土蔵岳スキー '02.2
右又出合

 2月中旬、Kさんと雪の土蔵岳をスキーで滑る。登りのルート選定は迷ったが、土倉谷を土倉鉱山跡の先まで詰め、適当な尾根を登ることにした。出口土倉すぐ上手でスキーを履く。横山岳東峰へ上がっている土倉谷左又出合までは林道を行く。出合からは道は不明りょうになり、左岸急斜面を沢伝いに行くと、沢が急に伏流になり、谷の中央にトンネル(タテ抗)があった。今は薮におおわれているがこのあたりが鉱山跡のようだ。この先で砂防ダムとダム湖があり、なおも沢沿いにゆくと渡渉させられる。このあたりから右手の尾根をジグザグに登るが、急傾斜で大汗をかく。尾根状になれば雪も締まりはじめ、少しは楽になる。尾根を直登してゆくと、傾斜が再び急になり、板を脱いでラッセルすると、広い江美国境稜線に出た。出口土倉から5時間くらいかかった。(休んでばかりいるからねー)

右又出合

林道から三峰頂上

:土倉鉱山跡を過ぎると、谷伝いは歩きにくくなる。足がツリそう

:土倉谷右俣からの尾根。最後に急になり、板を脱がされる

頂上はまだ少し先だが、アップダウンがあるので、ここから出口土倉へ降りている尾根を滑る。上部は雪質もよく、快適だったが下るにつれて雪が腐りはじめ、谷まで高さ300m位の所からは雪も少なく板を脱いだ。
金糞岳よりも滑ることができる斜面が多いと見た。
 毎週鍛練に勤しむKさんにくらべ、下手なスキーの腕前がまた一段と落ちたことが確認できた、実によき日だった。(><)/サレワの伸縮ストックの先も失えたしね。泣きつらに蜂。来シーズンは、少し練習「でも」しなくちゃ、八の字歩行からやり直しするか、スキー禁止だな、これじゃ。(02年2月)

急な尾根を登り切ると広々した江美国境稜線に出る。土倉山頂はもうすこし北にあるが、ここから滑ることにする。やっほー。