熱血寺尾新聞 金つなぎ

古今東西 熱血寺尾新聞 2001年 5月

自助努力のがん患者会サイトに、なぜ、大相撲の新聞?しかも、横綱・大関でなく、なぜ、前頭の寺尾なの? そんな疑問をお持ちのあなた。実は私も、「今なぜ、寺尾新聞?」と自問自答しつつ、このページを作っています。
それは、今から2年前。デビュー当時の寺尾関と会って意気投合し,さっそく化粧回しを贈ったという自他共に許す熱血寺尾N社長と私の偶然の出会いに始まり、今春38歳にして幕内に還り咲いた寺尾関に「アトがない!」と直感した大病を病む私の切羽詰まった共感が矢も盾も無く彼を応援する心情をかきたて、「熱血寺尾新聞」なる個人新聞の創刊につながったのでした。
熱血N社長が招いてくださった、大相撲春場所前の井筒部屋激励会で直接寺尾関にインタビューし、彼の、真面目でひとすじで、純情で男らしい、そんなお人柄に魅せられたことも新聞創刊の大きな理由です。

寺尾常文、38歳3か月。こよなく敬愛・追慕して止まない母上をがんで見送った彼の悲しみは、同病を病み、男児2人の毋である私には、よく分かるのです。がんの縁(えにし)に結ばれた私たち。なんで、応援せずになるものか!

何によらず、”熱中・夢中”の生き方が、運命を好転させる、と私は信じています。 実際私には、抗がん闘病中に競馬の勝負に熱中して免疫力を上げた経験がありますし、ほかにもプロ野球やサッカーの試合に夢中になって、生死の境を分けた病友も多数おられます。

そんな次第で、さあ、ご一緒に「熱血寺尾!」で、免疫力を上げる試み、してみませんか。
    平成13年3月                        熱血寺尾記者こと、広野光子




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