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2009年5月7日(木)

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5月5日 朝日新聞社
赤い壁に格子戸 遊郭の風情再現 鳥羽
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赤い壁に格子戸 遊郭の風情再現 鳥羽

2009年05月05日

遊郭の名残を残す宮瀬邸=鳥羽市鳥羽2丁目

 鳥羽商工会議所は、遊郭の名残を残す「宮瀬邸」(鳥羽市鳥羽2丁目)の通りに面した壁を赤く塗って往時の雰囲気を再現し、格子戸やくぐり戸を取り付ける補修工事をした。

 宮瀬邸は、鳥羽にゆかりの小説家江戸川乱歩と親交があった風俗研究家の岩田準一の実家。昭和30年代の初めまで、「待合 津の国」の屋号で遊郭を営んでいた。周囲にも遊郭が軒を連ねていたが、現存しているのは宮瀬邸だけだという。

 補修費は200万円。同商議所は「内部まで手を入れるとかなりの予算が必要。どこまでやるべきか、市教委や市民と意見交換したい」。また、宮瀬邸へ観光客を誘導するため、遊歩道7カ所に江戸川乱歩や九鬼水軍日本丸などをモチーフにした陶板サインを埋め込み、漁具のビン玉を使ってまちをライトアップするための土台を7カ所に設置した。

 
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