学校法人立教学院創立130周年記念行事
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江戸川乱歩関連イベント全十四件
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江戸川乱歩と大衆の20世紀展
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2004年に実施される学校法人立教学院創立130周年記念行事「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」の江戸川乱歩関連イベントを抜粋して紹介します。
紹介内容は立教学院オフィシャルサイトの「記念行事年間スケジュール」のほか、「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」実行委員会(渡辺憲司委員長)の「NEWSLETTER」3号(6月1日発行)とマスコミ用報道資料(5月28日リリース)に基づいています。 2004年には三重県伊賀地方でも「江戸川乱歩関連イベント全六件」が催されますので、あわせてお知らせしておきます。 【2004年7月29日追記】「立教学院創立130周年記念行事」(7月8日発行)に基づいて「11 ● 乱歩新作落語ー圓窓、馬桜ほかー」に●と■で示した記事を追加しました。 最終更新● |
□01 ● 4月22日(木)→25日(日) |
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東京国際ブックフェア 江戸川乱歩展 | ||
●会場/東京ビッグサイト |
□02 ● 8月3日(火)→9月30日(木) |
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怪人二十面相をつかまえろ !! ー江戸川乱歩と少年探偵団ー | ||
●会場/ミステリー文学資料館(豊島区池袋3-1-2 光文社ビル) ●時間/午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで) □□□□日・月・祝日休館 ●主催/光文シエラザード文化財団 ●入館料/300円 |
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■昭和11年発表の『怪人二十面相』以来、少年探偵団の活躍は、20数年の長きにわたって少年少女を楽しませました。江戸川乱歩が創り出した、謎解きと冒険の世界にせまります。 | ||
●問い合わせ先/光文シエラザード文化財団 □□□□□□□□電話03-3986-3024 |
□03 ● 8月10日(火)→24日(火) |
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乱歩図書ブックフェア | ||
●会場・関係団体等/立教学院事業部(丸善) □□□□□□□□□□東京旭屋書店 □□□□□□□□□□大地屋書店 □□□□□□□□□□ジュンク堂書店 □□□□□□□□□□八勝堂書店ほか |
□04 ● 8月19日(土) |
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鳥羽少年探偵団の訪問 | ||
●会場/「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」会場 ●関係団体等/三重県鳥羽市 |
□05 ● 8月19日(木)→24日(火) |
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江戸川乱歩と大衆の20世紀展 | ||
●会場/東武百貨店池袋店本館10階催事場 ●時間/午前10時〜午後8時(最終日は5時) ●チケット/当日券 一般1,000円、学生800円 □□□□□□前売り券 一般800円、学生600円 □□□□□□前売り期間 5月20日〜8月18日 □□□□□□前売り券取扱所 チケットぴあ □□□□□□□□□□□□□□豊島区コミュニティ振興公社 □□□□□□□□□□□□□□立教学院事業部 *東武百貨店の展示入場券と「旧乱歩邸・土蔵公開」の入場券はセットになります。 |
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■池袋のキャンバスに隣接する旧江戸川乱歩邸と図書・資料を譲り受けた立教大学が、立教学院創立130周年を記念し、乱歩ミステリーを新たな観点から捉え直すとともに、土蔵・旧邸を特別に一般公開する。 ■本展覧会の特色としては、従来の作家と作品展の枠にとどまるのではなく、立教大学がこれまでに蓄積してきた〈大衆文化研究〉のノウハウを活用して、〈大衆〉〈20世紀〉〈都市の拡張〉〈科学の発達〉〈メディアの成長〉〈生活の近代化〉などをキーワードに、乱歩ワールドがそれらの動きといかに密接に関わり、またそれゆえに長期間にわたって幅広い層の支持を得られたことを、文学関連以外の資料も豊富に展示することで、かつてない規模で振り返る。 ■今回初めて一般公開される土蔵や旧邸、さらには愛用の品々を、乱歩のものであると同時に、20世紀の都市大衆の生活や意識を代表するものとしても捉え、そうすることで、みずからも都市大衆の一員として昭和という時代を生きた乱歩の足跡を、大衆の現代史として再構成する。 ■関東大震災直後の大正13年に建設された土蔵は、その後さまざまに手が加えられて現在に至っているが、今回、豊島区の有形指定文化財の認定にともない、かつての姿を復原するための補修工事が行われ、震災後の英知を結集した建築物であることが明らかとなり、外壁の色も関東地区では稀少の鼠漆喰であったことが判明した(今回復原)。 ■展示品としては、今回初めて本格的に詳しく一般公開される「貼雑(はりまぜ)年譜」を始めとして、未発表小説の草稿、『二銭銅貨』など著名作の草稿、自伝草稿、若き日の自製本、横溝正史ら作家達からの書簡集、そして乱歩自身の書簡の控え束などがあり、それらが従来にない規模で一般公開される。 ■会場では作家と作品関係の展示と、生活者としての乱歩、大衆の20世紀関係の展示とが有機的に配置展示され、両者の対応や関連が手に取るようにわかる構成になっている。いわば、文学と現代史とで二倍楽しめる展覧会になっている。 |
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●問い合わせ先/乱歩邸展覧会事務局 □□□□□□□□電話03-5951-4820 ●立教学院オフィシャルサイトの紹介文へ▼ |
□06 ● 8月19日(木)→24日(火) |
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旧乱歩邸・土蔵の公開 | ||
●会場/立教大学旧江戸川乱歩邸 ●時間/午前10時〜午後8時(入場は7時まで) |
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●問い合わせ先/立教大学広報課 □□□□□□□□電話03-3985-2202 □□□□□□□□立教学院総務部 □□□□□□□□電話03-3985-2753 |
□07 ● 8月21日(土) |
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読売 江戸川乱歩フォーラム | ||
●会場/立教大学タッカーホール ●時間/午後1時〜 ●主催/読売新聞東京本社 ●後援/日本推理作家協会 □□□□学校法人立教学院 ●協賛/光文社 □□□□光文シエラザード財団 ●入場料/無料 |
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第一部 立教・池袋ふくろう文芸賞発表および授賞式 □□□□(午後1時〜1時30分) 第二部 基調講演(60分) □□□□佐野洋氏 第三部 パネルディスカッション(90分) □□□□逢坂剛氏、藤原伊織氏、山崎洋子氏、山前譲氏 |
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■日本における「ミステリー文学の祖」「サブカルチャーの先駆者」として、独特の禍々しい世界を創造する一方で、「少年探偵団シリーズ」で子供向けミステリーを開拓していった江戸川乱歩。その人となりや作品世界をさまざまな角度から検証し、乱歩作品の楽しみ方を解説していくと同時に、乱歩ワールドの魅力をミステリー全般に敷衍して論じ、乱歩ファンひいてはミステリーファンの裾野を広げていきます。 | ||
●問い合わせ先/読売 江戸川乱歩プロジェクト事務局 □□□□□□□□電話03-3216-7793 ●立教学院オフィシャルサイトの紹介文へ▼ |
□08 ● 8月21日(土) |
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江戸川乱歩記念 立教・池袋ふくろう文芸賞(小説部門・漫画部門)発表 |
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●会場/立教大学タッカーホール ●時間/午後1時〜1時30分 ●関係団体等/池袋西口商店街連合会 □□□□□□□東京池袋西ロータリークラブ □□□□□□□立教大学校友会 □□□□□□□光文社 ●入場料/無料 |
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■立教学院創立130周年を記念し、「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」企画の一環として、「立教・池袋ふくろう文芸賞」を創設します。新たなる大衆文化の担い手を広く求め、プロ・アマを問わずユニークな「都市ミステリー」の短篇文芸(小説・漫画)作品を募集します。江戸川乱歩、池袋モンパルナスなど、サブカルチャーと密接に絡んだ歴史を持つ池袋はいまや、国境をこえて多くの人々が行き来する極めて21世紀的な都市となりました。過去と未来が交錯したミステリアスな出会いに満ちたこの新しい「都市」が、新しい物語のモチーフとなり、そこに暮らす若者たちが、新しい文化の創造者となることを確信します。そして都市の魅力とそこに息づく人間の生き様を描く〈都市ミステリー〉の作品こそが、新鮮かつ刺激的な都市文化を生み出す源泉となるはずです。都市生活の断面を鋭く描き、そこに息づく大衆の未来を切り拓くような作品を、またサブカルチャーの特性を活かした幅広い読者を獲得しうる作品を期待します。 | ||
【審査委員】 小説部門 審査委員長 千石英世氏(立教大学教授) □□□□□審査委員 戸川安宣氏(東京創元社編集特別顧問) □□□□□□□□□□松山巖氏(作家・評論家) 漫画部門 審査委員長 冨安敬二氏(立教大学教授) □□□□□審査委員 山村浩二氏(アニメーション作家) □□□□□□□□□□さくまあきら氏(ゲーム作家) 【締切】 2004年7月20日(当日消印有効) 【賞】 小説部門漫画部門各一名 賞金各300,000円 優秀賞(若干名) 50,000円 【応募先】 立教大学広報課「立教・池袋ふくろう文芸賞」係 【発表】 「読売 江戸川乱歩フォーラム」にて発表および授賞式を行います。また、9月22日発売の光文社「小説宝石」2004年10月号誌上にて選評を掲載します。 |
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●問い合わせ先/立教大学広報課 □□□□□□□□電話03-3985-2202 ●立教学院オフィシャルサイトの紹介文へ▼ |
□09 ● 9月4日(土)→17日(金) |
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江戸川乱歩映画祭ー乱歩とその時代ー | ||
●会場/新文芸坐(豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル三階) ●チケット/当日券 一般1,300円、学生1,200円 □□□□□□回数券(三回分)3,000円 |
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【江戸川乱歩篇】 04日(土)オープニングセレモニー 00□□□□「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」「黒蜥蜴」 05日(日)「江戸川乱歩の陰獣」「盲獣」 06日(月)「少年探偵団第一部 妖怪博士」「怪人二十面相三部作」 07日(火)「蜘蛛男」「黒蜥蜴」 08日(水)「修羅桜」「死の十字路」 09日(木)「人間椅子」「双生児」 10日(金)「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」 【乱歩とその時代】 11日(土)「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」 12日(日)「白夜の妖女」「草迷宮」 13日(月)「不連続殺人事件」「桜の森の満開の下」 14日(火)「本陣殺人事件」「八つ墓村」 15日(水)「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」 16日(木)「夢野久作の少女地獄」「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」 17日(金)「ユメノ銀河」「RAMPO 黛バージョン」 |
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●問い合わせ先/新文芸坐 □□□□□□□□電話03-3971-9422 |
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江戸川乱歩映画祭関連プログラム | ||
「盲獣 vs 一寸法師」 ●会場/テアトル池袋 ●日程/9月11日(土)〜17日(金) □□□□連日午後9時10分から上映 ●チケット/当日1,500円均一 □□□□□□毎週水曜日1,000円サービス DAY |
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●問い合わせ先/テアトル池袋 □□□□□□□□電話03-3987-4311 |
□10 ● 9月5日(日) |
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東武カルチュアスクール特別一日講習会 祖父乱歩を語る |
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●会場/立教大学太刀川記念館三階多目的ホール ●時間/午後1時〜2時30分 ●講師/平井憲太郎氏(月刊 TRAIN 編集長) ●受講料/2,625円(税込) |
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■乱歩の孫である講師が、妖しい雰囲気にあふれる作品とは全く裏腹の現実的な常識人だった江戸川乱歩の人となりを語ります。日本における推理小説の草分けの意外な一面を発見! | ||
●問い合わせ先/東武カルチュアスクール □□□□□□□□電話03-3988-4855 |
□11 ● 9月11日(土)→20日(月) |
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乱歩新作落語ー圓窓、馬桜ほかー | ||
●会場/池袋演芸場(豊島区西池袋1-23-1) ●時間/午後5時開演、9時終演 □□□□乱歩落語は中入り後(7時30分ごろから) ●チケット/前売り2,000円、当日2,700円 □□□□□□池袋演芸場、セントポールズプラザ(立教大学売店) □□□□□□などで発売予定 ●関係団体等/落語協会 |
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■プログラム(出演、演目)予定 圓窓「押絵と旅する男」(10日間通し) 馬桜「人でなしの恋」「防空壕」(5日間ずつ) 白鳥(11日−15日)、喬太郎(16日−20日)も乱歩作品に挑戦。 ほかに文楽、川柳など豊島区ゆかりの噺家や、圓歌、馬風、こん平、木久蔵、円丈、小朝らが日替わりで出演の予定。 |
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●問い合わせ先/池袋演芸場 □□□□□□□□電話03-3971-4545 |
□12 ● 9月16日(木)→17日(金) |
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江戸川乱歩ふるさと紀行 | ||
●主催/東武トラベル西東京支店 ●同行者/平井憲太郎氏(江戸川乱歩の孫) □□□□□渡辺憲司氏(立教大学教授) □□□□□添乗員 ●募集人員/40名(最小催行人員20名) ●旅行代金/56,800円 |
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【16日】 東京→名古屋→近鉄鳥羽→散策→ホテル(戸田家泊、二名一室利用) 岩田準一と乱歩・夢二館、乱歩散歩道、光岳寺、ミキモト真珠島など 【17日】 ホテル→名張市→散策→津→名古屋→東京 江戸川乱歩生誕地碑、幻影城の酒造元、名張市立図書館「乱歩コーナー」見学など |
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●問い合わせ先/東武トラベル西東京支店 □□□□□□□□電話03-3986-8511 |
□13 ● 10月30日(土) |
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乱歩公開講演会 都市大衆と乱歩ミステリーー「蜘蛛男」から「人間豹」までー |
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●会場/立教大学八号館 ●講師/藤井淑禎氏(立教大学教授) ●共催/豊島区、立教大学 ●入場料/無料 |
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●問い合わせ先/立教大学募金・渉外課 □□□□□□□□電話03-3985-2674 □□□□□□□□豊島区教育委員会生涯学習課社会教育係 □□□□□□□□電話03-3981-1189 |
□14 ● 10月31日(日) |
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江戸川乱歩研究国際シンポジウム 江戸川乱歩ー1920年代・大衆文化社会の光と影ー |
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●会場/立教大学八号館 ●時間/午後1時30分〜 ●入場料/無料 |
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■1920年代、資本主義社会が尖鋭化するとともに、大衆の欲望と消費が拡大し、日本にも都市と記号の時代が出現するに至った。探偵小説作家江戸川乱歩の登場は、そのような都市文化の急激な変貌と無縁ではない。今日、学問や教育の現場において、文学史におけるキャノン(正典)が問い直されており、人々の関心もまたかつてなかったような形でサブカルチャーに向けられつつあるといえるだろう。今回のシンポジウムは、そうした背景を踏まえて、内外の文学研究者のみならず、可能な限り、他分野からの研究者の参加を得て、探偵小説の泰斗である乱歩文学の意義を問い、幅広い視点から1920年代における大衆文化社会の具体相を明らかにしようとするものである。なお、本企画は、旧平井太郎(江戸川乱歩)邸ならびに蔵に収められていた膨大な蔵書や所蔵品が立教大学に帰属したという好環境を背景にして行なわれるものである。(使用言語/日本語) | ||
●問い合わせ先/立教大学広報課 □□□□□□□□電話03-3985-2202 □□□□□□□□立教大学総務課 □□□□□□□□電話03-3985-2753 |
□15 ● 「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」実行委員会 |
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●主催 学校法人立教学院・立教大学 |
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●後援 豊島区、読売新聞東京本社、日本推理作家協会、立教学院校友連合会 |
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●協賛 三重県名張市、三重県鳥羽市、鳥羽商工会議所、鳥羽市観光協会、豊島区コミュニティ振興公社、池袋西口商店街連合会、東京池袋西ロータリークラブ、豊島立教会、としまテレビ、光文社、光文シエラザード文化財団、至文堂、婦人之友社、紀伊國屋書店、丸善、東京旭屋書店、大地屋書店、ジュンク堂書店、八勝堂書店、新文芸坐、落語協会、池袋演芸場 |
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●協力 東武鉄道・東武百貨店 |
「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」江戸川乱歩関連イベント全十四件
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開設日
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2004年6月6日 | |
開設者
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中 相作 NAKA Shosaku | |
御意見無用
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名張人外境 | |
E-Mail
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stako@e-net.or.jp |