光子の日々是好日 金つなぎ

2月2日(金) 太田房江大阪府知事の激励会出席  風寒く冷え込み厳し(P:1/3)

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「あらぁ、お久しぶり。知事と一緒にお写真撮りましょう、ぜひ!」、
旧知の佐野澄子トークオフィス社長に誘われ、みんな一緒に「はい、チーズ」。
(左から、藤本孝子藤本サービス社長、佐野社長、太田知事、わたくし、井上洋文氏)


ふたりの孫と遊びたくて昨日から滞在していた堺市の長男宅をあとに、p.m.6:00、太田房江大阪府知事を励ます会出席のため、大阪に向かう。

春はすぐそこ。少しおしゃれを楽しみましょう、とスカートで出掛けてきたものの、この日の大阪は景気につられてか、「冷えっ、 寒い!」 。 で、駅からわずか徒歩10分の距離をタクシーで行く。“もったいない"よりも“体力温存"を優先するのは、大病を病んでからのひそかな心掛けだ。

会場の大阪国際会議場は、元大阪大学医学部付属病院跡地に建設され、今、浪速のシンボルのひとつに数えられる。
7年前、私はこの地で苛酷な抗がん闘病に挑んでいた。これを受け入れれば、生き延びられる、と信じて取り組んでいた。
体を揺さぶられるような嘔吐、突然の高熱、皮膚の色素沈着など、抗がん剤の副作用は今も記憶から消えることはないが、あの辛い1年半があってこそ、今日の私がここに在る。死生の感懐、ひとしおである。

会議場での励ます会に先立ち、隣室で「大阪がんばろう会」の総会が開かれた。がんばろう会、つまりは知事の後援会である。
森下洋一関西経済連合会副会長を議長に、経済・労働団体の幹部や自営業者、文化人ら見渡したところ、約50人の参加者のうち、女性は私を除いて3人のみ。尾崎公子全国商工会議所婦人部副会長(オザックス取締役)、 寺田千代乃アート引越センター社長、上村多恵子京南倉庫社長ら、そうそうたるMz.ばかりだ。
私ひとり、なんと格段にお粗末なキャリアであることよ。
「大病・難病のジャンルだったら、負けないんだけれどなぁ」と、つまらないことを考える。

1年前、太田さんを支えるこの会に「ぜひに、」とご推薦を頂いたとき、自らのキャリア不足に加え、「なんで、また、三重在住の私を?」 との疑問を抱き、お訊ねしたものだ。
結果、「大阪以外の地域から大阪を見ることも大事だから」と言われて、「なるほど納得」とお受けした経緯がある。

つづく

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