ジュンイチくんの困ったちゃん

今週の困ったちゃん大賞は
ジュンイチくんに決定!


最近のジュンイチは、ヒトをダッチジュゴンがわりにしようとしている。
困ったジュゴンになっている。
困るだけじゃない、実はとても危険なのだ。
できれば、潜水しての飼育係体験は、ジュンイチでやってもらいたいとさえ思う毎日である。

青色:ジュンイチ
ピンク:女性スタッフ
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「あ〜ああ・・・、セレナとはもう何日会っていないのだろう。 こんなにオスの血がみなぎってるのに。
しゃあないなあ、今日もダッチジュゴンのお世話になるか・・・。」

今日もジュンイチは、来館20年を記念して新調してもらったピカピカのダッチと遊び始めた。

そこに、潜水掃除の女性スタッフがやって来た!

「あれ、なんかいつもより色っぽいぞ、このお姉さん。ボクといいことしてくんないだろうか・・・?」

じっと女性スタッフを見つめるジュンイチ。
すでに理性を失いかけている。

うしろからそっと忍び寄るジュンイチの目は、スタッフのタンクを狙っている。

「ああ、なんかこの銀色を見ていると、体が勝手に反応しちゃうんだな。もうだめ」

「お、お姉さん! ずっと前から、お姉さんのこと・・・」

タンクを抱え込むジュンイチ

「キャッ! なにすんのよ!」

ジュンイチはエスカレートして、牙で首筋をネッキングしようとする。

「はなせー! このセクハラジュゴン!」

「ていやー!」
おみごと!
重くて力の強いジュンイチに対して、必死の攻防の末、スタッフの一本背負いが見事に決まる。

しかし、ジュンイチはあきらめない。
再び、襲いかかる。
となりのプールでは、セレナの運動係体験で、どこかの女の子がセレナと遊んでいるのだ。
「ボクだっていいことしたい!」

あろうことか、ジュンイチは、ついに女性のお股に右手を突っ込んで、がしっと抱えてしまったのだった。
まったく離そうとはしない。
こんなとき、スタッフはジュゴンの嫌がる鼻面攻撃しかない。

「ど〜おりゃあ〜! キーック!」

ジュンイチの抱擁から逃げた彼女は、キックで撃退。
この日、もう一人の女性は、ジュンイチに、口からレギュレーターをはずされてしまったのだった。

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