涸沢岳北西尾根と言いながら、その写真がない。天気が悪かったことが理由だが、何か羊頭狗肉の感がする。お詫びします。
(この尾根は、滝谷出合の避難小屋の裏側から取付く。不人気で、誰と会う事もない。急な樹林帯のラッセルと、上部で痩せた雪稜がある。西尾根より遥かに急だが、この年はロープは必要なかった。ただ、泊まり場の確保は困難で、我々も雪稜の途中で雪の斜面を切りくずしてビバークさせられた。おかげで、炊事中にガソリンコンロの分散器を雪の中に落として見失ってしまった。寝るまで、その応急手当てに費やしてしまった。KGACの冬山。参加:S、Y、T)
涸沢岳直下から西尾根を見下ろす。中央の蒲田富士から右手へ落ちるのが北西尾根。
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