光子の日々是好日 金つなぎ

2月2日(金) 太田房江大阪府知事の激励会出席  風寒く冷え込み厳し(P:3/3)

H7年から8年計画で取り組む、府の健康づくり事業。ゾーン整備に総額約100億円をかけ、うち、中核となる健康科学センターの建設費に83億円。“全国ワースト3"に甘んじる平均寿命をなんとか下げ止めたいとの願いから、「生活習慣の改善」をテーマに取り組むという。

オープンは、今年7月。「具体的に府民参加が叶う施設なんですか?」と府庁に訊ねたら、
「13階建てのビルの1〜7階が、健康科学センターです。そこで、科学的・実践的な健康情報の発信や健康づくりの指導者育成、ボランティア養成などを推進し…」
「ゴメン!それ、具体的に言うてちょうだい」
「ですから、生活習慣のチェックシートなどから得たデータをコンピューターにインプットし、それを、ホームページで府民に情報発信…」
「そんなん、あかんわ。もっと具体的な、府民参加の生活習慣改善事業はありませんの?」
「それなら、その日のうちに結果が分かる“府民検診”です!」
「そう。それを、早う言うてぇな」

漫才のようなやり取りとなったが、取材を受けてくれたスタッフのHARAZONO ATSUSHIさん、真面目で仕事内容に精通した能吏と拝察した。願わくは、この事業で大阪府民の平均寿命が少しは改善されますように。

言うまでもないことだが、会員1350人の6割強が大阪府民で構成される金つなぎの会にとって、府の医療・健康行政は、大きな関心事である。
がん(など大病・難病)の大きな原因とされる悪しき生活習慣見直しに威力を発揮する、具体的な健康科学施策こそ府民に待たれています、太田知事!

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