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9月11日 内外タイムス社
高須基仁のメディア国士無双 田中美絵子議員は堂々とエロスを礼賛してほしい
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高須基仁のメディア国士無双 田中美絵子議員は堂々とエロスを礼賛してほしい

2009年09月11日(金曜日)

 民主党の新人、田中美絵子衆院議員(33)に、風俗ライターだった過去や、2004年公開の映画「盲獣VS一寸法師」(石井輝男監督作品)の中でバストをあらわにし、濡れ場を演じていたことなどが判明した。

 田中議員はかつて、「渋谷有栖(アリス)」のペンネームで「別冊BUBKA EX」(コアマガジン)の中で、数々のコスプレ姿で登場し体当たりでアブノーマルな性の姿をレポートしていた。当時の「別冊BUBKA EX」の岡崎編集長は「メチャメチャ真面目な人でしたよ」と証言。例え変態が取材対象者であったとしても臆することなく現場に潜入し、体当たりの取材を続けていたという。
 当時、女子大生の就職事情は最悪の氷河期だった。そんな中、田中議員はきっと「頭を下げて借金をするくらいだったら、裸一貫体当たりで自ら金を稼いだ方がはるかにいい!」と思い、過激エロ出版社の変態編集長に自らを売り込んだのであろう。
 そして、カルト映画の巨匠である石井輝男監督の遺作である「盲獣VS一寸法師」に、例え端役であったとしても出演したのは批判されることではなく、映画好きの私から言わせれば「うらやましい限り」だ。事実、映画の原作者・江戸川乱歩は、自身が「酷い変態物だ」と認めているくらいの内容。映画も究極のエロスに仕上がっている。

 2004年の公開に先だち、私は渋谷までこの映画の試写会に出向いた。多くの石井輝男ファンが集り、小さな試写室ではあったが超満員の状況であった。主役の三文小説家を演じたリリー・フランキーは、会場の中にいる私を見つけ「高須さん、この映画って高須ワールドだよね」と笑いながら私の手を握った。
 当時、小説「東京タワー」が大ブレークする直前で、まだリリー・フランキーの顔は世間的に知られていなかったが、その横にちょこんといたのが田中議員であった。私とリリー・フランキーの交わす他愛もないエロ話に目をそらすことなく、じっと耳を傾けていた。その時に彼女が出した名刺には「ライター・菊地美絵子」と書かれていた。
 私は、石井監督ら関係者3人に対し、「なんで私をキャストしてくれなかったんですか」と不満をぶつけていた。私はそのくらい、江戸川乱歩一流のエロスとスキャンダルイズムに溢れたこの映画の出来上がりに、感服をしたものだ。名作だった。
 田中議員の乳首出しと風俗ライターの前歴をとやかく言う人がいるが、私に言わせれば、田中議員はエロスに対して全く区別、差別のない女性なのだ。常々言っているが、エロスは平和の証! 平和の国・ニッポン代表の議員として、胸を張って堂々と今後もエロスを語り、礼賛してほしいと願わずにはいられない。
 再度言う。頭を下げて借金するなら、裸一貫一人で金を稼いで何が悪いのか!

 
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