槍・穂高・笠

 新穂高を起点とする奥飛騨の山々には、大学時代の自由山行('68.5〜6)を皮きりによく通った。積雪期もっとも多く入山したところといえるだろう。特にぱっとした山登りの記録はないが、積雪期の飛騨側の尾根はだいたいトレースした。ジャンダルムの飛騨尾根は、それらのなかでも変化に富んでいるので、季節を変えて何度も登った。ヨーロッパの山へ行く前のトレーニングにいいので、これからも登る機会があるだろう。

 笠・錫杖は、槍や穂高よりも遥かに入る人が少なく、のびのび山登りが楽しめる。冬の第一尾根へは3度の試みの末、山仲間と天候に恵まれ、上へ抜け出ることができた。


硫黄尾根 '73.4
好天にめぐまれた春の硫黄尾根
涸沢岳北西稜〜西穂西北尾根 '75.1
西尾根よりちょいと痩せてる西北尾根から西穂へ
南岳西南尾根〜涸沢西尾根 '79.1
目いっぱいのラッセルで南岳から北穂、涸沢岳へ
滝谷 '80.8
ガスに巻かれた滝谷行
ジャンダルム飛騨尾根 86春
1日で登り切るはずが...
冬のジャンダルム飛騨尾根 '89
冬、二度目の山行で頭へ抜ける
ジャンダルム飛騨尾根 '96.5
アルプス行きトレーニングのフィナーレはキツかった
新穂高から日帰りでどこまで行けるか?
新雪の南岳新道 '99.11
直下のカールで迷う、中岳で迷う
西穂西尾根 '00.1
風雪の西尾根は西北尾根JPまで
春の西穂西尾根 '00.5
のんびりトレーニング
秋の西穂西尾根 '00.11
新穂高から日帰りで登る
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静かな穴毛谷の概観。沢よし、尾根よし、スキーよし
錫杖岳本峰北東稜 '79.2
厳冬の3ルンゼを目指したが、雪のため転進
穴毛谷第一尾根 '80.1
豪雪の第一尾根。取付のルンゼを登っただけで撤退
第二尾根〜一の沢スキー '80.5
春の尾根から一の沢右又(の一部)スキー下降
夏の穴毛谷六の沢 '95.8
ひさしぶりの穴毛谷は人影もなく静かだった