熱血寺尾新聞 金つなぎ

大相撲大阪春場所14日目 熱血寺尾、鬼神の負けっぷり! 2001年 3月24日(土) 22時17分

8勝5敗。うれしい勝ち越しの成績を引っさげて、吾らが寺尾関、今日も元気に土俵に上がります。
190センチ、168キロ、対戦相手は重量級の琴ノ若。ひとまわりほど大きい体に右四つ、果敢の”寄り”と、得意の技があなどれない。
もはや無心の寺尾関、いつものように塩を掴んだ右拳を左胸に当て、時間いっぱい。はっけよい!

両者立った。熱血寺尾!突っ張る、突っ張る。負けてならじ、と琴ノ若。防戦、攻勢につとめます。
吾らが寺尾は土俵際、からくも残して、まわり込む。頑張れ!寺尾、私がついてる!テレビ桟敷は大騒ぎ。

けれど、残念。いなされた。体を泳がせ、からくも残った、残った寺尾!
結局、土俵を割ることにはなったものの、われらが寺尾関、会場にさわやかな熱気を残し、颯爽、東の花道を引揚げます。熱血寺尾記者、満足の14日目でありました。

巷には、桜のたよりがちらほらと。負けて悔しい熱血寺尾!今日は鬼神の負けっぷり。(広野光子)


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