熱血寺尾新聞 金つなぎ

大相撲東京初場所8日目   2勝6敗悔しいけれど、熱血寺尾!へこたれず   2002年 1月20日(日) 22時51分

寒さ厳しき今日は大寒。季節は暦に正直に、しんしん沁みるこの寒さ。力士は体に正直に、今日も土俵に汗散らす。

迎えて中日。明日からの、千秋楽への折り返し。今日の寺尾!は、霜鳥相手、どんな相撲を仕掛けるか?
頑張れ寺尾!我らが寺尾!決して決して、怪我するな。

両者、見合って見合って、さぁ、立った。
熱血寺尾!双手で突いて、両肩はしっと叩(はた)いたものの、若武者霜鳥、双はずにしておっつけて、勢いつけて押し出した。
若さにまかせて猪突猛進、残念寺尾!は、土俵を割った。

悔しい寺尾!残念寺尾!勝ち星を追う辛い仕事に、17歳で飛び込んだ、あの日の夢を追い続け、20と1年頑張ってきた。
がんに倒れし母上の、御霊(みたま)に誓うこの土俵。今日のところは悔しい2勝。6つの黒星並んだけれど、嘆くな寺尾!くさるな寺尾!何があってもへこたれず、高い男の志、掲げて明日に立ち向かう、あなたの背には陽光燦々!!!

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