季刊金つなぎ 金つなぎ

人生観・死生観

青島 幸男 (東京都知事)
金つなぎの会の皆さんの、 意欲と情熱に敬意を表します。 私も、 がんを宣告された時の不安や、 抗がん剤治療の身の置き所のない苦しさを、 今も忘れられません。 でも、 やはり 「人間万事塞翁が馬」。 これを信じて生きましょう。

大塚 邦彦 (ハウス食品社長)
やさしく、 そして強い皆様に心より敬意を表します。
しかし、 お互い、 人は時折心騒ぎや静寂に揺れるもの。 金つなぎの集いが、 きっとそれらを癒すお手伝いに、 そして、 勇気の支えになる事を願っております。

加藤  寛(慶応義塾大学名誉教授   千葉商科大学学長)
あの元気で活躍していた広野さんが、 病気だなんて信じたくない。 でも早速 「金つなぎの会」 を創ってまたまた活躍しているんですね。 人間死ぬようなことなんて一度しかないんだから、 それまでは元気に生きましょう。 (注=文中の「広野」を「あなた」に置き換えて読もう。 肩の力が抜け、 生きる喜びに心が満たされる)

功刀富世子(主 婦)
三年前、 三十七歳で子宮がんを手術。 抗がん治療を五回受けました。 通算百六十日の入院生活とこの病気から得たものは、 1)感謝する心 2)何でも話せる同病の友人 3)子供たち二人の成長−。 皆様、 病気に負けずに頑張りましょう!

小林 哲郎(国立大阪病院外科医長)
結核から、 ガンへと闘いの相手は移ってゆき、 人間の叡知をもって寿命が八十歳と延びました。 しかし、 ガンとの闘いは始まったばかりです。 あらゆる方向からの挑戦として、 会のご発展をお祈りします。

中川 紀生(日本熱供給事業協会事業部長)
広野光子さんが二つ目のがんを患ったとき、 彼女もひびの入った茶碗になってしまったと思い、 友人一同憂慮したものです。 しかし、 古来ひびの入った茶碗は長持ちすると申します。 金つなぎの会の皆さんのご発展を祈ります。

藤本統紀子 (タレント・エッセイスト)
大きな病を背負って、 なお、 強く明るく生きておられる金つなぎの会の皆さま“一病息災”でがんばって下さいませ。 「一度限りの人生だもの、 身も心もおしゃれに健やかに!」 と願いつつ、 声援を送らせていただきます。

吉本 晴彦(大阪マルビル大阪第一ホテル社長)
親友の故松園克巳ヤクルトオーナーをはじめ、 がんで倒れた経済人も多く、 がんは、 まだまだ恐い病気です。 それを金つなぎの会の皆さんは、 明るく前向きに語るという。 会費が要らないというのもまことに結構ですな。 (注=吉本さんは“浪花のケチ本さん”で知られている)



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