RAMPO Entry 2009
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2009年4月20日(月)

人事
第62回日本推理作家協会賞
4月17日選考
主催:日本推理作家協会
長編および連作短編集部門
道尾秀介 カラスの親指 講談社
柳広司 ジョーカー・ゲーム
 角川書店
短編部門
田中啓文 渋い夢 「ミステリーズ!」28号
曽根圭介 熱帯夜
 「野性時代」6月号
評論その他の部門
円堂都司昭 「謎」の解像度 光文社
栗原裕一郎 〈盗作〉の文学史
 新曜社

 ソースのひとつ、時事通信のウェブニュースを無断転載しておきます。
 
推理作家協会賞に道尾秀介氏ら6人

 第62回日本推理作家協会賞は17日、長編および連作短編集部門が道尾秀介氏の「カラスの親指」(講談社)と、柳広司氏の「ジョーカー・ゲーム」(角川書店)に決まった。短編部門は田中啓文氏の「渋い夢」(ミステリーズ!28号)と曽根圭介氏の「熱帯夜」(野性時代6月号)、評論その他の部門は円堂都司昭氏の「『謎』の解像度」(光文社)と栗原裕一郎氏の「〈盗作〉の文学史」(新曜社)。賞金各50万円。授賞式は5月26日、東京・新橋の第一ホテル東京で。(2009/04/17-20:32)

 
 評論その他の部門には平井隆太郎先生の『乱歩の軌跡』(東京創元社)もノミネートされていたはずで、これが受賞しなくてどうするの、と思っていたのですが、残念ながら受賞には至らず、日本推理作家協会はいったいなにを考えておるのか。ほんと、どうしたの?

 各部門の候補作、ネット上を検索しても正確なところがわかりませんでしたので、判明したら追記することにいたします。それにしても日本推理作家協会賞ってやつはまったくまあ、『子不語の夢』といい『乱歩の軌跡』といい、いったいどこに眼ェつけてやがんだこのすっとこどっこい。日本忘恩作家協会賞、とでも改称すれば?

 
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