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2月21日 財経新聞社
ベルリン映画祭:寺島しのぶさん最優秀女優賞、映画「キャタピラー」35年ぶりの快挙
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ベルリン映画祭:寺島しのぶさん最優秀女優賞、映画「キャタピラー」35年ぶりの快挙

2010年02月21日 07:40更新

 世界三大映画祭の1つ、ベルリン国際映画祭の授賞式が20日夜(日本時間21日未明)開かれ、若松孝二監督の映画、「キャタピラー」に主演した寺島しのぶさんが、最優秀女優賞(主演女優賞の銀熊賞)を受賞した。

 映画「キャタピラー」は、戦争で腕や足を失った男性とその妻を通して、戦争の悲惨さや愚かさ、人間の欲望や苦悩と悲哀を繊細で性的描写で描き、江戸川乱歩の短編小説「芋虫」を題材にした作品。

 ベルリン国際映画祭で日本女優の受賞は1964年の左幸子(今村昌平監督・にっぽん昆虫記)、75年の田中絹代(熊井啓監督・サンダカン八番娼館 望郷)に次いで3人目。

 寺島さんは歌舞伎役者の尾上菊五郎さん、女優の富司純子さんの娘、青山学院大学在学中に文学座研究所に入り、研究生時代から舞台で活躍。荒戸源次郎監督の「赤目四十八瀧心中未遂」(2003年)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などを受賞。

 
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