鈴鹿 雨乞岳西面 奥ノ畑谷薮スキー
 雨乞から清水の頭にかけての稜線を滑れば面白いだろう、とフジキリ谷へ入る。前夜、夜更かししたので、Kさんと合流して千草林道入口の置車地点についたのは11時をすぎていた。今日は稜線まではどうやら無理そう。雪も想像以上に少なくなっている。アプローチの奥畑谷探索だけでもと、長い林道歩き開始。
 ツルベ谷出合をすぎてもスキーを履けない。結局、ユラバシのゴルジュを過ぎてからスキーをつけたが、すでに昼食の時間になっていた。目の前には鈴鹿らしからぬ雪原が広がる。時折陽光がうららにあたり、春の到来を告げている。しばらく雪原をシールで歩き、上の見通しが立ったところで引返す。次の機会には6時出発を目指そう!
(2月11日 曇時々晴 千草林道起点置車10:25-奥畑出合:11:15-下の雪原12.50-引返し点14:25-置車16:30)
奥ノ畑谷概念図
ユラバシを巻く
ゴルジュを過ぎ、奥ノ畑の雪原の出た時はお昼!
上の雪原。うららの日ざしである
新しい板を試すKさん、快調
NOTE:
1 ユラバシ(奥ノ畑出合ゴルジュ)の通過は

 出合下手でフジキリ谷を渡渉すれば、ゴルジュ状の急斜面を登らされる。正しくは、出合を行き過ぎ、フジキリ谷にかかる木橋をすぎ、少し行った所にある道標から右手、出合方向へ戻るようにゴルジュを巻いて入る。巻き道は陽当たりがよいので、踏み跡はよくわかる。ただしスキーは履けない。

2 奥ノ畑から南西尾根へ抜けるには 

 谷中から見通すかぎり、うまく枝谷を選べば谷伝いにスキーで行ける。ただし、山腹の斜面は急である。まとまった新雪があれば雪崩に注意する必要があるだろう。稜線へ抜ければ、素晴らしい斜面が待っているだろう。
*その後('05.3.3)踏査した結果、稜線は滑ることができないことが分かりました。深謝m(_"_)m