西大寺駅
田原
―線(徒歩)+―線(徒歩):
昔の寄進道(※現在の全行程
徒歩の道でもある)
(極楽寺〜安部田〜笠間〜小原
〜小倉〜針ヶ別所〜田原〜鹿野
園〜東大寺)
―線(徒歩)+―線(バス):
現在の寄進道
(極楽寺〜安部田〜笠間〜小倉
〜針〜水間〜鹿野園〜東大寺)
―線:(最寄駅まで徒歩と電車)
近鉄開通ごろから昭和63年まで
の寄進道
(極楽寺〜赤目口〜八木〜西大
寺〜奈良駅〜東大寺)
鉢伏峠
小倉
極楽寺
小原
一台峠
近鉄奈良駅
水間
東大寺
鹿野園
針ヶ別所
笠間峠
針
赤目口駅
松明寄進の道
伊勢参宮が盛んになった江戸時代には、かなりのかなりの人々が奈良を経て名張を通っていたようです。
その奈良から名張への道は脇道や峰道を含めると幾筋もありますが、大別すれば大和高原を越える道と三輪から初瀬を通る2つ
の道がありました。
大和高原を越える主要道「名張越伊勢道」(「名張街道」とも称される)は奈良から伊勢への最短道でもあったので、多くの参宮道
者が利用していました。この道は鹿野園から鉢伏峠・田原・一台峠・上杣ノ川・温地・馬場・針ヶ別所・小倉・小原・峠(笠
間)から急坂を下って坂ノ下(安部田)に出るコースで、名張ではこの道を九里の「奈良道」と称し、松明寄進に使われて
いました。
「名張金石文撰(道標編)」 江戸時代の奈良から名張への道 松鹿昭二編 より抜粋しました
大和八木駅