熱血寺尾新聞 金つなぎ

大相撲大阪春場所  5日目  熱血寺尾!牛若丸、ひらり跳んだよ鮮やかに   2002年 3月14日(木) 22時40分

大相撲春場所5日目。にっぽん全国春霞、桜だよりもチラホラと、我らが寺尾!今日の調子は如何ならむ?

呼出・吾郎に招かれて、上がる土俵の晴れ姿、今日はいつもの紺色の、締め込みキリリといなせな風情。「勝ちにいく!」との決意のあらわれ、期待を集めて四股を踏む。
蹲踞(そんきょ)の姿も美しい、我らが寺尾!凛々しい寺尾!頑張る寺尾!怪我するな。

さぁ、立会い。見合って、立った。
爽やか寺尾!突っ張り、退(ひ)いて、おっと叩(はた)いて、ひらりと跳んだ。熱血寺尾!牛若丸、宙跳ぶ姿も美しい。
勝った、勝ったよ、一瞬勝負。うれしい寺尾!の勝ち名乗り、と思ったところが、な、なんと…、意外や軍配東に上がる。今日の相手の琴龍の得意の押しを封じて跳んだ、我らが寺尾!の鮮やか勝負、行司はきちんと見届けたのか?
すかさず物言い、審判親方、全員土俵の上にて協議。手に汗握る不安のひととき。「ただいまの取り組みは…」と説明にあたる三保ヶ関親方、幕内行司・木村信孝の、差し違えにて、西方寺尾!に軍配上がる。
当たり前だよ、頑張る寺尾!俵にしっかと足裏かけて、残った、残った熱血土俵!

今日も、美味なる大和の銘酒、心ゆくまで「月うさぎ」。熱血井筒Y社長のお噂しつつ「乾杯!」「乾杯!」。
鮮やか寺尾!有難う。

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