机上理論学会投稿論文その35


フリーエネルギー

机上理論学会投稿論文(2014.07.31)
詠み人知らず



■はじめに
昨今のエネルギー事情を踏まえ、未だ実現の目処が立っていないフリーエネルギーに目を向けてみる。
そもそも、フリーエネルギーとは何か?概要は下記の通りである。
なんとなく特徴は掴めるが、何やら得体のしれない技術分野である。

【フリーエネルギー概要】
 @入力<出力となる
 A永久的に使える
 Bタダで使える
 C宇宙的な何かすごいもの(図1a参照)
 D実用化しようとすると何故かひどい目にあう(図1b参照)


図1a.不思議と力が湧いてくるマーク


図1b.テスラコイル(1893)

■先人の足跡
フリーエネルギーの研究は、100年以上前から脈々と続けられている。ここでは、そのいくつかを振り返ってみる。

【事例1】ニコラ・テスラの発電機

 
図2a.ニコラ・テスラの発電機(1884) (参考)ゲルマニウムラジオ

図2aはニコラ・テスラのフリーエネルギー発電機である。回路的にはゲルマニウムラジオと似ているが、おそらく、宇宙の何かすごいエネルギーを受信しているものと考える。

【事例2】ヘンリー・モレイのコンバータ

 
図2b.ヘンリー・モレイのコンバータ(1939) (参考)ゲルマニウムラジオ


図2bはヘンリー・モレイのコンバータ(発電機)である。回路的にはゲルマニウムラジオと(以下略)。

【事例3】エドウィン・V・グレイのEMAモータ


図2c.エドウィン・V・グレイのEMAモータ(Edwin V. Gray US3890548A 17,June,1975)  (参考)中におやじハムスターが…?

図2cは、エドウィン・V・グレイのEMAモータである。このモータは、けして止まることはなく、動けば動くほど冷たくなるという性質を持っている。
おそらくモータの中に寒いギャグを言うおやじハムスターでも飼っているのだろう。

【事例4】映画「だまされて貰います」


図2d.映画「だまされて貰います」(1971)

図2dは1971年公開の映画「だまされて貰います」のチラシである。
作中、早川源内(演・谷啓)が「水をガソリンに変える」技術を発明した際、某国から圧力がかかるシーンがある。
石油メジャーにとって、代替エネルギーほど都合の悪いものはないのであろう。

■近年の動き
さきごろ、革新的な発明が世に発表された。井出治氏の超効率インバータである。


図3.井出治氏の超効率インバータ(特開2012-023898,2012.2.2)

「イデオサム」と聞いて、はっとされた方もおいでかと思う。
遂に真打ち登場!!本物が到来したと思われる。今後の動向に期待したい。

■なぜ実用化されないのか?
フリーエネルギーに関し、これまでに様々なアプローチがなされているのにも関わらず、なぜ未だ実用化されないのか、理由を考えてみた。

【実用化されない理由】
 @嘘・はったりだから(実際、公表されている中には怪しい物も多くある)
 A既存のビジネスモデルが崩れる(化石燃料系、原子力系に影響が出る)
 Bゴルゴムの仕業

ちなみに筆者は、AかBの説が有力と考えている。しかし、機密情報というのは隠そうとすればするほど、漏れてしまうのが世の常である。
現在、動画サイトなどで公開されているフリーエネルギー関連技術を片っ端から検証すれば、それなりのものができるのではないだろうか?

■結論
 ・本当はあるんだけど公にできない(WikiLeaksあたりから漏洩しそう)
 ・非公式だが密かに実用化されている(ソ◯ータイマー的な感じで)
 ・自重はすれど、夢を信じていればいつか…(徳永英明的な感じで)
 ・ガチョーン
 ・ビローン
 ・ムヒョー

アナタの近くに妙に持ちの良い電池はないだろうか?停電になっても動いている冷蔵庫とか…。
フリーエネルギーが公になるには、まだしばらく時間がかかりそうである。
まあ、これでも覚えながら気長に待つことにしよう。


図3.図4.正しいガチョーンのやり方
キネマ旬報社「小林信彦責任編集テレビの黄金時代」より模写

あとがき
STAP細胞同様、あるとかないとかは問題ではなく、ドジっ子、科学的検証や改良を繰り返し、人類の進歩のために貢献していくことが重要なのである。
何が言いたいかというと、下世話な了見で邪魔すんなよ。そっとしておいてくれよということである。
(本論文の内容は、第53回日本SF大会「なつこん」(2014/7/20)にて発表されました)