サクラ大戦スーパー歌謡ショウ 新編・八犬伝 レポート 2002.08.17(Sat) 1.はじめに 今年は,仕事で非常にタイトなスケジュールが入ったため, 夏休みの半分近く出社することになってしまった. とはいえ,歌謡ショウの予定だけは死守するつもりであった. この日に出社せいと言われたら, 本気で今後の身の振り方を考えようと思っていたが, 意外にすんなりと上司の許可が下りたので, 取り越し苦労で済んだのであった. 16日は17時頃に仕事を切り上げ,身支度もそこそこに一旦実家へ. 姉と合流するためである. 途中,東名阪の弥富付近で渋滞に巻き込まれる. 県道,302号線を駆使して,なんとか実家へたどり着く. 時計を見るとAM1:00を回っていた.げげ.もう17日やんか. 遅い夕食を取り,AM3:00頃就寝.うう,3時間しか寝られへん. 17日AM6:00起床.名古屋発8:20のぞみにて一路東京へ. 車中,ひたすら寝る. AM10:00頃東京着.山の手線で渋谷へ.AM10:30頃着. 青山劇場にAM11:00頃着. 2.開演前 まだ開演まで1時間近くあるのに,既にかなりの列ができている. 今年は,コスプレしている人が少ないようだ. 浴衣着た人も殆どいない. と思ったら,入口付近でアイリスとマリアを発見. 結構気合いが入っている. 近寄り難い雰囲気を醸し出していた. AM11:30頃,入場開始. なるほど. 早めに客を入れて,グッズ販売しないといけないもんね. 取り急ぎ,パンフを買いに地下の売店へ. 横山さんのエッセイ「1000日の夕食」がフライング発売されていたので 大喜びで2冊購入.1冊は実家へ置いておくことにする. 本当は写真自体,10年分以上あるらしいが, ページの都合上,3年分に抑えているらしい.すごいことだ. 継続は力ですな. 3.スーパー歌謡ショウ AM11:50頃,広井王子氏と親方登場. 毎度おなじみの前説である. 八犬伝なのに花組は7人(すみれは引退して,もういない). どうなるのかお楽しみに,とのこと. 今年は,初めての客も多いようなので, 歌謡ショウの位置付けとか,どのように見たらいいかの意識付けなど, 丁寧に説明していた.さすが,細かい配慮である. 確かに,私の後ろの席の人は,初めて来たようで, 常連の客(知り合いらしい)から,色々と説明をしてもらっていた. そういえば,私も姉をひっぱりこんだクチである. こうやって,歌謡ショウのことを広く知ってもらい, 客層が増えていくというのは,非常に良いことである. でも,最後にゲキテイがあって, 客が総立ちになって,歌ったり振付けをしたりすることを 言わなかったので, 初めての客は,最後の最後で,さぞ面食らったことであろう. 12:00開演. 第一部である. 確か,最初に第一部:60分,第二部:90分と言っていたが, 気が付いたら,第一部:75分,第二部:120分くらいかかっていた. こちらとしては,長く見られる方が嬉しいので,良いのだけど, 製作サイドとしては, 次の公演もあるので,ヒヤヒヤものだったであろう. 第一部では, アイリスが飛んだこと,これに尽きる. まさか客席にまで飛んでくるとは思わなかったので,驚いてしまった. あと,実物大の光武. これに乗って紅蘭が歌うのも素晴らしかった. あの体勢で歌うのって結構大変なんだよね. そんなことを微塵も感じさせずに歌いきる渕崎さん,さすがである. セットはかなり大掛かりであった. 帝劇の正面と内部が一体になったものは,圧巻であった. 紅蘭の発明でいろんなところから人が出てくるのは,面白かった. 第二部では, さくらのバク転があった. 補助はあったけど,それでもすごいことである. 横山さん,普段からいろんなことに果敢にチャレンジしていて, 素晴らしい限りである. 私も見習わねばならない. 生きるということは,やれる時にどこまで挑戦できるかが大切なのである. もっと強く生きねば. 米田中将の池田勝氏は背が高くて貫禄があった. 本当は,もっと前から出演していたら, 歌謡ショウの雰囲気もだいぶ変わっていたことであろう. 今後も出演されるといいんだけど. 今回,玉梓のみ,人形による操演であった. 首が飛んだりするし,こうする方が無難だよね. と姉とも話していた. 八犬伝といえば,我々の世代はNHKの人形劇である. きっと,この演出はそこから来ているのであろう. 国本武春氏の三味線も相まって,首が飛ぶシーンはとても恐かった. 大神君,今回は大活躍であった. 金碗大輔役がハマっていて,格好良かった. 姉も大絶賛であった. 千葉さん,今回はカンナとの掛け合いでギャグメーカーとして 活躍されていた. できればもっとギャグ路線を全面に出しても良かったかもしれない. 4.気になった点について ●舞台の穴  舞台の下から役者さんがずずい〜と上がって来るところ.  これが非常に危なかった.(下図※印)  何人か,落ちそうになっていた. ●ます席  こちらも落ちそうになる人が結構見受けられた.(下図☆印)  落ち着かないし,窮屈な状態で長時間座ってるのはかなり大変だったと思う.  ちなみに私はS席の後ろの方だったけど,段差がしっかりついていて,  以前のように,前の席の頭が邪魔で見えないということはなかった.  無理してます席のチケットを買わないでよかった.  舞台 ──┐    ┌── ま☆│ 舞台 │☆ま す │    │ す   席 │ ※穴 │ 席   └────┘ ということで,舞台スペースが妙に制約を受けていることで, 役者さんが,やりにくそうだなあという印象を受けた. 下手をすると人命にかかわるので,改善すべき点である. もしかしたら,開演時間が大幅にオーバーしたのって, これが要因だったのかもしれない. ●衣装  アイリスの衣装が微妙にグレードアップしていた.  くるくる回ってる時に,思った以上にめくれ上がってしまって,  恥ずかしそうにスカートを抑えている仕草がなんか可愛らしかった.  レ二の歌の時,バックのダンサーの衣装が素敵だった.  海神別荘の時は,変なのが多かったんだけど,  今回,全体的に衣装が充実していた. ●音響  今年から,生演奏がなくなった.  劇場の構造上,いたしかたないことなんだけど,かなりのハンデであった.  生演奏といえば,国本武春氏の三味線を多用していたので,  この辺でカバーしていたようだ.  途中でブルースになったりして,粋な演出である.  既に,「たっぷり!!」「名調子!!」「日本一!!」は定着していた.  それにしても,常連客なのか,絶妙なタイミングで声援が飛ぶので,  感心してしまった.  これぞまさしく,歌舞伎の世界に通じるものなのであろう.  あと,マイクが一部途切れたりしていたのが気になった.  もともと,声の通る役者さんばかりだから,  マイクなくてもそこそこ大丈夫なんだけどね. ●すみれさん  すみれが居ないのは,やはりつらいものがあった.  客席にコスプレした人が何人かいるかと思ったが,皆無だったし.  すみれファンの大半は卒業してしまったんだろうか?  織姫が妄想シーンでモノマネしてたけど,  もっと派手にやってもよかったかもしれない. ●マリアさん  振付けのタイミングが微妙に合っていなかったんだけど,  調子悪かったのかな? 5.まとめ 今回は,歌謡全集のCDを,いつになくたくさん聞いて予習しておいた. 姉にもCDを貸して,予習してもらったので, 全然分からんといったことはなかったであろう. とはいえ,寝不足のせいで,第一部では舟漕いでたけどね.(^^;;; 八犬伝,結局最後まで8人揃うことはなかった. 予想もしない人が飛入り参加するのを期待してたんだけど, ああいう展開もありかなと. ただ,もう少しはしょっても良かったような気がする. 各キャラクターの見せ場というのもあるんだろうけど, ちょっと散漫な印象を受けてしまった. まあ,この辺は次回の課題かなと. いろいろ書いたけど, 全般的に,新しい試みや製作側の意気込みは十分に感じられたので, 個人的には,満足できる内容であった. 姉は,何か物足りないと言っていたけど, それは,すみれさんがいないためであろう. この辺も,次回の課題かなと. 仕事があるので,私は次の日にはとんぼ帰りしたけど, 充実した週末を送ることができた. たくさんの力をもらったような気がする. 今後も,スーパー歌謡ショウは続くようなので, 続く限り見に行くつもりである. 今回,名曲が多かったので, 帰ってからも何回かCDを聞いた. 特に「花のように夢のように」は最高の出来である. 出演者と観客とを結ぶ糸は,これからも広く深く根付いていくのである. 今後の展開に期待したい.