昭和38年 1963
1962 江戸川乱歩著書目録 乱歩文献データブック ▲江戸川乱歩年譜集成 1964
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1月
2月
3月
あとがき(15)
『江戸川乱歩全集16』桃源社 5日

白家太郎から多岐川恭へ[多岐川恭のこと]
別冊宝石117号《現代推理作家シリーズ3 多岐川恭篇》16巻3号 15日

推薦文
笹沢左保『鏡のない部屋』宝石社 20日
カバーに掲載

4月
この物語を読む人に
『あばかれた秘密』世界推理小説文庫11 ポプラ社 5日
あばかれた秘密〔ハーマン・ランドン〕
翻訳(代訳)

あとがき(16)
『江戸川乱歩全集17』桃源社 15日

5月
フランシス・ロックリッジ(米)死去
日本推理作家協会会報5月号(187号)1日

新時代の文人気質?[笹沢左保のこと]
別冊宝石118号《現代推理作家シリーズ4 笹沢左保篇》16巻4号 1日
昭和37年6月の同題作品と同文

幻影の城〈鬼のひとりごと−186→218〉
産経新聞 15日→
産経新聞の岩崎武夫が『探偵小説四十年』『わが夢と真実』などをダイジェストした原稿に乱歩が加筆
6月まで三十三回
夜と昼の顔をもつ少年/夢みる小学生の恋物語/『幽霊塔』のとりこ/書斎で自分の文章を印刷/最初は政治家志望/『密室殺人』で創作/あらゆる職業を転々/処女作『二銭銅貨』で活路/すぐれた編集者を得て/『二廃人』で自信/『明智小五郎』登場/『職業作家』へ決意/同人雑誌を発刊/追いつけぬ着想/『探偵寸劇』大あたり/初めて新聞小説/筆を折り放浪の旅/六人で作家組合/『陰獣』に凄い反響/意外『蜘蛛男』の好評/虚名全国に広がる/また二年間休筆/妖気迫る書斎/少年ものへも進出/旧作の絶版相つぐ/収入なく栄養失調/『幻の女』に感動/慰霊祭に文士劇/『新青年』休刊になる/盛大、還暦祝いを受く/先祖、伊東の郷士/有能な新人続々/第四隆盛期に満足

6月
あとがき(17)
『江戸川乱歩全集18』桃源社 5日

幻影の城(完結)
産経新聞 →22日

日本推理作家協会編『1963年版推理小説年鑑1』講談社 30日

怪奇小説の第一人者
渡辺啓助『二十世紀の怪異』アサヒ芸能出版 30日
カバーに掲載

7月
推薦文
宮野村子『伝説の里 上』青樹社 10日
帯に掲載

推薦文
宮野村子『伝説の里 下』青樹社 15日
帯に掲載

あとがき(18)
『江戸川乱歩全集15』桃源社 20日

8月
あらえびす先生の人柄を語る
ディスク8月号(26巻5号)1日
談話筆記

選考経過
藤村正太『孤独なアスファルト』講談社 15日
江戸川乱歩賞選考委員会(荒正人、乱歩、大下宇陀児、木々高太郎、中島河太郎、長沼弘毅) の連名
昭和三十八年八月

9月
興趣あふれる紅はこべ
ひろば41号 小学館 28日

10月
坂口安吾・高木彬光『樹のごときもの歩く』浪速書房 15日
昭和33年6月の同題作品(『樹のごときもの歩く』)と同文。カバーにも掲載

はしがき
『彼・幻影の城』東都書房 25日
昭和三十八年十月記

この物語を読む前に
訳『紅はこべ』少年少女世界名作文学全集第三十八巻 小学館 28日
紅はこべ〔バロネス・エムスカ・オルツィ〕
翻訳(代訳)

11月
12月
城昌幸『みすてりい』桃源社 20日
昭和三十八年十一月記

掲載2004年3月5日 最終更新2006年 4月 12日 (水)