自然の芸術を求めて曽爾・御杖
絵になる風景コレクションコース
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↑行きたいところをポイントするとイメージがみられるよ |
曽爾・御杖~
絵になる風景コース
行楽シーズン好きにオススメなのが、曽爾・御杖エリア。どこを見渡しても、目にとびこんでくるのはステキな景色ばかりです。
子供たちにもドラマを与えつつ、自然の神秘で一気に心をハッピーにしよう。
(1)よろい岳(曽爾村)
標高894mの鎧岳、兜岳、屏風岩の柱状節理の岩壁は、国の天然記念物に指定されています。何だかいかめしいこの名前、武者が鎧をつけた姿に見えるから…というのですが、岩がそびえる迫力は、なるほどと言う感じ。山腹あたりに3段になった柱状節理の岩壁は、鎧の胴・・・・・・かも。
(2)かぶと岳(曽爾村)
兜岳は標高920m、鎧岳のすぐ西側にそびえています。名前の由来はやはり武者の兜(かぶと)に見えるから。
岩壁には、滝がいくつか架かっていて、春にはヤマブキやいわつつじが訪れる人々の目を楽しませてくれます。
柱状節理ってなんだ?
山の岩が出ているところをよ~く見て下さい。なんだか、規則正しく岩の柱が並んでいるように見えませんか? これが柱状節理(ちゅうじょうせつり)です。
(3)屏風岩(曽爾村)
標高868m、兜岳の南西に柱状節理の巨大な岩壁が連なる屏風岩は、高さ約200m、長さ1500mのビッグサイズ。季節ごとに新緑や紅葉が彩りを添えて移ろうさまは、う~んまさしく自然の芸術!
屏風岩から住塚山・国見山へと続くハイキングコースがあります。
(4)不動の滝(御杖村)
三峰山の山腹を行く登山道沿いにあり、滝の中には不動明王がまつられています。苔むした岩に勢いよく流れ落ちる滝の音が静かな森に響きわたるさまは、実に神秘的。
しばしたたずんで耳を傾けてみたくなります。
(5)済浄坊の滝(曽爾村)
済浄坊渓谷の中にあり、昔、修行をしていた行者がここで行水し、水煙不動明王の霊を仰いだと言われる滝。秋、紅葉した木の葉が水に舞って水面に織りなす模様は格別です。
やまとの水百選に選ばれています。
(6)三峰山(御杖村)
山と言えば春の新緑、秋の紅葉・・・・・・。そして三峰山は冬もおすすめ。
山をわたる霧が寒さで木々の枝に凍りついてできた霧氷は、日の光にキラキラ輝くガラス細工のよう。木々が、山が、白く輝いてファンタジーな世界をつくりだしています。
寒い季節にしか見られない風景をぜひお楽しみあれ。ただし、寒さ対策はお忘れなく。