昭和10年　●1935
▲1934　▲江戸川乱歩著書目録　▲江戸川乱歩執筆年譜　▲江戸川乱歩年譜集成　▲1936
▼1月　▼2月　▼3月　▼4月　▼5月　▼6月　▼7月　▼8月　▼9月　▼10月　▼11月　▼12月　▼不明

1月	言わでものこと──探偵小説に対する悲観的な見方について　森下雨村 新青年新年特大号（16巻1号）1日 ■『「新青年」復刻版（昭和10年合本1）』本の友社−1992／森下雨村『森下雨村探偵小説選』論創ミステリ叢書33　論創社−2008 乱歩讃　川口松太郎 ◆探偵小説四十年〈「苦楽」と川口松太郎＊〉 ■『「新青年」復刻版（昭和10年合本1）』本の友社−1992 江戸川乱歩氏の心境を聞く［名問名答合戦］　徳川夢声 ■『「新青年」復刻版（昭和10年合本1）』本の友社−1992 探偵小説講話　甲賀三郎 ぷろふいる1月号（3巻1号）1日→12月号（3巻12号） ▲▼第一講　ショート・ストーリイ→4　我国に於けるショート・ストーリイの歴史／第三講　ショート・ストーリイとしての探偵小説の作り方→2　省略法 ◆日本の探偵小説−1935／蔵の中から（五）−1937／探偵小説十五年〈「鬼の言葉」前後・その一〉−1939／内外探偵小説研究文献目録−1951／探偵小説雑誌目録−1951／探偵小説四十年〈「ぷろふいる」誌の情熱〉〈甲賀三郎の「探偵小説講話」＊〉 ドグラ・マグラ／出版記念会 読売新聞　29日 ◆探偵小説四十年〈「ドグラ・マグラ」出版記念会＊〉 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 江戸川乱歩傑作選集／此の魅力！此の興味！来れ此の傑作選集へ！〔平凡社〕 東京日日新聞　30日 ●広告 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 乱歩傑作選集／全国を悩殺する此の魅力！〔平凡社〕 掲載紙不明 ●広告 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 出た！怪奇！驚嘆！戦慄／すべき探偵小説の最高峰／江戸川乱歩傑作選集〔平凡社〕 掲載紙不明 ●広告 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲
2月	槿槿先生夢物語　横溝正史 新青年2月号（16巻2号）1日 ■『探偵小説昔話』新版横溝正史全集18　講談社−1975／『「新青年」復刻版（昭和10年合本1）』本の友社−1992／『横溝正史自伝的随筆集』角川書店−2002／横溝正史『横溝正史探偵小説選1』論創ミステリ叢書35　論創社−2008 行け、探偵小説！──僕のノオト2　三田正（西尾正） ぷろふいる2月号（3巻2号）1日 ■『西尾正探偵小説選1』論創ミステリ叢書23　論創社−2007 探偵小説にかぶれ／脅迫状を乱発／少年ギャング捕わる 国民新聞　1日 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 少年が猟奇の夢／軒並に脅迫状／探偵小説『魔術師』を実演 読売新聞　1日 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 流石は江戸川君／自ら怪奇の人となって／雑誌記者Ｗ君を感嘆さす 芸術新聞　9日 ▼古風な家の二階の八畳／畳の上へ原稿紙を ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲
3月	黎明期の思い出　春日野緑 新青年3月号（16巻4号）1日 ■幻影城11月号−1977／『「新青年」復刻版（昭和10年合本2）』本の友社−1992 ▲
4月	探偵小説一年生　木々高太郎 新青年4月号（16巻5号）1日 ■『「新青年」復刻版（昭和10年合本3）』本の友社−1992 探偵小説と恐怖小説　千葉亀雄 ■『「新青年」復刻版（昭和10年合本3）』本の友社−1992 明智小五郎のスランプ［かめんぶとうかい］　加茂川静歩 ぷろふいる4月号（3巻4号）1日 乱歩に望むことなど［PROFILE OF PROFILE］　笛色幡作 続文壇友情物語　大潟若郎 文芸通信4月号（3巻4号）1日 ▲江戸川と横溝 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 《江戸川乱歩号》 探偵文学5月号（1巻2号）探偵文学社　3日 ◆探偵小説四十年〈「探偵文学」江戸川乱歩号〉 ■『貼雑年譜』（表紙）講談社−1989／『貼雑年譜2』（表紙）東京創元社−2001 乱歩氏のこと　大下宇陀児 わが乱歩に望む　水谷準 乱歩氏の懐し味　海野十三 ■名張人外境「乱歩百物語第九話」−1999／海野十三の会編『海野十三メモリアル・ブック』海野十三の会−2000 禿山の一夜　小栗虫太郎 ■名張人外境「乱歩百物語第十話」−1999／小栗虫太郎『失楽園殺人事件』扶桑社文庫　扶桑社−2000 江戸川乱歩論　木々高太郎 ▲一、読者としての研究／二、作家としての研究 ◆探偵小説四十年〈「探偵文学」江戸川乱歩号〉 ■『木々高太郎全集6』朝日新聞社−1971／幻影城増刊号《江戸川乱歩の世界》絃映社−1975／中島河太郎編『江戸川乱歩──評論と研究』講談社−1980／新保博久・山前譲編『江戸川乱歩日本探偵小説事典』河出書房新社−1996 江戸川乱歩論──Profile of Rampo　中島親 ▼序詞／Ａ、乱歩の創作活動の母胎──一つの見方として／Ｂ、現実否定線上の乱歩〔（イ）平凡への叛旗／（ロ）幻想の飛躍……／（ハ）其の他・エトセトラ〕／Ｃ、後詞 ◆探偵小説四十年〈「探偵文学」江戸川乱歩号〉 ■幻影城増刊号《江戸川乱歩の世界》絃映社−1975／中島河太郎編『江戸川乱歩──評論と研究』講談社−1980 乱歩破像　青地流介 蚯蚓語　蘭郁二郎 ■幻影城増刊号《江戸川乱歩の世界》絃映社−1975 乱歩論ラビリンス　明石富久夫 江戸川乱歩私感　伴代因 乱歩漫筆　米山寛 江戸川乱歩　木村（毅） 『日本文学大辞典　別巻』新潮社　26日 ▼本名／生年／閲歴／著作／作風／参考 ■『日本文学大辞典7』新潮社−1937／『増補改訂日本文学大辞典別巻』新潮社−1952／『縮約日本文学大辞典』新潮社−1955 ▲
5月	本誌次号より又々乱歩先生の大傑作連載 !! ／闇の声……江戸川乱歩〔6月号〕 講談倶楽部5月号（25巻5号）1日 ●予告 ▲
6月	探偵作家独言集（6） ぷろふいる6月号 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲
7月	本格探偵小説観　海野十三 探偵文学7月号（1巻4号）1日 ■『海野十三全集別巻1』三一書房−1991 ▲
8月	乱歩恋物語り／コップ酒屋の愛娘こそ今の妻君デス／感激・志摩入りの夫妻 新愛知　27日 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲
9月	緑風随想記──江戸川氏のこと　中島親 探偵文学9月号（1巻6号）1日 日本探偵文学の再認識（2）　伊志田和郎 江戸川乱歩選／日本探偵小説傑作集〔春秋社〕 読売新聞　18日 ●広告 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 序──探偵小説発達史風に　森下雨村 江戸川乱歩編『日本探偵小説傑作集』春秋社　22日 ◆探偵小説四十年〈森下雨村に認めらる〉 ■幻影城8月号「『新青年』の思い出」−1977 江戸川乱歩 ●ルーブリック 作品目録 「陰獣」因縁話　竹中英太郎 さしえ4号　平凡社　25日 ■金子紫『竹中英太郎』湯村の杜竹中英太郎記念館−2006 ▲
10月	白蟻の記念会はいずこへ［黄色の部屋］ ぷろふいる10月号（3巻10号）1日 乱歩校正に赴く［黄色の部屋］ ヴァン・ダインズに／匹敵する日本探偵小説集／乱歩が選者とは !! 真に適材適所　森下雨村 読売新聞　11日 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 江戸川乱歩著／石榴〔柳香書院〕 掲載紙不明 ●広告 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 小酒井不木傑作集　闘争／江戸川乱歩選〔春秋社〕 掲載紙不明 ●広告 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲
11月	探偵小説の本格的興味　井上良夫 ぷろふいる11月号（3巻11号）1日 ▲デテクション側の論理的興味 ■幻影城9月号−1977／権田萬治編『教養としての殺人』蝸牛社−1979／『現代推理小説大系別巻2』講談社−1980／井上良夫『探偵小説のプロフィル』探偵クラブ　国書刊行会−1994 批評と紹介 読売新聞　9日 ▲石榴（江戸川乱歩著） ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 『日本探偵小説傑作集』推讃　田内長太郎 時事新報　25日 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 探偵小説から／生れた殺人魔／日頃耽読の『乱歩』を地でゆく／鵜野洲・大罪の告白 東京朝日新聞　23日 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲
12月	探偵作家座談会／鬼が出るか？蛇が出るか？ 掲載紙不明　8日 ●ラジオ欄 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 探偵小説の陣営〈大衆文学一年の回顧−3〉　奥村五十嵐 報知新聞　16日 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲
不明	貧乏と江戸川乱歩　本位田準一 講談倶楽部 ●口絵写真・記事 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 血に餓ゆる『陰獣』／意外中学生の仕業／耽読の探偵小説を実演へ／岐阜の“通り魔”捕る 読売新聞 ■『貼雑年譜』講談社−1989／『貼雑年譜2』東京創元社−2001 本券番　千代丸 京城情緒　京城観光協会 ■『貼雑年譜2』東京創元社−2001 ▲

掲載●2000年1月13日　最終更新●2009年 11月 24日 (火)

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