【な】
大正11年9月17日−平成5年12月10日(1922−1993)
影の訪問者
音量を絞ったマイクから飛び交う司令がきれぎれに聞えてくる。 |
- 初出 「文學界」昭和53年(1978)9月号
- 底本 『中井英夫作品集 8』平成元年(1989)10月、三一書房/p.38
- 採録 1999年10月21日
●参照 【あ】朝倉喬司「名張毒入り葡萄酒殺人事件」
大正11年− (1922− )
内乱と民衆の世紀 南北朝の内乱 内乱の展開 南軍の敗退 後醍醐は、直義ただよしのきびしい探索をかいくぐって吉野よしの潜入に成功すると、光明こうみように渡した神器しんきは偽器である、したがって光明は偽帝である、といいだし、自分こそがなお本物の神器をもつ正統の天皇だと主張した。両朝対立時代の開始である。 |
- 初出 大系日本の歴史6『内乱と民衆の世紀』昭和63年(1988)6月、小学館
- 底本 大系日本の歴史6『内乱と民衆の世紀』小学館ライブラリー、平成4年(1992)12月、小学館/p.69−71
- 採録 2001年2月14日