熱血寺尾新聞 金つなぎ

大相撲名古屋場所 第8日目   2001年 7月15日(日) 23時13分

2001年7月半ば。折りしも世間は参院選挙。29日の投票日まで、中身分かたぬ”痛み”を核に、連日マイクがかまびすしい。
痛みといえば茶飯事の、闘病続くわれらには、日々おなじみの心の不安。同様に、リストラ風の吹きすさぶ働く諸兄姉も愛読の「熱血寺尾新聞」は、はや今場所を折り返し、勝っても負けても、我らが寺尾!免疫あげる一助なり。
38歳5ヶ月あまり。土俵に重ねる寺尾!の日々は、ひそかな努力・精進に、鍛えし体躯と心の賜物。再発・転移もリストラも、努力と精進あってこそ。熱血寺尾!に学びたい。

土俵上には、紺色まわし、キリリと締めた我らが寺尾!いつものようにさりげなく、右手を当てる左胸。熱い血潮の流れるあたり、お茶の間ファンの声援届け!
ーと、その時。一天俄かにかき曇り、とどろく雷鳴打つ雨音。天日に干した絨毯を、濡らしてならじと駆け上がり、あわてふためく寺尾記者。
やっと絨毯取り込んで、テレビの前に座ったものの、残念、霜鳥に勝ち名乗り。
熱血寺尾!悔しいなぁ。

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