこの方を呼び出して、僭越ながらちょっとお灸を据えてさしあげた次第です。 なんてこと書くと読者諸兄姉はいったいどんないきさつがあったのかとお思いでしょうからいささかを記しておきますと、そもそもの原因は1997年の年頭記者会見で当時の名張市長が今年は乱歩記念館を建設しますとできもしないことを思いつきで口走ったことにあります。でこの方、かりにYさんとしておきますが、Yさんはそれ以前から前市長に対して批判的でいらっしゃったらしく、当然のこととしてこの乱歩記念館構想にも反対なさいました。ただし乱歩のことはまったくご存じありませんから、上記引用にありますとおり「乱歩のことで質問があると図書館に足を運んでくださった」わけです。私がその質問に懇切丁寧にお答えしたことはいうまでもありません。 さてこのYさん、乱歩記念館がらみで前市長を批判するための文書を印刷してばらまいてくれました。文書の編集その他の実務には名張市内で発行されている地方紙のTさんという記者が全面協力し、印刷はその地方紙を発行しているIという会社が手がけたのですがそんなことはどうだってよろしい。Yさんが前市長を批判することにも私は異議は唱えません。ただし、その文書に乱歩作品に関するとんでもない誤解が記されていたとなれば話は別です。しかもその文書には当時の市長の命を受けて乱歩記念館建設に奔走する市立図書館嘱託として私まで登場しており、しかし私は図書館嘱託として日ごろから名張市に乱歩記念館は必要ない、どうしても建てたいのであれば名張市が金を出して東京に建てろと公言していたのですから、そんな莫迦なこと書かれて黙ってるわけにはまいりません。 ほかにもいろいろ承服しかねることがありましたので、私は電話帳でYさんの住所を調べ、乱歩のことで話があるから会っていただきたいと書面でお願いしたのですが、上記引用にありますとおり「おたおた逃げ回って会見に応じようとしない」。けっ、逃げ隠れできると思うか、と私はYさんが懇意にしていらっしゃったTさんという名張市議会議員の方にお願いし、近鉄名張駅前にあったTさんの事務所でYさんとの面談を実現して、それはもう温厚穏便紳士的な話し合いを進めたというのがおおよそのゆくたてです。 トークを終えてから入った喫茶店でたまたまYさんといっしょになりましたので、あらためてご挨拶申しあげた次第だったのですが、そんなこんなで「知事と語ろう本音でトーク」なんて何の意味もないパフォーマンスに過ぎませんなこりゃ、というのがきのうの結論でした。くわしいことはまたあす以降に記しますから、行政は絶対に間違いを犯しませんなどと涼しい顔しながら権力のグロテスクな本質を剥き出しにしているみなさんはしばらくおつきあいくださいな。個人的にはこれ以上莫迦の相手するのはもううんざりなのですが。 |
もしかしたらの話なのですが、私がいくら行政の無謬性といい権力のグロテスクな本質と申しあげたところで、当の関係各位にはこうした言葉の意味がご理解いただけていないのではないかと思われてきました。とはいえ、関係各位が無教養であったり不勉強であったりするのは各位それぞれの問題なのですから私には何の責任もなく、またなすべきこととてないわけなんですからとっとと先に進みましょう。 さて13日夜に名張市役所で開かれました「知事と語ろう本音でトーク」、受付で県職員の方に「事前意見送信書を送った者ですが私は果たして喋れるのでしょうか」とお訊きしますと「はい」とのことでした。「時間は」「三分です」「再質問はできますか」「はい」みたいなことでトークがスタートし、冒頭は県の新しい総合計画をテーマに知事が滔々と独演会、そのあとが事前意見送信書を提出してあった参加者による意見発表で、最初はYさん、二人目が私。なにしろ三分ですから例の「参院選イケメン対決」を思いきり端折ってまくしたて、それから知事の回答をお聞かせいただいたのですが、耳を澄ましているうちに、あ、これはあれではないか、と私には思い当たるところがありました。 あれとは何かと申しますと、いやもともとこんなことを公表する気は私にはなく、話の流れから触れざるを得なくなりましたので不本意ながら記す次第なのですが、少し前、と申しましてもあれはいつのことでしたか、とにかく少し前、暑い日、私がこの伝言板で「知事と語ろう本音でトーク」に参加する意志を明らかにし、掲示板閉鎖事件の真相を究明するためにはTさんにお出ましいただかねば、みたいなことを書きつけていたころのことだとお思いください。 ある日、上野市にある二〇〇四伊賀びと改め伊賀むし委員会の事務局から電話があり、会って話したいことがあるからきょうのうちに名張へ行く、はあさよか、と意外な展開とはなりました次第。で、名張市内の喫茶店で事務局の方とお会いして用件は何ですかとお訊きしたところ、掲示板閉鎖について事務局側の説明をまとめた一通の文書をお示しくださいました。 えらいもので、私が「知事と語ろう本音でトーク」に参加すると表明しただけで事務局側がこうした反応を見せてくださったわけなのですから、何がえらいものなんだかいまひとつよくわからないもののとにかくえらいものだと思います。そこでさっそく拝読いたしましたところ、遺憾ながら閉鎖の説明としては杜撰に過ぎ、というかなんとも苦しい言い逃れに過ぎず、また過去ログを閲覧不能にしてしまった件に関してはひとことも触れられておりませんでしたので、これではとても承服できぬ、せっかくだが受け取れぬ、もう少しちゃんとした説明をお願いしたい、と失礼ながら文書をお返しする仕儀となってしまいました。 ここでトークの会場に戻るのですが、知事の回答にはその文書をそのままなぞったような部分がありましたので、あ、これはあれではないか、と思い当たったというのが話の流れです。むろん知事の回答には文書の丸読みだけでなく知事ご自身の言葉で語られた部分もあり、しかもその部分には事務局から示された文書よりもっと露骨に、はっはーん、敵さん俺があの掲示板に投稿した文章の字句文言のことに問題を矮小化してしまうつもりだな、と頷かざるを得ないような作為が認められた次第なのですが、それはそれとして さらに話を進めますと、トークの会場で私はふと、そういえば俺は事務局の手で書き改められた文書が「知事と語ろう本音でトーク」までに示されるものと思い込んでいたのだが、結局音沙汰はなかった、あの文書はどうなったのかなと訝しく思いました。
そこで私はきのうのこと、すなわちトークから一夜明けた14日午前のことなのですが、なんだか話が前後してしまって恐縮なのですがよろしくおつきあいいただくことにして、創業昭和5年近鉄名張駅前賛急屋謹製名張名物なばり饅頭二十箇入り一ケース税込み千六百八十円也を手みやげに伊賀びと改め伊賀むし委員会事務局にお邪魔しました。いやもう事務局のみなさんにとってはじつにどうも傍迷惑な話でして。 でもって事務局でお訊きしたところ、あの文書はちょっと手を入れて委員会のオフィシャルサイトに掲載したとのことでした。私は驚いてしまいました。というのも、名張市内の喫茶店でお会いしたおりこうした説明の文書はオフィシャルサイトに掲載するべきであると申しあげたところ、事務局の方が意外そうな顔をしていらっしゃったからです。ですから私は「閉鎖に関する批判が出されているわけだからホームページでそれに応えても不思議でも何でもない」とお伝えしたのですが、こんなにあっさり聞き届けていただけるとは思っておりませんでしたし、それならそれでメールか何かで知らせてくれたってよさそうなものではないかとも思ったのですが、それはそれとして家に帰って確認してみましたところ、「当ホームページ掲示板の閉鎖について(2004年7月8日)」というページがたしかに掲載されておりました。 さてお立ち会い。事務局での話をつづけます。私は「当ホームページ掲示板の閉鎖について(2004年7月8日)」をプリントアウトした書類を頂戴し、ちょっとよろしいですかいなと、まあこの際だからお訊きできることはお訊きしておこうと考えて腰を据えました。 まず最初に質問したのは、上記ページに「本年2月に2004伊賀びと委員会として協議した結果、掲示板を当分の間停止することとし」たとあります点、これはいったい誰が協議したのかということでした。組かしら会で協議したとのご返事をいただきました。組かしら会の構成はとお訊きしますと、組のかしらと班のかしらに会長および副会長を合わせたメンバーだとのお答えでしたから、つまりは次のみなさんなわけです。
以上、オフィシャルサイト「伊賀びと委員会の紹介」のページから名簿掲載順に抜粋いたしましたが、こんなことしたらまた実名で批判しやがってとお叱りを頂戴してしまうのかしら。かしらのみなさんいかがかしら。しかしこの場合は事務局で教えていただいたことを閲覧者各位に報告しているだけの話であり、しかも上記十二人の方のお名前は「伊賀びと委員会の紹介」のページを見ればすぐに知れるわけですから、別に実名を暴露したなどといった事態ではまったくなく、これらの方のお名前をとくに批判という文脈でお読みいただく必要もないわけですけれど、とはいえ私はあの掲示板閉鎖には一貫して批判的でありつづけているわけですから、これもやっぱり批判ということになるのかしら。ただし批判ってのは実名で行われるのが当たり前なんですから、関係各位は実名の問題をぎゃあぎゃあうんぬんする前に、もしも私の批判が不当だと判断なさるのであればその点をご指摘いただくのが筋ってものだと思われます。 さて、どうやら平仄が合ってまいりました。きのうお聞きしたところでは組かしら会は毎週木曜の夜に開かれているそうなのですが、私が掲示板閉鎖に気がついて大騒ぎしたのが2月13日金曜の朝のことでしたから、おそらく2月12日夜の組かしら会で閉鎖が決定され、その場で実行に移されたということでしょう。オフィシャルサイトにはこんな説明が掲載されました。
で、明けて13日の朝、私はこの伝言板にこんなことを記しております。
きゃはは。当を得ると申しますか的を射ると申しますか、ともかくここに記した私の推測は結構真相に肉薄していたってことではないのでしょうか。きゃはは。どうも「当ホームページ掲示板の閉鎖について(2004年7月8日)」に記されたような理由で閉鎖が決められたとは見受けられない次第なのですが、かしらのみなさんいかがかしら。きゃはは。 それにしても、なんとも不様な話だなと俺は思うぞ。あんた方はどう思うかね。この場合のあんた方はどこさと申しますと上記十二人のみなさんのことなのですが、かしらだの長だの偉そうな名のつく立場の人間が十二人も集まってこのざまはいったい何なんだ。2月12日の夜に雁首揃えたあんた方の頭の中には、要するに自分たちの都合や体面のことしか存在していなかったというわけだ。住民の税金つかって自分たちが提供した言論の場をいきなり一方的に閉鎖することにどんな重大な問題があるのかなんてことにはまったく顧慮せず、掲示板の投稿者や閲覧者という他者への配慮も微塵もなく、結局はてめえたちだけ無事安穏でいられればそれでいいというのがあんた方なわけさ。なーにやってんだ愚か者ども。何がかしらだ何が長だこの不届き者ども。ちっとは恥というものを知ったらどうだ。 それにしてもなんとも不様な話だなと、俺はほんとにそう思うぞ。 |