AQ秘話98年9月下旬分
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1998.9.30  「流民的」   (さるさん)

地球流民さん。

> みなさんの言う「流民的」というのは、下ネタ系ばりばりって意味でしょ。

ん〜!それも、ある。 ^^;;;
しかしてその実態は、
「地球っていう生物をこよなく愛している地球流民」の独自で豊かな哲学が ふんだんに盛り込まれている。
・・・って、いうイミだったですよ? ほほほっ・。
「生きるってすごいことだよなあ〜」っていう、感動とか、わくわくしたものが
きっと流民さんには、めいっぱい詰まってるんだろうと思うんですね。 (^_^)”

たとえば、あまりにも仕事がうまくいかなくて、くたばりきってメゲてる時に、「あ゛〜、もおっっ! とっとと帰って、おいしいもの いっぱい食べよ〜!!」なんて叫んでると、「何で ”おいしいものたべよー” なの?」と訊かれ、「女性は生きることに貪欲なんです!」と答えると、アンちゃんがその横で、「おお! ”ば〜い、地球流民” って感じ☆」 o(^o^)o ”と、言ってヨロコんでる。ってな遣り取りが、うちの職場では繰り広げられてマス。

そんな ”感じ” ですかね?こんなんで、ちょっとはわかって頂けます?

それだけなんですけど。
ではまた☆
 (さる)

>「生きるってすごいことだよなあ〜」っていう、感動とか、わくわくしたものが
きっと流民さんには、めいっぱい詰まってるんだろうと思うんですね。 (^_^)”

まあそう言ってくれると格好いいんだけどね。
実際のところは、生まれてきて死ぬまでの短い時間のうちに、何か自分が生まれてきた理由を探して納得しなくちゃって、もがいているわけなんですよ・・・流民的には。

それが、「感じる>行動する>理由を付ける(哲学する)>最初に戻る」という、余分なことをしたり言ったり書いたりする原動力になっているのだと思います。

まちづくりにしても、書き物にしても、AQ秘話にしても、みんな流民ワールドって言われちゃうのは、そんな、生きているだけにはちょっと余計な世界だからかもしれません。

ってことは、みなさん、余計なことが好きな人たちってことかもね^o^
(地球流民)

1998.9.30  人魚の微熱読みました!  (MARにゃん)

 ふふふふふ。
 人魚の微熱、読みました!
 
 あんなにカラー図版たくさん使ってあるとは、予想外の驚きでした(しかもあの値段で!!)。
 中には中村さんらしい人物のウェットスーツ姿もあったし・・・。
ゴーグル(?)で顔半分以上隠れてるのが残念でした(笑)。

 誤植って、地名(アメリカ・アフリカ・アマゾンになるはずのところですよね?)はすぐにわかったのですが、もう一件はわからないし、おまけにその他に至っては、存在すらわかりませんねえ・・・。
 まあ、そんなことを気にしながら読めるような本じゃないし、内容に集中しながら読んでいれば、気づけるのは地名くらいなもんでしょう。

 ジュゴンの交尾の話では、女性ばかりが喜んで見るのに男子(生徒とかも)は恥ずかしがってすぐに立ち去ってしまうというのが意外でした。
 そーゆうものなのかなあ・・・イメージ的には、怪しいビデオとか本とか喜んで見る男性が、なぜ動物のそういうのは見たがらないの〜?ってなっちゃいますが。
 流民流の解説がついていたので、なるほどね・・・と思わされました。
 もうちょっと男性諸氏は、精進した方が良さそうですね☆

 ところで流民さん、裸族の九歳で結婚して十歳で出産するという女性の年が本来のスタンダードだったというのは、いつぐらいの時代を念頭におかれているのでしょうね?
 詳しいことは資料を見ないと何ともいえませんけど、排卵が始まったらイコール適齢期というのであれば、少なくとも戦後に関しては、九歳というところまで早まってはいないと思うのですが・・・。
 戦後どんどん女子の初潮が早くなってきているわけですが、60〜70年代の女子で小6〜中学時代ってところなので、さすがに九歳は早すぎると・・・。もっとぶっとんで縄文時代とかまでいけば、それなりにそれなりのような気もしますが。
 近年女子の初潮が早まったのは、食生活の問題とか、環境の違いがあげられていますけど、体の成熟が早まるというのは老化も早いってことだから、個人的には中学生とかで十分はないかという感じもします。
 結婚適齢期は反比例で遅くなってるのは、子孫繁栄のためには歓迎できることじゃないですが、「社会の理屈」で自分たちで責任とれないうちは行為を認めないってのは、ある程度仕方ないですよね。
 日本中に生み捨てされたお子さまであふれたら、怖いものがあるし・・・。
 ただ、行為は認めなくてもよいけど、自慰に関しては流民さんに賛成です。
 確かにスポーツごときで発散できるとすれば、相当衝動の薄い人といえるでしょう。
 もうちょっと日本の性教育は、現実に即応したものにするべきですよね!?

 それから、MARにゃんは先日NHKで沖縄の大珊瑚礁に潜るとかいう番組を見るまで、日本国内にもジュゴンが棲息しているのは知りませんでした。
 まだまだ甘かった!
 何となく、ジュゴンに興味を持って番組やら見たりするけど、心のどこかで「よその国のこと」という印象が残っていたのです。水族館は、国内にいない生き物が飼育されているのも当然(よくあること)という思いこみもあったし。
 そんな訳で、初めて見た沖縄のジュゴンは、広い海を当たり前のようにスイ〜ッと泳ぎ去って行きましたが、水族館には外国からわざわざ入手してきたジュゴンが飼育されているんだなあと思うと、不思議な感じがしました。
 (MARにゃん)

と、このメールをくれたMARにゃんは、次の日、なんと鳥羽水族館にいたのでした!
RE: ゲゲッ! MARにゃん現る!

>誤植って、地名(アメリカ・アフリカ・アマゾンになるはずのところですよね?)はすぐにわかったのですが、もう一件はわからないし、おまけにその他に至っては、存在すらわかりませんねえ・・・。

あとは、とある西暦の3桁目と、最近発見したのが、表紙の英語の綴り・・・こりゃ参った。

>裸族の九歳で結婚して十歳で出産するという女性の年が本来のスタンダードだったというのは、いつぐらいの時代を念頭におかれているのでしょうね?

もちろん、人が他の動物に近い暮らしをしていた頃です。
だから、縄文時代でも、まだ初期の農耕も無かったころの事ですね。
ただ、きっとその後でも、寿命がまだまだ短かった頃は、早熟だったのだろうと思います。

>ジュゴンの交尾の話では、女性ばかりが喜んで見るのに男子(生徒とかも)は恥ずかしがってすぐに立ち去ってしまうというのが意外でした。

くしくも、MARにゃんと一緒にジュゴンを見ていたときに、女子生徒がたくさんやってきて、今か今かと待っていましたね。
始まりそうで始まらないという感じなので、みんな期待しまくって、生徒は増えるばかりでだれもそこを立ち去ろうとしなかった・・・。
「彼女たち、交尾するってわかるのかなあ?」という私の疑問に、「そりゃあ、あの年頃の子はそういうことにすごく興味あるから・・・」とお答えになったMARにゃん先生でした。

そんな訳で、初めて会ったMARにゃんの印象は、女の子になった名探偵コナンくんという感じだったのでした。
(地球流民)

1998.9.30  IPIX   (もとこさん)

IPIX、さっそくプラグインをダウンロードして、見てみました。
ほんとに横だけでなく真上や真下まで動けるので(だから“360度パノラマ映像”なんですよね)、調子にのってぐるぐる ぐるぐるやってると、目が回ってしまう...(笑)

できるなら、水中や夜の水族館も見てみたいです。
ジュゴン水槽の水中で、セレナの正面顔(可愛い (^.^))や柵の向こうのじゅんいち(もちろん興奮している(^^;))、掃除するダイバー(若井さんがいいな)、ガラス越しのお客さん(ガラスで歪んで変な顔..)なんかが見られたらさいこーです。
 (もとこ)

IPIX、実は私もはまってしまいました。
あれって、撮影の原理はすごく簡単で、画角180度の魚眼レンズで2枚写真を撮って、それをつなぎ合わせただけ。
ただ、広角の歪みを無くしてしまうのがこのソフトの優れたところなのですね。

というわけで、これを水中で使おうと思うとかなり難しい・・・。
まず、魚眼レンズ用のハウジングが必要で、水中では画角が小さくなるから何枚も撮らなくてはならないでしょうし、水中で使える三脚も必要。
原理が簡単なだけに、仕掛けが大変。世の中ってそんなものです。

>ジュゴン水槽の水中で、セレナの正面顔(可愛い (^.^))や柵の向こうのじゅんいち(もちろん興奮している(^^;))、掃除するダイバー(若井さんがいいな)

最近でえすねえ、AQ秘話の皆さんには若井君がなかなかの人気なのですね。
やっぱり、彼のフィンガーテクニックのせいなのでしょうか・・・?

もうすぐ、超水族館の「水族館日記」で、飼育日記にフィンガー若井が登場します。
今日、超簡単HOTALLの使い方を教えてあげたところです。
(地球流民)

1998.9.28  人魚の話。   (さるさん)

そんなことで、人魚関係の話です。
まず、「ジュゴンの海」。(忘れ去られた頃に ごめんです。^^;;)
思いの他、鳥羽水関係の映像がいっぱい見られたので、その時は喜んでいたんです。が!時間が経つにつれて、番組のメッセージが読み取れずに(あんなに期待をしていたので余計に)、ショックを受けて寂しくなっちゃってました・・・。

それから、「人魚の微熱」。
せっかく予約を入れたのに、近所の本屋に入ったのは25日! なんでなの〜??
実は20日当日、この辺で一番の大型書店にいて、実物を一度は手にしていたので、まだ傷が癒えぬうちの、ダブルなショックは並大抵のものではありませんでした・・・。
そんなことで、あの台風のさなか(22日)、とうとう待ちきれずに新宿の書店まで行ってきてしまいました。(電車止まっても、翌日休みだったし・・・。)
「これを流民さんが、寝る間も惜しんで書かれたのかー。」と思いつつ、今やっとのことで読んでます。(^_^;

すっごい、イイ本ですね☆・゜
ホント、笑いをこらえながら電車の中でこそこそ読んでます。あれ、ばりばりに流民さん全開な、内容ですね? 読んでて思わず、うれしくなっちゃいました♪
せっかくなので、じっくり読ませてもらってます。読み終わりましたら、また感想メールします。例によって、いつになるか?ですけど・・・。

それでは、また。
 (さる)

アンさんとさるさん、連続メールの掟でもつくったのだろうか・・・・。

>あれ、ばりばりに流民さん全開な、内容ですね?

それって、最近ちょっと分かってきた。
みなさんの言う「流民的」というのは、下ネタ系ばりばりって意味でしょ。
まあね、動物にしてもヒトにしても、かなりの部分の行動基準が、下半身から出ているような気がしてるから・・・。
今書いているアシカの本では、「ヒトの社会の複雑さは、男が女に選ばれるためにでっち上げたものだ」なんて超新説をかましているところです。(^o^)
(地球流民)

1998.9.28  古くなってしまった、寄生虫の話です ・・・。(さるさん)

ちょっとお久しぶりです、なのかしら?
このところ、とうとう体力不足で くたばってます。
なんでかっていうと、ただでさえいろいろシンドイのに、毎日とっかえひっかえ機械(検査機器)が壊れてくれるからです。(この話すると、アンが笑いコケそうだなぁ・・・。実は私の通り名は、「機械故障誘発女」っていうんです。T_T)
単純に仕事量が増えるよりも、トラブってペース乱される方がキツいです。
結局は、精神的な負担の方がダメージが大きいんですね・・・。って。
ま、そりゃいいか。

さて。
「賞味期限切れてても、腐ってなきゃ食える」と、流民さんはおっしゃるので、保留にしていた寄生虫の話をしときますね。
寄生虫についていろいろ疑問に思ってらっしゃる様ですが、東京医科歯科大学の藤田紘一郎先生が書かれた「笑うカイチュウ」(講談社)という本に、かなりおもしろい話がいっぱい出てます。特に、アニサキスの話なんかは たっぷりね。
それから、「恋するキセイチュウ」っていう本も、おススメ。
とっても不親切ですが、この話はその辺にしときましょうね。虫嫌いのMARにゃんが嫌がるしね? 私も話がとまんなくなっちゃうし・・・。
それでも知りたい方は、個人メール下さいませ。 よろこんで お教えしますわ☆・゜

この他にも書きたいことがあるので、別にメールしますね。
それでは、また。
 (さる)

昨日は、たまたま病院に行って来たところなのです。
アニサキス取ってもらったときの、血液とかの検査の結果と、それと内視鏡でアニサキスを摘んで取ってくるまでの連続スライドショーを見せてもらいました。

自分の胃って、けっこう美味しそうで、それにちょっとばかり隠微な感じ・・・。
その胃にアニサキスが両端を食い込ませている様子(~)は、なんか気持ちよさそうで・・・。
鉗子で摘まれていく彼女に、そこはかとない、もののあはれを感じたのでした。
(地球流民)

1998.9.27 『人魚の微熱』おめでとうご ざいます。(もとこさん)

中村 元 様

『人魚の微熱』発刊、おめでとうございますっ!
はじめての、「ジュゴン」についての著書ですね。
近所(埼玉県浦和市)の本屋ではみつからず、まだ入手できていないのですが...
近いうちにかならず読ませていただきます。
読んだら、もちろん、ひとには貸さずに、購入を勧めますね(笑)

ジュゴンといえば、
先日放映された『ジュゴンの海・幻の人魚を求めて』、良かったです。
水族館のボランティア仲間の間でも好評で、またジュゴンのファンが増えました。
野生のジュゴンの群は圧巻だったし、ひとなつっこいセレナ&暴れまわるじゅんいちも可愛かったけれど、なんといっても若井さんのジュゴンに対する想いがまっすぐに伝わってきて、ついに海中でジュゴンに遭えたシーンでは思わずじーんとしてしまうような、1時間15分でした。
こんな飼育研究スタッフがいる鳥羽水族館なら、きっと近い将来、ジュゴンの赤ちゃんを見せてくれるはず!と思わせるものがありました。
全国ネットで鳥羽のジュゴンが紹介される番組が、もっとあるといいのに..!

本やテレビでジュゴンがだんだん人気者になって、二世誕生でジュゴン 大ブレーク!...になると、いいですね!

まずはとりいそぎ『人魚の微熱』発刊のお祝いまで。
では、また。
 (もとこ)

新しいAQ秘話の住民、またまた"女性"・・・しかも独身です。
といっても、もとこさんとは昔から、時々メール交換はしてたのですが・・・。

>本やテレビでジュゴンがだんだん人気者になって、二世誕生でジュゴン 大ブレーク!...になると、いいですね!

それなんです!
ジュゴンは日本にだっている、とても興味ある海獣なのに、今までほとんどのヒトが目を向けてくれなかったから、ぜひぜひみんなに知ってもらいたい。

でもほら、ジュゴンって、鯨みたいに経済的価値もないし、アシカみたいに簡単に観察もできないから、誰も研究しようととか研究費出そうなんてしない。その上ラッコみたいに圧倒的に可愛くもないから、見向いてももらえない。
海で唯一の草食哺乳動物という貴重な動物なのに、あまり興味を持ってもらえてなかった可哀想な動物なのですね。

まあ、私だって、水族館に入社したばかりの頃は「こんな変な顔で鈍くさい動物じゃ、客は来ないぞ」と内心思っていたくらいだから・・・(^^;

でも、やっぱりジュゴンの価値観が分かるというか、ヒトの価値観の異常さに気が付いてから、経済価値や可愛らしさなんてバカげた価値観で動物を見ていた自分にあきれ、それに気が付かない方々には、できるだけ分かって貰えるようにしたいと思い始めたのです。

今日も、「人魚の微熱」関係で、赤旗新聞と共同通信と朝日新聞が取材にきてくれましたが(朝日は三重県版にしか出ません)、どの記者も、本の事よりも、そんな価値観の話しや「生きることとは?」とかの流民流哲学のことについてのことに興味を持ってくれて、それぞれ2時間近くにわたる、ちょっと楽しい取材となりました。

赤旗新聞読めるのは限られた方でしょうが、共同通信の記事はいったいどんな記事になって各紙に配信されるのか、すごく楽しみです。
そういうわけで、今日はちょっと有名人になってる気分の地球流民でした。
(地球流民)

1998.9.26 鳥羽水に行きました。番外編  (アンさん)

ruminさん。
さっきメールにも書きましたが、「鳥羽水〜番外編」です。
今日は4回目で、その他に行った水族館についてお話します。

今回の旅行で鳥羽水を入れて4カ所の水族館に行ってきました。
当初は3カ所のつもりだったんですが、その場のノリで1カ所増えてしまいました。結構ハードで、家に帰って来た時にはもうぐったりでした。

何処の水族館かと言うと、「二見シーパラダイス」、「名古屋水族館」、「海遊館」です。

まずは、「二見シーパラダイス」。
ここは結構、こじんまりとした移動水族館のようなイメージでした。
始めは、スナメリの餌づけショーの時間だったので、スナメリに会いに行きました。
そのスナメリは芸?をするらしく、係の人が水槽に手を置くと、合図があるまで、そこに張りついて動かなかったです。
その間を利用して家族づれがスナメリと写真を撮ってました。

その後、アシカショーを見に行って来ました。
アシカ君たちはものすごく元気でしたね。地元の中学生の子たちが一日トレーナーとか言ってアナウンスなどのお手伝いをしてました。
それが終わると、入口に戻って最初から見始めました。
入口付近は熱帯魚やかえる。途中にアザラシ、イルカ、トドなどの海獣たち。館内に海の生き物たちがいました。

ちょっと期待していたものと違ったので、ショックが大きかったです。
前日鳥羽水を見て来ちゃったから、あまりのギャップの違いにショックを受けてしまい、さくさくと見て出てしまいました。
そのおかげで、翌日「海遊館に行こう!」っていうことになってしまったのですが・・・。

なので急きょ、その日の夕方に「名古屋港水族館」に行くことになりました。なんてハードな私たち。
「名古屋港水族館」は二見のショックをすぐに立ち直らせてくれました。
夕方に行ったので人も少なく、ゆっくり見ることができました。

エントランスは幻想的で、上から水面がライトで照らされて綺麗でした。
そこを抜けると、科学博物館のような作りで、日本の海を中心に展示してたと思います。
子供に戻った感じでいろいろと遊んできました。

その奥は、深海の魚が展示されていて、(ほとんどがパネル説明)
一番すごいと思ったのは、バーチャル水槽っていうか、3Dで深海魚を映し出してたこと。
最近の水族館はこういうのも取り入れちゃうのかぁっと思ってびっくりしました。
それから、そこにあった深海シアター「アビス」だったかな?
ディズニーランドにある「STAR TOURS」のNGって感じのやつで、ちょっと期待してたものと違ったので、ショックでした。
あっそういえば、ruminさんの本に書いてあったチョウチンアンコウの話が出てました。
深海魚ってみんな個性の強い顔、形、してますよね。
それに、まだ知られていない魚がいるかもしれないって言うし、深海魚って奥が深いですね。う〜ん。

そして、その先はドーム上になった赤道の海の水槽で、椅子があったので、しばらく休んでから、2階へ行きました。
エスカレーターの上にはカメのご先祖様?のアルケロンの化石のレプリカがぶら下がってました。
あんな大きなカメが大昔生きていたなんてびっくりです。

2階はサンゴ礁の水槽があり、隣の水槽にウミガメがいました。
そこのウミガメは3種類いて、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ。
その3種類とも、甲羅の模様で区別がつくんですね。
もちろん、ちゃんと憶えて区別がつくようになりました。
フロアーの真ん中に子ガメがぷかぷか浮いて泳いでたんですが、そこで、一つ疑問が出ました。子ガメのおなかって結構凸凹してるんですよね。甲羅の方もそうですけど、あれってやっぱり外敵から見を守るために凸凹してるんですかね?

そして、その隣のサンゴの水槽を見ている時、すごい事が起きたんです。
突然、波が発生。その波にのって大きな魚たちがサンゴ礁に入って来たんですよ。
おぉ、なんだこりゃぁっと思って見ていたら、しばらくして波がやんだら、大きな魚たちは沖(赤道の海の水槽)の方に戻って行ったんです。
一瞬の出来事だったので、思わずちょっと良いもの見せてもらったかなぁって得した気分になりました。
自然のサンゴ礁でもこのような事が見られるんですかね?

そして、エスカレータに乗って3階へ。
3階は、ウミガメの産卵場所の人工の砂浜があり、運が良ければウミガメの産卵とかも見られたかもしれないです。
隣はサンゴ礁の水槽が上から一望できるようになってて、波が起きると、沖の方は波が大きいのにサンゴ礁の所で干渉されてちゃんと波が小さくなるんですね。こんな単純が事で感動してました。

奥に進むとオーストラリアの川に住む魚たちがいました。
そこにも淡水に住むカメが2種類いて、その2匹がえらく仲が?悪くて、ブタバナガメの首にニューギニアヘビクビガメが執拗に咬みついて攻撃してました。でも変な名前ですよね。ブタバナにヘビクビだなんて。

実は解説本を見るまでこの2匹のカメ、スッポンかと思ってました。
特に、ニューギニアヘビクビガメはホント、見た目スッポンです。
これも初めて知ったんですが、オーストラリアに住む淡水魚って種類が少ないんですね。動物といい魚といい、オーストラリアはホント不思議な生き物がいる所なんだなぁっと思いました。

今ふと思い出したんですが、肺魚ってどうしてあんな難しい名前が付いてるんですかね。あれって学術名そのままなんですか?

さらに奥に進むと南極の海に住む魚とペンギンがいました。
あんまり時間もなかったのでゆっくりとは見て来なかったと思います?(またここで、さるさんサポートが入るかも?・・・。)

これも帰ってから解説本を見て疑問に思ったことが一つあるんですが、南極の魚が凍らないのは不凍タンパクのおかげだと言うことはわかったんですが、魚によってはヘモグロビン(Hb)を持たないものがいるらしいのですが、Hbって全身に酸素を送るのに大切なものじゃないですか。それがないってことは、じゃぁどうやって酸素を全身に送ってるんですかね。Hbにかわる物質があるのでしょうか?

「名古屋港水族館」はなかなかよかったので、今度じっくり時間を作って見に来たいと思いました。
なにせ、行ったのが夕方6:00過ぎだったので、細かいとこまで見られなかったのでちょっと残念でした。

本当は「海遊館」の話も書こうと思ったんですが、長くなるので次回にします。今度が「鳥羽水に行きました。」最終回かな?
これで、私のお役目も終わるって感じです。ほっ。
ではでは。(^^)/~~~
 (Anne Shirley & Pon)

名古屋港水族館は、とてもいい水族館ですね。
お金も掛けられているし、羨ましいところがいくつもあります。
特に、アンさんたちがびっくりした、サンゴ礁の水槽の2階(浅いところ)部分。実は鳥羽水族館のサンゴ礁水槽の元々の計画は、あれとまったく同じことを考えていたのです。

最初は、なぜあの秘密書類が出回ってしまったんだ?と思ったけど、よく考えれば、海のことや水族館のことをよく知っている人なら、同じことを考えるのはあたりまえでした。(^^;

>子ガメのおなかって結構凸凹してるんですよね。甲羅の方もそうですけど、あれってやっぱり外敵から見を守るために凸凹してるんですかね?

武器ってわけじゃないでしょうね。でも凸の部分に骨が入っているのと、凸凹によって強度が付くから、より強いシェルターにするためという意味では、身を守るためといっていいのかもしれません。

>魚によってはヘモグロビン(Hb)を持たないものがいるらしいのですが、Hbって全身に酸素を送るのに大切なものじゃないですか。それがないってことは、じゃぁどうやって酸素を全身に送ってるんですかね。Hbにかわる物質があるのでしょうか?

思いっきりわからないことを私に聞かないで下さい。弱るではないですかあ。
不凍蛋白まではよく知られていることだけど、ヘモグロビンのことまではちょっとわからんです。もちろん別のヘモフニャニャラとかいうのがあるのでしょうけどね。
名古屋港AQの機関誌のバックナンバーを調べればきっと載っていると思うので、このこと憶えていたら、また調べて書き込みます。
(たぶん、いつものように忘れてしまうでしょうが・・・いいかげんなAQ秘話です)
(地球流民)

1998.9.26  「人魚の微熱」発売おめでとうです。 (アンさん)

こんばんは ruminさん。\(^。^)/

遅くなりましたが、「人魚の微熱」発売おめでとうございます。
のすけさんとジュディーさんはすでに買ったんですね。
しかも、オフ会までしてしまって、羨ましいです。
私も最初4人で会った時は、どきどきもので、いざ話してみると全然違和感なかったから不思議です。

私は昨日、さるさんから本を頂きました。
まだ途中までしか読んでないんですが、おもしろすぎです。
電車の中で読んでるので、笑いをこらえるのに必死です。
それと、60ページ目位にあるジュゴンの写真。超かわいいです。(^^)
3枚載ってて、特に真ん中と下のどアップの写真がも〜最高。
ず〜っと見てると、逆にジュゴンに見つめられてるみたいで何だか恥ずかしくなっちゃいました。(*^。^*)

思っていた以上に良い本だったので、のすけさんがすぐ読んじゃった理由がよ〜く解ります。
私は読むスピードが遅いので、あと2、3日かかると思います。
全部読んだらまた感想なんか書こうかなぁっと思ってます。

とりあえず、まだこの間の旅行の話が終わってないので、それを片づけなくちゃと思ってます。
ちなみに、今日「鳥羽水〜番外編」を送らせてもらいました。
ではまた。
 (Anne Shirley & Pon)

(地球流民)

1998.9.25 もっと努力   (セツさん)

祈ることはしますよ、私の場合は困ったときの神頼みです。
やはり努力は大切ですよね、ときどき「もうイヤだ」と逃げてしまうときもあるのでもっと私は、努力しなければいけないです。

今回は大きな問題ではなかったので、気持ちの切り替えは早いです。
それにしても20年前のことをくよくよするのですか、ちょっと信じられないです。

>常に満足していることが、一番素敵な生き方だと思うものね。
満足する生き方していきたいです。

話は全然かわりますが台風すごかったですね。
鳥羽や関西方面のジュディーさん、のすけさん大丈夫かなと思っていました。
あんな風と雨を実際に見たのは初めてで、うちの屋根が飛んでいってしまうかと心配でした。
でも台風が過ぎたあとの空は、星がきれいに見えるから楽しみと期待していたのですが曇りでした。
今の時期は木星がよーく見えますよ。

あんな天気の日には水族館に来るお客さまはいるのでしょうか?
それともし停電になって自家発電になると大変でしょうね。
 (セツ)

RE:台風がくると・・・     (地球流民)

そっか、そりゃ誰でも祈りますよね。
私は、祈る人は強いと思うのです。
宗教とか神とか、ヒトの心の中で生まれたものだから、結局は自分に祈っているのですよ。
祈る時には、「ありったけ頑張ります!」って自分に言っています。

>話は全然かわりますが台風すごかったですね。
>鳥羽や関西方面のジュディーさん、のすけさん大丈夫かなと思っていました。

大阪ののすけさんはどうなのか分からないけど、鳥羽や和歌山は、まああの程度の台風じゃそれほどびっくりしないのですよ。
台風には慣れているのです。
特に昭和30年代前後は、大きな台風がたくさん来たから、最大瞬間風速が50メートルを越えたり、堤防が切れたり、風で揺れる家の中でみんなで窓を押さえたり、隣の家がつぶれたり、その程度は日常茶飯事でした。

一時は両方とも、伊勢湾台風の進路に似てたので(西を掠める進路)ちょっと恐かったけど、8号は小さかったし、7号はまっすぐ日本海に向かったので、進路の地方の方には悪かったけど、助かりました。
7号が紀伊半島に上陸した頃、私は50キロほど離れたまちでの会議に出席するため、高速道路を走っていたのですが、これはやっぱり、ちょっと恐かったですねえ。
前がまったく見えなくなることもあるし、突風がいろんな方向から吹いてトラックなんか傾きながら走っていましたし、単車はトンネルの中で止まっていました。
私も、四駆2速にして70q走行。恐怖のドライブでした。
それにしても、こんな日に会議を決行するのも、それにみんな出席しているのも、すごい!

でも、台風に慣れていない地域が襲われるのは可哀想ですね。
きっと鳥羽に大雪が降るのと同じようなことなのでしょう。

だいたい、こっちでは、川のほとりに家が建っていることもまずないし、特に山間では、川よりかなり高いところにしか集落はないから、崖崩れ以外で家が流されるということも、このあたりではまずありません。
高潮の被害も、伊勢湾台風などの経験から、防波堤が何重にも作られていて、最近ではほとんど聞きません。

なんか子供の頃から「さあ来てみろ台風!」って感覚がありました。
でも最近、全然台風が来なかったので、台風が来ると興奮してしまいます。
このあたりのお父さん方は、台風が来ると、みんな突然活き活きとして、屋根に登ってみたり、金槌や針金を出して打ち付けたり結わえたりするのです。
子供のころの父親の姿がや、それを手伝ったときの興奮が蘇るのでしょうね。(^_^)
(地球流民)

1998.9.23 「人魚の微熱」ページとか・・・   (地球流民)

人魚の微熱についてのお問い合せとか、いただいちゃったので、著書の紹介コーナーに
「人魚の微熱」ページを作りました。
表紙写真とか、章立てとか、プロローグの文章そのままとかあります。
本当に出版されてるのか、いまいち信用できない方はどうぞ〜!

そのついでに、「it's伊勢・鳥羽・志摩」という季刊紙で連載している「磯ップ物語」の連載コーナーも「ESSAY」に追加。
そして、最近の本や雑誌に掲載された原稿の掲載も更新しました。

きっと、AQ秘話のみなさんは、What's new?のページなんか見てないだろうと思って、ご報告です。 
(地球流民)

1998.9.21 遊びの重要性   (マリンさん)

地球流民さん、こんにちは。

先日のレス、文化的遊びと、学習的遊びを大変興味深くよみました。
流民さんのレスに我が意を得たり!という感じです。

というのも私は昔、教育にたずさわっておりまして、つねづね勉強だけの教育に疑問をいだいておりました。
多分、私だけではなく大勢の人もそう感じているのでしょうけれども。
本来の勉強は、さまざまな知識をえてものの見方を豊かにさせるものと私は考えていますが、学校教育の勉強ではそうなっていないのが現状です。

一方で知識偏重の勉強ばかりして、子ども同士で遊ばないために思春期をむかえても満足な人間関係をむすべない人がたくさんいます。
もっと子どもどうしを遊ばせる環境をととのえてあげなくてはなりませんね。
それでは、また。
 (マリン)

今は兄弟も少なくなってきてるし、従兄弟なんていうのも遠くに住んでいて、そのうえ近所のコミュニティーもないから、なおさら社会で生きていくための学習が、学校で必要だろうにと思いますね。

動物で、幼稚園のようなものをつくったり、グループで遊ぶのは、たいていは子供を一子しか産まない種なのです。アシカとかペンギンとか・・・。
一度に多産するネコ科やイヌ科の動物は、兄弟で社会を学べるから、そんなものはいらないのですね。

で、人間はといえば、やっぱり一子で生まれる動物だから、きっと太古から社会を学ぶ幼稚園やグループスクールはあったと思います。
(地球流民)

1998.9.21 少し落ち込み   (セツさん)

こんにちは、中村さん お元気でなによりです。

>パソコンの調子が悪かったんね。
それもあるのですが、他の方に気がいってしまってメール出さなかったのです。

>セツさんこそ、元気なの?
元気なくなってしまいました、落ち込んでいます。
なかなか自分の願っているようにはいかないですね。
でも落ち込んでばかりはいられませんから、気持ちを切り替えていきま〜す。
 (セツ)

RE:落ち込んだら、祈って努力するのです。  (地球流民の場合)

私も、しょっちゅう落ち込むし、しょっちゅう何かに気を病んでたりするタイプです。
だいたい、20年も昔のことを未だに思い出して、「なんであの時・・・」なんてくよくよしてしまったりするくらい。
だから、そう簡単に気持ちの切り替えなんて出来ないのですよ。
そんなこと、誰も信用してくれないけどね。(^^;

でもそんな私にも、一つだけ対処法があります。
それは祈ること!
家にいるときは、毎朝、毎帰宅時に、神棚に手を合わせます。(神道ではないけれど)

特にきついことが多いときには、気が済むまで神棚に祈るの。
祈るって、きっと自分の何かに拠り所を見つけるということだと思うのですよ。
私の場合は時々、意識して神棚に自分の百太郎を降臨させちゃったりしてるもの。(^^v

そうやって拠り所をつくっていると、事態が悪い方向に行ったとしても、それが最終的に良い方向に向かう道だから、天がそうしてくれたんだって気分になれるというわけです。
だから、祈ることによって、安心して努力できるっていう感じね。

これって、自分にしてはけっこう良くできた理論だと思っているのですよ。
だって、実際のところ、死ぬ以外のすべてのことは、人生の通過点でしかないでしょ。
つまり、運命は運命を生んで未来をつくっていくのです。
祈って努力したおかげで、これが天命だと思うことができたら、わりといつでも満足です。

常に満足していることが、一番素敵な生き方だと思うものね。
(地球流民)

1998.9.21 寄生虫にはまったんですか? (アン・シャーリーさん)

こんばんわ ruminさん。

さるさんに聞きました。アニサキスにかかったんですって(゜○゜;)
それは、たいへんでしたね。
HPを読んでて、大変さが伝わってきちゃいました。
そうですよね、胃壁に食い込んでいくんですから、痛いってもんじゃすまないでしょうねきっと。
それでも、お粥を食べて講演に行ったruminさんっていったい・・・。
しかも寄生虫にはまったってしまっただなんて、さすがruminさん。

でも、アニサキスはまだ胃壁だけに食い込むからいいですけど、他の寄生虫で他臓器に迷走するものもあるから、怖いですよ。
まぁ、私はさるさんほど詳しくはないからなぁ?(そんなこと言ったらさるさんからブーイングがきそうですが・・・。)

実際問題、私はそっちの方のルーチンワークには入ってないので、すっかり忘れてしまってます。本当に。ちなみにマラリアの検査だけは、うちの管轄でやってます。あの検査は結構面倒なんです。

ついこの間も、アフリカに旅行に行って感染してきた患者が入ってきて、たいへんでした。
まず、血液を薄く伸ばした標本を染色液で染めて、マラリア原虫がいるかどうか調べるんです。
そこで発見したら、Drに報告、その検体を寄生虫学教室に持っていって原虫の種類と感染率を計算してもらうんです。
そして、治療中はずーっと原虫がいなくなるまで、標本を作って調べなくてはいけないんです。これが、一番たいへんなんです。

要は、原虫は赤血球の中に寄生しているので、(肝臓にも寄生しているんですが)原虫が少なくなっていくほど、隅々まで見ていかないといけないので、面倒なんです。

毎年夏になると一人二人は感染して入院してきますね。

>「寄生虫博物館」とかっていう、超マニアックというかカルトな博物館があったはずで、そこへ行ってみたくなりました。

私もまだ行ったことがないですが、学生の時だったらきっと行ってたかもしれないなぁ・・・。

ということで、くれぐれも無理しないでくださいね。
では、また。
 (アン・シャーリー)

マラリアって、面倒なのね。
蚊もただ血を吸うだけならまあ許すけど、そんな病気を媒介しちゃってくれると憎いものです。

そう言えば、日本住血吸虫症を撲滅するために、その中間宿主のミヤイリガイとかいう貝を撲滅したんですって。
ミヤイリガイって奴には、ヒトに酷いことをするつもりはなかったのだろうけど、なかなか複雑なものだなあ。
(地球流民)

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