光子の日々是好日 金つなぎ

広野光子(ひろの みつこ)プロフィール
image ジャーナリスト。昭和16年生まれ。
がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会(自助努力の患者会) 代表
編集工房オフィスひろの 代表
三重県松阪市出身。専業主婦生活20年の後、奈良市消費生活相談員を経て、サンケイリビング新聞社入社。京阪版編集長、営業促進部次長、編集部次長、役員秘書などを歴任。平成6年10月、抗がん治療のため退職。

著書
「風のように炎のように〜時代を作ったMrたち」 船場経済倶楽部出版部
「私が“がん”になったとき」 イーストプレス
「きっとよくなる 必ずよくなる」 PHP研究所


image 「きっとよくなる
必ずよくなる」
著:広野光子

これは、多重がん(原発巣の異なる二つ以上のがん)を病んだ私が、五年を生き抜いた記録である。
たとえ、私のように重篤ながんを病んでも、手術・抗がん治療に代表される西洋医療とその他の医療、それに、人が本来持っている、治る力(自然治癒力・自己免疫力)を信じて闘病すれば、がんの予後を明るく楽しく生きられる、と実感できた記録である。
治る力を与えてくださった皆さまに、深く感謝しつつ…。

.

image 「体験コミック
わたしが[がん]になったとき」
原案:広野光子
プロデュース:大ぞの千恵子
英いつき:作画
吉岡翠:ストーリー

「がん」を遠ざける最高の方法! あなたの家族もこれで安心。彼女の「経験」と「反省」を活かしてください。

.

image 「風のように炎のように 時代を創ったMr.たち」
著:広野光子

広野光子さんの文章には、きびきびしたリズムがある。このリズムが一人の人物に注がれる時、読む側はその人物と一対一で話し合っている心地よさを覚える。
そして、会話体の科白の配合、大阪弁のニュアンスが明るい柔らかなものを伝えてくれる。
ただ、相手の風貌を文章で形容する時、広野さんは大袈裟に形容する癖がある。が、そこがまた広野さんの誠実さの一端かもしれないと思うと、微笑が湧いてくる。(作家 藤本義一)



TOP