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4月30日 晴れのち曇り 6時10分、北俣側のルンゼより荒沢尾根に取り付く。二峰の登りの急斜面は雪が消えて、ロープは使わず。二峰を越えた残置ハーケンのあるリッジの下でロープを結ぶ。上部で雪稜に出ても、昨日の雨で雪がゆるんでロープが解けず、20m7Pのばして三峰に立つ、正午。東尾根とのギャップへは南俣側を巻き、40mの懸垂下降で北俣左俣へ。ガスにまかれ、頻発するブロック雪崩を警戒しながら右・左俣出合へ下りビバーク、14時半。 5月1日 晴れ 6時発。北稜は末端を向かって右に回り込み、6時45分取付。第一第二岩峰とも核心部は雪が消えていた。あとは主に雪稜をたどって、天狗尾根着14時半。最低コルから右俣を下り、15時半昨日のBPへ戻る。 5月2日 晴れのち曇り 6時半発。右俣を詰め、最低コルへ。北壁へは横断ルートをとる。雪が腐って悪く、蝶形岩下からスタカットで10P目にようやく正面ルンゼ下着。主稜其部を右へ巻く部分は、雪が崩れて悪かった。主稜取付正午。正面ルンゼの雪壁を80m登り、草付きを左に横断して主稜上に出る。ハイマツをこぎ、左手の雪壁を100mあまり左斜上し、いったん蝶形右稜へ出てロープを解く。あとは、ブッシュから雪稜をたどると再び主稜へ合す。17時45分終了。北峰着17時55分。北俣本谷を下り、20時大谷原着。 |
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