そこで心おごった道観は、金のおおぎをサッと開いて、西の山にしずもうとする太陽を。
「返せやーい。もう一度もどせやーい。」と、さけんで、もどそうとしました。
これを見た村人たちは
「むてんぼなこと、気い狂たんやして。」と、長者のおごりたかぶりをせめました。
 -伝説-
道観長者
「お水取り」が終われば、関西に春が来る
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文 :福地龍夫
絵 :奥 和弘
協力:そみの会