新青年

大正15・1926年

編輯後記  一記者
◆本号は予告のとほり、本誌と縁故の深い五氏の創作と飜訳を中心として編輯した。諸氏が多忙の中を割いて力作名訳を寄せられたことを感謝する。特に江戸川氏は東京へ引越し早々感冒の為病臥中を推して、他雑誌を謝絶してまで執筆された。他ならぬ本誌との深い関係を思へぱこそであらうと、原稿を持参された時には嬉し涙さへこぼれた。
初出・底本:新青年 大正15・1926年4月号(7巻5号)
掲載:2009/02/12

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