季刊金つなぎ 金つなぎ

ふれあいホットライン

鈴木亜紀子 (京都市、 看護学校二年生)
はじめまして。 私自身はがんではありませんが、 がんになってしまった人の気持ちや思いが知りたくて…。
私の母は看護婦で、 働きながら、 私たち四人の兄弟を育ててくれました。 その背中を見て、 この道を志した私も、 あと約二年で憧れの看護婦になります。 その時、 患者さんに喜ばれる“看護婦さん”でありたいな。

真知子 (秋田県山本郡、 乳がん)
人間は、 いつか死を迎えます。 でも、“死病”といわれたがんも、 医学の進歩で明るい未来が待っていると信じ、 頑張っています。 患者同士、 病について、 健康について、 自信をもって語りあえるような?場?を求めて、 前向きに手を取り合って生きられたら、 素晴らしいですね。

組沢せい子 (甲府市、 乳がん)
「金つなぎ」 創刊号を読みました。 とても参考になりました。 胸の傷あとは、“がんと闘って勝ち取った勲章”だなんて、 うまいこと言いますね。 これでまた、 心の中でフッフッフッとほほ笑みながら、 陽気に暮らせるでしょう。

北林正巳 (東京都杉並区、 医師)
私はがんではありませんが、 入会させて頂きたいのです。 患者さんの求めているのは、 仲間と家族です。 次の次くらいが医者でしょう。 創刊号の代金同封します。 残りは、 会の通信費等にお使いになって下さい。

青木康代 (福岡市、 乳がん)
主人は平成六年に口腔がんを、 私も七年に手術して養生中です。 夫婦しての闘病に、 当時は、 神も仏もないものか、 と嘆いたものですが、 それでも心まで病んでなるものかと、 いつも自分に言い聞かせて生きてきました。 がんを病んだことで、 得ることもあるんですね。

土倉英治 (沼津市、 大腸がん)
平成六年に手術。 余命六ヵ月と宣告されましたが、 現在も元気に生活をしています。 機関紙で同病の皆様の心情を知るのは、 心の平安に役立ちます。 拙句をひとつ…。 「生命ある身の輝いて初日の出」

横田則子 (高崎市、 子宮がん)
平成六年五月に手術。 術後の回復が思わしくなく、 再手術を受け、 今も治療中です。 前向きにプラス思考で、 と頭では分かっているのに、 一人になった時の不安感がたまりません。 そんな時、 金つなぎの会に同じ思いの方がいらっしゃると知って、 それだけでも勇気が沸いてきました。

岡本陽子 (宝塚市、 胃がん)
過去三年間に、 顔面けいれん、 卵巣腫瘍、 胃がんを患い、 どうして自分だけがこんな目にと思い、 落ち込んだり、 また気を取り直したり|の毎日です。 嘆いていても仕方がないので、 会の行事に積極的に参加するようにします。

松井繁潔 (京都市、 肝臓がん)
昨年、 NTTを退職。 その後、“寅さん”の世界にどっぷりつかっております。 七年前にがんを患いましたが、 現在は生きている実感、 感動を求め、 チャレンジ精神で日々を過ごしております。 趣味は気ままな旅と写真撮影、 人との出会いとふれあい。 「退職後我は天下の風来坊!」 です。 皆さんどうぞよろしく。

佐藤 (枚方市、 胃がん)
二十九歳のOL。 二年前に胃がんの初期といわれ、 内視鏡で切除。 ずっとお弁当持参で勤めています。 会社にも周囲にも内緒にし、 いつも胃を気にしてきたけれど、 気持ちを切り替え明るく暮らそ!

鈴木 泰 (名古屋市、 詩人)
がんをどうにか押さえ込み、 現在半病人の身。 川柳など作って心を養っています。 皆さんもいかがですか。
「くたびれて粥と笑って金つなぐ」「どん底も口笛吹けば金ラベル」「愚痴を捨て在庫あるんだ誰にでも」「しみとがん俺の勲章ワンダフル」

小阪章夫 (大阪市、 なにわことばのつどい世話人)
勤務先の健診センターでCT、 エコーの検査をしてもろたら、 肝臓に少々陰が見つかりまして…。 改めて病院で精密検査をしたら、 二センチほどの腫瘍。 小さな手術でこのがんを“攻撃”しましてな。 今は「なんの、 負けるか。 一つこれと闘ってやろう」 と決心しておりますのや。 それにしても、 「金つなぎの会新年会」 (大阪北新地・木曾路にて=写真) は、 楽しかったなぁ。

中井節子 (名張市、 主婦)
昭和五十九年に右乳がんを、 十年後に左乳がんを、 それぞれ手術。 その後コバルト照射を三十三回受けて、 現在はとても元気。 一度かぎりの人生、 光風会に所属して趣味の洋画を楽しんでおります。 今ですか?百号 (ふすま二枚分) の母子像を仕上げて光風会展 (東京上野、 国立美術館) に出展する予定なんですよ。

河原 裕子 (大阪市、 卵巣がん)
カゼで内科を受診した折、 腹水がたまっているのでは?といわれ、 婦人科へ。 入院中、 金つなぎの会報を見せてもらい、 辛いのは自分だけではないと分かりました。 生きる勇気をありがとう。

あき (大阪市、 骨肉腫ほか)
肺へ転移が見つかって、 来週入院・手術と決定―。 and抗がん治療もあるみたい。 ああ、 またハゲぼうず!ガックリ…。 でも、 前向きに闘っていくしかないので、 ガンバロウと思ってま〜す!!
※返事=わかった。 がんは、 やっぱり若くて別嬪さんのあなたを好きなんや!強いあきさん、 負けないあきさん。 ステキだよ。

大島光子 (新潟県西蒲原郡、 乳がん)
今、 午前五時。 私の絵 (眠れない夜の、 時計と自分の手) を送ります。 お願い、 励ましのエールを下さい。
※返事=腕の痛みに負けず、 自らの手を写生する気力に感動。 その気力でご一緒に頑張りましょう!。 “今日から良くなる、 だんだん良くなる、 ますます良くなる”と信じて。



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