紅ヶ岳一般路
伊賀見から見る紅ヶ岳南西面
右又出合  隣に曽爾高原があるので、紅ヶ岳の存在はあまり知られていない。道標も整備されていないので、山らしさが色濃く残された貴重な山だ。地図を読む練習にもってこいの山。ただし、残念ながら眺めはあまりよくない。タコラ谷の暗い林道を行くと、北面の蛇谷(出合い伏流)手前の植林帯が一般路取付となる。植林から尾根へ出ると二次林の雑木林となって、尾根伝いに頂上へ。薮の右手は柱状節理の岩壁帯だ。
*蛇谷上部もコースになるが、下の村の水源なので汚染要注意

北西尾根から青蓮寺川と小太郎山方面を望む

右又出合

植林帯の急登をすぎると、尾根ぞいの自然林になる。秋、冬はかろうじて回りの景色もあるが、夏はまったく眺めがない。このあたりの右手は岩壁帯になっているが、これも尾根からはわからない。左手の蛇谷をたどって、途中から笹薮を漕いでも、頂上手前のピークへ出ることができる。
すこし下ってコル状になると、尾根は不明瞭になるが、踏み跡と赤テープを目印に登ると頂上だ。

右又出合 左:たどりついた紅頂上。北東へ尾根伝いに行けば三国山から布生へ行くこともできる

右:南方曽爾高原方面。桜松峠へはこの笹薮を漕いで行く