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三方崩山 オオノマ第一岩稜P.2正面壁 '79
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三方崩山の南面、大ノマ谷に壁があるというので、好奇心を刺激され、M会の仲間と見に行くことにした。
ほとんど頂上直下に位置する、高さ200mほどの全体的に脆い壁で、奥壁という暗い感じはなく、広々した谷に面していて、アプローチは容易。
大ノマ谷の登り
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広々した壁は、傾斜もあまりなく、ホールドも豊富で楽しく登れる。楽しいな、と気が弛んだのを山の神は見逃さなかった...
南壁の全容。どこでもルートは取れそうだ
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壁の中央部の緩傾斜帯に達した時、頂上直下のルンゼから、何やらでかいボールのようなものが飛び出したのが一瞬見えた。雪解けによる落石だ
みんなパニック状態で、ロープを解いてしまって、てんでんバラバラ、蜘蛛の子を散らすように岩陰へ逃げた。「墜落するか、落石か」の究極の判断の答えは、「落石」の方がイヤ、ということなのか、はたまたこの壁はロープは要らんということだったのか? 今でもわからん。
頂上へ抜け出ると、白山東面の大パノラマが広がった。壮観いうことなし!
1p目の登り
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