熱血寺尾新聞 金つなぎ

大相撲名古屋場所 第2日目  東の花道引揚げる、熱血寺尾!の悔しさ如何!   2001年 7月 9日(月) 23時24分

初日、濱錦を相手に勝ちを譲った悔しい寺尾! 2日目以降かくてはならじ。思いひとしお寺尾記者、愛知県体育館に駆けつける。この眼で、勝ちを見届けたい、私が行ば、きっと勝つ!

横綱・貴乃花の休場もあってか、後ろに空席の目立つ名古屋場所の2日目。2ヶ月前「来場所は、早い時間にお目にかかりましょう」と、十両での勝負を示唆した熱血寺尾!が、言葉どおりに午後3時前、十枚目(十両)の土俵入りに華を添える。
いつも見慣れた、濃紺・金文字「寺尾」と刺繍の化粧回しでなく、白地に水色の京都・大文字の送り火をあしらった、凛々しく清(すが)しい化粧回し。「寺尾!日本一!」どこかのお父さんから、絶妙の掛け声を受ける我らが寺尾!、夏場所を意識した、おしゃれ感覚がうれしいなぁ。

今日は、実弟の福薗が田代を相手に勝ちを奪って、幸先の良い滑り出し。さぁ、さぁ、お待ちかね、熱血寺尾の勝負やいかに?
お相手は、東十両筆頭の大至。182センチ、172キロの重量級、右四つ・寄り身が得意技。我らが寺尾、見合って、見合って、立った!
突っ張る寺尾!いつもの仕掛け。右に回って、おぉっと危ない、辛くもこらえて攻めにかかる。あわや、あわやと場内を、沸かせたものの残念無念。「それ行け!寺尾、頑張れ!寺尾」の声援むなしく、悔しい結果と相果てぬ。

あなたと私が悔しいよりも、東の花道引揚げる、熱血寺尾の悔しさ如何!
青房下の砂かぶり、息をこらしてシャッター切りつ、明日の勝利を祈るや、切に!

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