熱血寺尾新聞 金つなぎ

大相撲東京初場所13日目   勝った!勝った!!勝ったぁ!!!4勝目。見送る花道・愛燦々!!!   2002年 1月25日(金) 22時23分

冷え込み厳しい列島の、真ん中東京国技館。熱血寺尾!いつものように、平常心で土俵に上がる。

今日の相手は、押尾川部屋・若兎馬だ。
ちょうど今から三月(みつき)前、忘れもしない昨年の東京秋場所千秋楽。熱血寺尾!左腕(ひだりかいな)の断裂と引き替え1勝もぎ取った、あの日の相手がこの若兎馬。中国古典の「三国志」、千里を走る名馬・赤兎馬(せきとば)から、その名を貰った若武者を、今日はどの技(て)
で"可愛がる”?
我らが寺尾!男の意地を、真っ赤な命のほむらをば、心に深くたぎらせて、平常心で土俵に向かう。

両者、立った!
速攻寺尾!双手突き。突っ張り、叩(はた)いて、突き落とし!「見たか、若兎馬!男の勝負。今日のこの技(て)を忘れるな」
見事な勝負のつけ方に、お茶の間ファンは大満足。リピート画面をもう一度、確かめ、にんまり、免疫力が、ぐんっと上がるを実感す。

熱血寺尾!の鮮やか白星、天界にいます母上の、喜ぶ蓮(はちす)の笑顔が重なり、見送る花道・愛燦々!!!

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