光子の日々是好日 金つなぎ

1月6日(土)。  小雪舞う。

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「宛て名不完全」の付箋が付いて、カラフルな賀状が戻ってきた。
風水の教えに従って来福の黄色を地色に敷き、桜花爛漫の振り袖をまとった舞妓姿を配した2001年の我が年賀状である。

今年は、この舞妓姿が周囲の話題を呼んだ。
例えば、「恭子姉様の喪中と思い、年賀欠礼しました」と電話をくれた病友は「美しい舞妓さんの写真がよろしいねぇ」と続け、「えっ。あれ、広野さん?…うそっ、」と絶句された。 色白の舞妓さんは、もともと色黒おへちゃの私とは大きくイメ−ジが掛け離れているらしい。 スミマセンねぇ、お騒がせして。

そんな、うふふっ…、の年賀状。実は、私の抗がん闘病を物心両面から支え続けてくれた姉が昨年5月に亡くなっており、世間の常識に従えば、当然年賀欠礼のはずであったが、 何と言っても、今年は西暦2001年、新世紀の幕開けの年である。
また、“21世紀へのかけはし"と言いつつ実践してきた金つなぎ会の活動を集約したホ-ムペ-ジを、昨年のクリスマス・イブに立ち上げた、そのアドレスを皆様に知っていただ きたい、との思いも抜きがたい。
それより何より、諸般の事情により日ごろ金つなぎの会活動に参加できない病友の皆様に、私の元気な姿を届けて喜んでいただきたい。そして、「負けないぞっ」と、奮い立っ ていただきたい。
そんな思い入れのこもった、今年の賀状。
住井理事が整理してくださるというので、宅配便で奈良の住井さん宅に送る。

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