熱血寺尾新聞 金つなぎ

大相撲東京夏場所3日目  明日があるさ、明日がある。星は土俵に落ちている 2001年 5月15日(火) 22時25分

1勝1敗で迎えた、大相撲夏場所3日目。
本日も、国会予算委員会中継で「負けるな!真紀子・純一郎!」と熱い声援を贈った熱血寺尾記者(これは、いささかワケありで)。
テレビ桟敷に陣取って、いよいよ我らが寺尾!の勝負を迎えます。
今日の相手は、三保ヶ関部屋の肥後ノ海。前場所12日目、見事なとったりで勝ち星をもぎ取った、あの喜びを今日再び!と、寺尾コールにも、ひとしお熱がこもります。

両者。さぁ、立った。
と、テレビ画面には、無常にも我らが寺尾!が尻のほっぺに無残な土をつけ、座り込む姿が大写し。「悔しい、この姿。何としても、口惜しい」と、熱血寺尾!の声なき声が聞こえます。
8年前、新聞記者だったころ。突然のがん宣告をうけて「悔しい。いいえ、口惜しい。誠実に一生懸命生きてきた結果が、この有り様だなんて」と、うめきに似た声を上げた私。
それだから。わかる、わかります。今日のあなたの悔しさ、つらさ。
でも、でも、頑張れ寺尾!皆がついてる。 悔しさバネにあと12日。
明日(あした)があるさ、明日(あす)がある。熱血寺尾!星は土俵に落ちている。


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